雪
また
災害級の
かんむり…
いっそう
こわくなるなあ
シーちゃん
おはなしするのは
ぬいぐるみ
そして
もう
ひとりとして
生きていないひとたち
そういえば…
信ずるもの初対面で
うっかり伝えてしまって
それらが
かすかにも
信心信仰にふれてしまったらしく?
あなたは妄想のなかで生きている!
って…
あるひとに
看護師さんだけど
ばっさり
きられたんだなあ
あのとき
おもわず
号泣してしまった
わけは
ママのこと
これからの
おしまいへと向かうママを
すこしでも楽にするための
たいせつな知識や経験を
その専門看護師さんから
教え授けてもらわねばならないのに
時間もない…
看護師さんたち
医療者のひとたち
多忙きわめていて…
やがて
あなたはお母さんを虐待しますよ!
という
言葉をもらったなあ
初対面
で
さいごで
あの女性のこと
ずっと
おもう
あの言葉に
つづけられた告白
わすれられない
わたしが
そうだったから…って
自分の母親への虐待の
告白
わたし
先に
泣いて
だらしない
泣きたかったのは…
きっと
あのひと
告白
おもいきって
そうしてくれたんだろうに…って
孤独?
病むほど?
こわれてる…?
もう
ほんとうに
妄想に生きてるの?
孤立
孤絶
それは
たしかだなあ
って
それでも
生きてる
お姉さんや弟さんには
あなたと違って
お母さんよりも
もっとたいせつなものあるんです…
あのひと
言ってたなあ
たしかに
たしかに
そうだ
でも
たいせつなもの
たいせつなひと
えらべたり
くらべられたり
できなくて
いっそう
くるしい
とても
つらい
おねえちゃん
弟
たいせつなもの
まもってゆかなくてならないのに…
なのに
迷惑心配かけていて
ひとり
自力で生きるちからなくて
食べて
ただ
生きてて
ごめんなさい
ありがとう
つなげてる
どうか
どうか…
かならず
無事に…って祈る
うまれたての
言葉
おっかない
おそろしい言葉と
自分で
気づいても
言い放たなくて
おられないとき
うちなる
こころ
無くしてるんだ…
これさえ
わたしが気づいた
のではないことだ
と
おもってた
生きていないものたちに
うちなるものたちに
ここまでの
因
縁に
気づくことできたんだ
そう
おもえば
いっそう
おろか
無知
知る
つらく
重たくなって
恥じる
詫びる
ごめんなさいしても
どんなに
さんげしても
もうなにもかも
おそいかもしれなくても
かなしくてならなくても
ただ
為すすべなく
生きていないものたちと
おはなししつづけている
祈ること
ゆるして
と
祈ってる
生きてる?
生きてゆける?
と
だれともなく
問う
生きてる
今日は生きてる
くりかえして
こたえている
くりかえして…
ただ
くりかえしていた
くりかえしている
うちも
そとも
こころ
よいも
わるいも
こころに
あって
つなげられて
あるのだなあ
ひきもどしてもらったり
気づかせてもらったり
えらべたり
くらべられたり
できない
いのち
こころ
たいせつなもの…
ただ
ただ
ありがとうと
なってくれて
ほんとう
ありがたいなあ
ありがとう
は
ごめんなさいだ
ごめんなさい
だって
ありがとうなんだ…
いのち
ここまで
つなげてもらってきたのに…
たいせつな
たった
ひとつの
一度きりの
いのち
なのに
たいせつに
してあげられてない
ごめんなさい…
迷惑かけて
かけつづけて
心配かけて
かけつづけて
おねえちゃんに
こころに
祈ってる
祈る
いつも…
ずっと
いつも
こころにいてくれてるなあ…
うちなる
こころに
ちかい
とても
ちかいところに
おねえちゃん
いてくれてる
パパ
ママ
生きていないものたちと…
いてくれてて
生きてる
ありがとう
ごめんなさい…
ありがとう…
雪に
はらはら
どきどき
つかれてしまった
ほんとう
ばかだ
無駄してならないなあと
お野菜の仕込みした
たくさん食べていて
ごめんなさい
と
はかどらなくて
もたもた
ようやく
終えた
節分
季節も
一年も
節分
機に
まっさら
あたらしくなるんだって
鬼はそと
福はうち
うちでは炒り大豆と
殻つき落花生もまいてたなあ
パパ
鬼さんだった?
みんなでまいた
パパママ
おじいちゃんおばあちゃんに
ご先祖さまたちにならい
それにそって
おごそかに
たいせつに
儀礼尽くし
こころ尽くし
まもり
つなげてくれていたんだなあ
おねえちゃんといっしょに
お買い物してもらってた頃
かならず
炒り大豆と落花生と買ってもらってた
おまけで
ちゃっかり
大好物のピーナッツチョコも
一袋こっそり買ってもらってた…
豆会社ので大昔から
ずうっとあるやつだ
チョコ
食べなくなってしまった
節分
豆
買いにゆけるかなあ…
こころに
きいてみた
平和
祈る…
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
食べて
ただ
食べて
生きてこられた
生きてる
ありがとう
ごめんなさい…
無事にいてください
無事に…
無事に…
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい