雪
降りつづく…
とっくに限界こえた屋根雪
空が青いと
泣けてくる
この冬
ありがたくて
ありがとうと
泣けてしまうよ
パパ
ありがとう…
おねえちゃん…
ごめんね
ごめんなさい
ありがとうと
お経
念仏
ずっと
いっしょ
おなじく
ありがとうと
ごめんなさいと
いまと
いる
ただ
いま
と…
雪
上空の水分
雪となって
降るぞ
という
その空
まっしろだ
ただ
しろく
しろい
空
奇妙に
あかるい
降って
降って
積もったならば
真夜中でも
カーテン越しに
しろく
光ったようになって
やっぱり
不気味に
あかるい
あさってまで…
しかも
そこから
突然の
春…?
とけかけの雪は
重たくて
さらに雨…
って
なんの
なににも
覚悟もないなあ
お正月明けの大雪には
ハチドリって
ひとつでも
って
死んでもよい
というほどになって
ちまちまと
一所懸命に
雪の始末も
したんだけれど…
倒れそうになって
あれから
すっかり
よわってしまった
おろかな
修行もどきの
へんてこりん生活
寒くて寒くても
灯油ストーブが
おっかなくて…
でも
生きてこられた…
この
おそろしい冬も
生きてるよお…
ありがとうだよお…
パパ
と
また
うろうろ
もの始末して
ふらふら
雪の様子みて
みて
みるばかりで…
また
すわった
もう
夜
今日は
竹島の日だって
空が青い
ってなっては
泣きたいひと
きっと
世界中に
いるなあ
いま
くるしみにあるひと
祈りと
あるひと…
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
宮澤賢治の
平和の
祈り
世界がぜんたい…
祈り
とは
かならず
つながる
と
信ずる
こころ
あわれみを
われに…
祈りと
空
みる
夜
空
境界なく
どこまでも
つながってるなあ…
死のお片付け
なのに
食べるも
ほんとう
へんてこりんになって
ずうっと
へんてこりんのための
手間ばかり
かかってて
おねえちゃんが
こんなご飯を
いっしょに食べてくれたこと
おいしい!また食べたい
お肉料理じょうず!
という
あの言葉
愛の
言葉だなあ…
こころに
ある
いっしょに
いる…
持てる
ひとの
くるしみ
とうてい
わからず…
そのことにも
怖じ気づいて
まったく
つたえられなかった
飲み込んでしまった
言葉
たくさん…
たくさん
封じ込めた言葉
そこからの
かなしみ
持たざるものの
おろかと
悪とも
ともに
ゆかねば
生きねば
おしまいまで…
あえたこと
めぐりあわせ
空
青いこと
そして
その空に
泣けてしまうのにも
なんの
意味も
ない
おなじく
生まれたことにも…
死んでゆくことにも…
ただ
空が
青い
そして
しろい…
ただ
生まれた
ただ
死んでく…
ありがとうと
ごめんなさいと
祈るばかり
夜
祈る
祈る夜
どうか
無事に
いちにち
しずかに
無事に終わってくれるように
明日
また
かならず
かならず
無事に
つなげていただけるように
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい