シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

どこへ

ここ

生まれたお家

 

でも

住んでいてはいけない

 

もう古くて

 

ネズミ

たぶん

お部屋にも

出没してたんだけど

 

さいわいは

 

その姿

見ずに

すんだ

 

連鎖で発生した虫たちや

ネズミが這い回ったあと

それらに

気づかせてもらった

 

 

お片付け

そのおかげで

死のお片付けになってくれたのに

 

終わらない…

 

終われない…

 

 

なんか

ずっと

とらわれて

 

ずっと

しばりつけられた…

 

 

ずっと

どこへ…?

って

 

わたし

いったい

どこへゆけば…

シーちゃん

って

 

おちて

 

おちてった…

 

 

 

ひとりと猫二匹

学びに

旅立ってから

 

貧しさもあって

体力勝負のバイトしてた

それだけで

へとへとになってしまってたのに

 

どこまでも自転車で移動していたり

歩きつづけたり

走りつづけたり

 

そんなことばっかり

してた

 

くるしくて

つらくて

体調崩し

挫折した

 

 

くるしみに

のまれたら

 

たとえ

一瞬でも

逃れるには

 

動くしかない

って

 

そう

知らされた

 

やっぱり

本も読めなくなってた

なんにも見れなくなってたなあ

 

 

 

長期に

拘禁されたひとの

行動知ったときに

 

うわ…

なった

 

まったく

ぜったいに

くらべられないこと

 

たやすく

くらべたら

ぜったいに

いけないと

 

わかってるんだけど…

 

 

ひと

やっぱり

どこかは

似通った反応をする

って

わかった

 

あまりにも

いたましい

その男性の

 

いまも

つづけられている

お家中を動き回る行動

 

眠って

眠って

逃げるように眠って…

 

突如

悪夢に

うなされる様子

 

知って

 

ながれた

 

 

 

 

いたましい

むごい

事件

 

戦争…

 

 

ただ

手を

あわせてる

 

 

 

病む

傷む

そういう

おろかな

お片付けに

なってしまいそうで

 

すこしも

あらがうために

 

お家中を

動き回ったなあ

 

走ったりしてたなあ

 

いちにち

お片付け

真夜中まで

つづけたり…

 

病んで

 

逃げて

 

 

結果

見れば

ただ

そうなんだろうけれど

 

完全に

こころ

こわれてしまわないように

脳が

恐怖して

 

逃げて

 

逃げてしまったとしても

 

生きてること

かなえられるのならば

 

それは

生きるためだ

 

生きのびるため…

 

そう

おもった

 

 

 

体力

無くなってく…

 

もう

あんなに歩きつづけたり

走りつづけたり

できない

 

恐怖に

いつまでも

たくさん食べていたり…

 

それでも

 

生きてる

 

 

ここから

このわたしで

このお家を

はなれて

 

どこかへ

ゆくこと

 

できるのかなあ…

 

なんにも

かんがえられなくて…

 

 

病院へ

ゆけるように

 

ひと

らしい

ひとつひとつ

 

とりもどしてゆけるように…

 

 

 

いのち

惜しむことも

惜しまざることもなく

 

 

生死

厭うことも

涅槃とねがうこともなく

 

 

 

どこかに

安心

ある

のでは

 

けっして

ないんだなあ…

 

どこかへと

ゆかねばならないんだけど

 

ほんとう

果てしなくなってしまった…

 

ひとりの

ちからで

生きてられないわたしが

迷惑かけるばかりのわたしが

 

おねえちゃんのおかげで

お世話になって

たくさんのこと

ささえてもらって

 

パパ

ママ

いさせてもらって

 

 

まだ

いまだに

迷惑かけてしまってて

 

 

ごめんなさい…

 

ごめんなさい…

 

 

 

祈る

 

ありがとう

祈っていた

 

 

お日さまが

溶かしてくれて…

 

こんなに

 

こんなに

お日さま

ありがたいなあって

おもったことなくて

 

また夜には

寒気がきて

凍ってしまったら

 

そのうえに

また雪が

降ってしまえば…

 

もっと

さらに

重たくなって…

 

 

恐怖

きりない

 

おろか

 

よわさ

 

 

ただ

今日

 

生きてる

いま

 

いま

 

 

ありがたいなあ…

 

 

 

だれとも

どことも

くらべたらならないのだけれども

 

けっして

ひとりとして

くらべられないんだけど

 

 

そういう

いちにち

いま

 

生きているひと

 

生きててくれるひと

 

どこかに

いるのだろう…

 

生きていてくれるんだろう

 

 

生きてて…

 

 

 

生きてる

 

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

 

また

こえられて

 

しずかに

しずかに

終わってくれて

 

明日

また

あたえられるように

 

 

倒れていませんように…

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい