シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

冥助

前仏に

懺悔すれば

 

こころより

さんげするならば

 

かならず

ある

という助け

 

仏祖の

冥助

 

けれども

ただ助けのためには

 

たすけてください

けっして

乞うては

ならないんだ…

 

 

たすけてください…

 

言っていけない

 

ほとけさま

だけでなく

 

だれにも…

 

だれにも

言っていけない

わかった

 

 

だれにも

言えなくなって…

 

身動きとれなくなっている

 

なんにもできなくなってる

 

 

十代の自分

ここのお家にいて

 

やっぱり

どうしてよいのか

まったく

わからず

 

ただ

泣いてた

 

 

どうしたら…

 

 

世の中の

ひとびと

それぞれ

いるところ

するべきこと

あたえられて

 

そこに

あること

それだけで

布施となっている

 

 

おねえちゃんによって

おねえちゃんの

その布施の

傘のもとで

 

パパと

ママと

いさせてもらえた

 

養ってもらった

 

養ってもらっている…

 

ごめんなさい…

 

 

捨てるべき

わかっていて

 

あきらかに捨てるが

早い

とわかっていても

 

捨てられないもの

 

ママのお下がりの

靴下や…タオルや…

ぼろぼろのもの

 

すりきれてしまってるのに

シーちゃん

 

手にすれば

 

そこで

止まる…

 

 

慈悲

すがってならない慈悲に

すがって生きてしまった

 

すがって

生きてる

 

ごめんなさい…

 

 

懺悔

誠心を

もっぱらとして

 

まことの

きよらかな

こころでおれないならば

 

かなえられること

みほとけに

つたわること

ない…

 

かなえられない

わたしの懺悔

 

おろかの

さんげだ

 

ごめんなさい…

 

 

こわいおもいした

こわくて…

こわくて

 

まだ

こわくて

 

 

それでも

わたし

ひとと

 

まだ

ひとというものに

括られて

あるなら…

 

ひと

とは

信ずべきもの

 

まごころは

 

信ずるに足る

 

中村哲さんの

言葉

 

こころに

いてもらってる

 

こころに

いっぱいに

くりかえす

 

 

わたしという悪業に

つなげられるものか

おそろしいけれど

 

ひと

ただ

その

まごころ…

 

南無阿弥陀

 

念ずる

 

ただ

ひたすら

 

念ずる

 

 

もしも

わたしに

ゆくべきところ

かえるところが

あったのならば

 

パパママが

お浄土へと

迎えられたのち

 

また

そこへと

ゆけたとしたならば…

 

おねえちゃん

こんなに

わたしで

苦しめたり

 

迷惑かけたり…

 

 

おろかな

むなしい

とりかえせないこと

わかっていて

 

おしよせてしまう

 

何度も

ごめんなさい

つなぐ

 

 

何度も

生きていてならないもののように

自分を

おもう

 

 

食べることも

太るほど

食べて…

ごめんなさい

 

祈る

 

こんなにも困難な世の中

 

食べてしまう

悪のわたし

なさけない

 

いのち

にも

ごめんなさいしてる

 

 

自然が

ほんとう

たいへんな時代…

 

切に

 

切に

待たれるところ

どうか

 

どうか

雨を

祈っていた

 

祈ってる…

 

明日から

また

厳しい冷え込みという…

 

 

 

台所で

うずくまってしまった

 

ママの病院に通ってた頃みたいに

 

明日も

なにも

みえず

 

わからず

 

できないこと

かなえられないこと

ばかりで

 

それしか

みえなくて

 

うずくまってた

あの頃みたいに…

 

 

もう

ママも

 

パパも…

 

お浄土にいて

修行していてくれる

おもった

 

ごめんなさい…

 

ごめんなさい…

 

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

たった

ひとつも

 

洗濯機で

お洗濯

ありがとう

ありがとう…

お洗濯した

 

 

 

生きている

いま

だけで

 

いましか

なくても

 

この

いま

 

ありがとう

つたえたい

 

ただ

いま

きり…

 

 

たすけてもらっている…

 

いっしょに

いてくれる

 

お家に

 

神さま

ほとけさまに

 

お浄土のひとたちに

 

 

おねえちゃんに…

 

 

こころに

 

こころに

つたえた

 

つたえている

 

 

ごめんなさい

だけになっては

 

ありがとう

だけ

 

いっぱいにしていた

 

つたえたい…

 

つたえてる

こころにだけだけど

 

つたえて

 

つたえて

祈っている

台所の

すみ…

 

 

 

無事に

こえてゆけますように

 

明日

かならず

あたえていただけるように…

 

お祈りしています

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

 

おやすみなさい