限界こえた屋根雪
ただ
おろおろと
よかれと
おもっても
善悪も効も
わからないこと
いま
かなえてもらえること
つなぐ
おろおろ
はらはら
ずうっと
そうして
ただ
目の前の
くるしみに
善悪も
効もわからないまま
ただ
よかれというおもい
ただ
それだけに
うごかされて
生きてきてしまった
パパママの
病からだ…
生
生きるは
死と
となりあわせなのは
だれにとっても
そうなのに…
未熟で
おろかなわたし
なんの
覚悟も
ないまんま
ただ
おろおろ
はらはら
波立って
そんな
こころ
笑顔に
隠して
いまだって…
ここで
この
お家で
雪につぶれて死んじゃう?
シーちゃん…
って
自分の病からは逃げてて
なのに
死を
恐怖している
おろか…
かろうじて
パパのため
ママのため
と
一所懸命になっていた時間だけ
なんか
覚悟とは
いえなくても
なんだか
いっしょにいたら
それだけで安心なような…
そうだ…
姉上さまと
いっしょのときも
まだ
姉上さまと
つながってたときも
そんな
安心するきもちしていたんだなあ
たすけてもらって
生きるより
生きられなかった自分を
わきまえず
ごめんなさい…
もう
住んでいていけないお家なのに
もっと
一所懸命になって
死のお片付けを終わらせて
病に
生に
死に
向かわなくてならないのに…
雪
恐怖になって
おろおろ
はらはら
効なく
気休めかもしれないこと
一所懸命になって
覚悟
つかないのは
ただ
かなしみに
のまれるのは
信心
懺悔
まこと
と
なってゆかないからだ
かなしい…
ひとは
ひとと
しか
生きられないのに
ひとと
だれとも
だれひとりとも
うまく
生きられなくて…
おまけに
よわさに
おろかに
傷つけてしまった
ごめんなさい…
ごめんなさい…
疲れてしまってる
おろおろ
はらはらして
それでも
一所懸命
食べられて
いま
生きていて…
ありがとう
迷惑かけて
生きていて
ごめんなさい
生きています
ありがとう
お仏壇のまえ
お祈りした
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
なんにも
しっかり
まともには
かんがえられなくなってて
ずうっと
そうで
くるしい
かなしい…
生きている
いま
いま…
ありがとうと
すわった
ごめんなさい…
ごめんなさい…
つなげている
ごめんなさい…
倒れていませんように
無事にいてくれますように
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい