シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

捧げる

ひと

から

 

すべての

ひとの群れから

 

すっかり

はぐれた

 

 

壊れてゆくのは

あたりまえ

 

もとより

できないことだらけの自分

さらに

壊れてゆくのだから

 

いまの

自分

これでさえ

あたりまえの自分

おもっていた

 

いのち

あって

いちにち

あたえられて

 

いま

生きて

あるのだから…

 

まだ

かろうじて

完全に崩壊してしまってはいないのだろう

 

真夜中

おもっていた

 

うつらうつらして

 

こころに

また

懺悔滅罪

おとなえしていた

 

ご加護があって

いま

 

慈悲に

まもられて

いま

 

ありがとうと

 

胸のくるしさ

こらえていた

 

 

死のお片付けならば…

 

すててゆくこと

 

かるく

きよく

 

そこへ…

 

そう

おもった

 

 

ほとけさまに

祈り

捧げる

 

同じく

 

すてる

 

捧げて

捧げてゆくんだよ…

 

すてられない自分

ほんとう

かなしい

 

 

なんにも

まともに

かんがえられなくなっているなあ…

 

それでも

今日

生きていて

 

パパママ

お浄土のひとたち

起こしてくれたんだ

シーちゃん

 

おねえちゃん

ありがとう

 

起きた

 

よろよろ

ふらふら

神仏のお仕度を始めて

 

ありがとう…

ありがとう…

 

ありがとう…

 

ありがとう

 

ただ

つなげてゆく

 

 

ひとつ

ひとつ

つまらぬ

ちっぽけな

ひとつ

 

つなげていただいている

 

また

ありがたく

お祈りした

 

すわった

 

 

道元さま

死の五年前

献じられた細布で

みずから

袈裟を縫っていた…

 

 

ここから

有り余るほどの時間

あるのか?

 

いや

無い

 

どこにも

ゆけなくて

 

明日は?

 

明日

無い…

 

自問自答

くりかえす

 

まとも

あたりまえのわたしでもなくなって

 

すでに

ここまでの

できたこと

 

よろこぼう

という

慰めの

おもい

 

なくなった

 

 

なにか

たった

ひとつ

 

かなえられたならば

 

ほとけさま

まもってくださった

 

つなげていただいて

ただ

捧げたもの

おもわれる

 

 

どこまでも

きよらかな

うつくしい

道元さま

 

縫われた

袈裟

おもっていた

 

その

おしまいの

身の処し様

 

おもった…

 

 

 

ずっと

お片付けしている猫さんブログの

だいすきな女性

 

古着物の始末してた…

 

胸がくるしくなるって

 

気が狂いそうになるって

 

ああ…

そうだなあ

って

おもっていた

 

 

生きて

ある

いま

 

ほんとう

ありがたいんだ…

 

胸が

つまった

 

 

もの

すてられないで

 

いのち

捧げる

など

 

かなえられるはずもない…

 

 

 

警報級という

暴風雪

 

ものに

雪に

うもれて…

 

 

かなしい

 

やっぱり

こわい…

 

ごめんなさい…

 

 

生きてある

ありがとう

 

無能の

悪の

さんげ

 

祈ること

 

おろかな

祈り

 

ゆるしてください…

 

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

 

今日

おだやかに

 

ただ

無事に

こえられますように

 

しずかな夜となって

 

こえて…

 

明日

かならず

つながってくれますように

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい