シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

宿

うとうとして

 

ときどき

ラジオ

それから

 

痛み

たえて

 

背中の痛みも

のどから胸も

 

手足の耳の

しもやけも

痛みがきて

たえてた…

 

真夜中

何度も

お茶

飲んでしまってた…

 

ごめんね…

いっしょに飲もうねえ…って

お浄土のひとたち

ただ

おもっていた

 

寒くて

 

痛くて

 

湯たんぽのお湯をかえようかなあ

って

 

でも

もったいない

 

申し訳ないなあ

シーちゃん

って…

 

こわさ

痛み

たえてた

 

 

 

虫が

宿とするもの

には

キノコ?

カビなど胞子だろうけれど…

なにかしらの栄養が発生しているらしい

 

短命な虫やネズミにとっても

化学物質やプラスチックの害

すでに

及んでいるんだろうなあ

 

宿のプラスチック繊維を丸ごとに

食われたものたちの後始末するのに

それだけで

激しいアレルギーが起きたんだけど

 

そのときのアレルギーみたいな

体調きた

 

 

蟻が入り込んでしまった電子レンジ

捨てて

もっぱらガスで調理している

不便なこともあるんだけれど

 

この

お家

丸ごと

さまざまな生き物たちの

宿なんだろうなあ…と

 

また

来られて

また

こわいこと

起きるんだろうなあとおもわれるので

 

不便のまま

いることにした

というのか

 

もはや不便しかない生活となって

あたりまえは不便なこととなって…

 

 

 

宿

って?

ああ…って

 

パパ

それぞれの

お部屋のこと

宿

って

そう言ってたなあ

って

 

おねえちゃんの宿

俺の宿

 

そして

はじめに

お片付けしてくれ

と言われた

ママの

宿

 

片付けたなら…

 

おまいさんの宿にしろ!

って

にこにこしてたなあ

 

 

捨ててしまった大量のものたち

何段階にも試行錯誤して迷って

悩んで

 

病んで…

病むほどの大量なものたちを

捨ててきた

 

ごめんね…

ごめんなさい

くるしくて

かなしくて

どうしようもないおもいと

捨てるしかなかったのだ

 

捨てるにしても

 

うつくしく捨ててやろう

 

きちんと

うつくしく

のため

こころを

砕いて

 

こころを

こめて

 

ひとつひとつに

祈って…

 

ありがとう

祈って

捨ててきた

 

それなのに…

 

今日みたいな日には

体調か

精神か

なんにもできなくなって

いたたまれないいちにちは

 

うわっ…と

 

そのときの

ごめんなさいばかりが

なだれてくるようだなあ…

 

そうこうしていると

いつもの

もっとも

おろかの

悪の

 

生きていてならぬわたし

という

ほかに

なんとも

たとえようない

おもい

 

くる

 

 

ごめんなさいも

祈りとなっているんだから…

どんなに

きりなく

わいてしまうおもいも

 

ただ

生きていて

ごめんなさい

 

オイルヒーターつけてしまってて

ごめんなさい…

 

ひとつひとつを

お祈りして

ごめんなさいと

祈りと

たえる

 

 

お仏壇のまえ

すわっていた

 

ごめんなさいばかり…

 

どうにも

すすめぬ

 

どうにも

ならない

いのち

 

いちにち

 

どんなに

つらくて

 

よわくて

 

くるしくて

役にもたたない

どうしようもない

いのち

ただ

生きるほか

しようもない

 

いま

としても

 

祈ってた

 

 

やっぱり

 

やっぱり

 

ありがとうだなあ…

パパ

ママ

 

おねえちゃん…

 

 

 

わたし

とは

まさしくの

 

ただ

たすけられて

ある

 

他力

たのむものだなあ…

 

 

宿善に

たすけられて

 

救われてきた

 

ありがとう

すわって

 

食べて

ただ

生きてた…

 

 

全身筋肉痛みたい

目をあけてるのも

くるしい

 

 

死のお片付け

だけが

 

使命のように

おもわれて

 

それら

かなえられたならば

 

たった

ひとつ

よい知らせ

として

 

つなげても

よいたよりと

お知らせしても

 

ゆるされるんじゃないか…

おもいつめる

 

 

 

パパ

ママ

 

姉上さまの

 

おじいちゃん

ご先祖さまたちの

おかげで

 

宿

あるなあ

 

虫にも

ネズミにも

胞子にも?

宿とさせてしまったけれども…

 

宿無し

 

どこにも

ゆきば無い

いのち

 

どこまでも

なんにも無い

 

さだまらぬ

いのちの

 

一瞬の

宿

 

ネズミに

ならって

 

きよらかに

 

たった

ひとつ

きよらかに…

 

うまれたものは

死なねばならなくて

 

つかわせていただいた

宿ならば

 

生き物の

定めで

きよく

 

きよらかに

しなくては…

 

 

祈った

 

 

明日は…

 

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

 

オイルヒーターは

電力で

 

胸が痛む

なのに

 

仏間に

いたい…

ごめんなさい

すわっていた

 

 

明日

ほんとう

ない

かも

しれない

 

明日…

 

おもう

 

 

ごめんなさい…

 

 

 

事故

大事

無く

 

しずかな

いちにちとなってくれて

 

かならず

無事に

終わってくれること

 

祈っています

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい