ごめんなさい
だけに
なった
わたしの
ぜんぶ
ごめんなさいだなあ
パパ
ママ
おじいちゃん
おばあちゃんたち…
ひとり
ひとり
呼んで
ありがとう
と
呼んで
ごめんなさい
つたえよう
と
お仏壇のまえに
すわる
わたしのぜんぶ
ごめんなさい
は
わたしのぜんぶ
苦
そして
それらに
つなげてしまった
悪
ということ
ごめんなさい
眠り
いよいよ
わるくなってる
恐怖に
よわさに
のみこまれてる…
くるしいよお…
かなしいよお…
シーちゃん
苦
わたし
わたしゆえ
わたしありき
なんだから…
真夜中の
波に
もう
お浄土のひとたちには
語りかけることはない
修行していてくれる
と
そう
おしえていただいた
あのとき
胸が
あつくなった
ありがたい
と
おもった
苦
恐怖に
のまれ
おろかなまま
お浄土に
修行していても
かなしませつづけてるんだなあ…
って
ぜんぶ
ぜんぶ
ぜんたい
ごめんなさいに
なった
今日
お釈迦さま
おさとりされた日なんだって
と
パパママ
おじいちゃん
おばあちゃんたち…
みんなに
ありがとう
つたえてた
ありがとう
建具
ますます
開け閉て不能になってるのを
あちこち確かめてみたけれど
雪
今季の雪は
もはや災害という…
死
さえ
そなえだなあ…
すべて
そなえられて
あって
いま
このせつな
きり
たしかなもの
ないんだなあ…
苦
に
苦行
となった
お釈迦さまの
生きた
道のり
そなえられてある
という
仏性
まことの
こころ
けっして
たどりつくところ
ではない
おさとり…
ごめんなさいだなあ
と
ごめんなさい
ごめんなさい
と
お祈りした
死のお片付け
すすまなくなっていて
ごめんなさい…
過ぎる
悪
ごめんなさい
ただ
ごめんなさい
つなげて
すわった
いっしょに
お茶
いただいた
おさとりの
ありがたい
いちにち
と
小豆
いつもの
保温節約煮豆で仕込んでいたのと
玄米と大麦とで
小豆ご飯たいた
ちいさな
お茶の碗に
神さまたち
稲荷大神さま
仏さま
それぞれ
よそって
お祈りした
こわい
かなしい
世界になってゆく
ちっぽけ
ひとりぽっちのわたし
ただ
姉上さまの
おかげで
生きてこられた
生きてる
いま
ただ
ありがとう
と
お祈りした
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
さいわいは…
捨てられないわたしが
捨てるしか
しようもなくなった劣化や
ネズミや虫
雪
ここまででも
おそろしく降ってしまって
古家ぜんたい過重がかかってみれば
すこしも
すこしも
かるく
は
かなえてもらっていたんだなあ…って
ありがとう
と
お祈りした
死
も
そなえだ…
どんなに
ふらふら
くらくら
なんにも
できない
どこにも
ゆけない
に
おっこちてても
生きてこられたのは
神さま
仏さま
お浄土のひとたち
姉上さま
の
おかげ
おねえちゃん…
ごめんね
ごめんなさい…
って
ずっと
祈る
祈りと
ゆく
ありがとう
生きて
ある
いま
しあわせの
ぜんぶ…
ありがとう
と
神仏の
お下がり
一所懸命
食べた
ありがとう
おのれ
はなれ
苦
はなれ
やすらかなところへと
ゆきついてくださった
お釈迦さま
痩せた
そうして
つからづよい体躯
まなざしは
やわらかく
あたたかだったろう…
と
おもって
すわった
わたしのぜんぶ
ありがとう
と
なってた
ありがとう…
ありがとう
ごめんなさい
ごめんなさい…
ありがとう
夜
どうか
どうか
おだやかに
ひとびとの
こころ
しずかに
やすらかに
無事を
祈ります
事故なく
大事なく
無事にいてください
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい