お釈迦さま
道元さま
その
おしまいは
たいへんに
あわれともおもわれるような…
お釈迦さまは
お嘆きになったという
道元さまは
くりかえし
くりかえし
おとなえしていたと…
くるしくて
つらくて
もとめた
よわい
こころが
もとめた
お釈迦さまの
みおしえ
この
十四年
東日本大震災からは
じわりじわりと
こころの
恐怖の起きるところ
そこだけ
増大してゆくようで
それなのに
そなえる
ことさえ
まだ
起きていない恐怖を
起こして
広げてしまうようで
そこから
お祈りと
お経や
みおしえの学び
ただひとりの
学びとなって…
ここ
お家
あわれでないように
かわいそうなお家でないように
そうしてあげないといけないねえ
パパ
って
どこかへ
ゆかねば
は
あきらか
お家は
古くて
おねえちゃんにも
住まわせてもらってるおねえちゃんにも
そう
言われていたのに…
いつまでも
死のお片付け
すっきりとは
なってくれなかった
病院へ
歯医者さんに
今日も
ゆけないなあ
シーちゃん
って
カビ臭くなってたものたち
洗って
ずっと
手をかけてあげられなくなってたもの
ごめんね…
ありがとう
と
ゆっくり
ありがとうして
きれいに始末していた
息苦しい…
映像
だけでなく
ラジオに大震災のニュース
だれかの記憶
だれかの
かなしみ
きいているだけで…
ふらふらの体調
急に
熱っぽくなったり
手
作業していて
冷えて
痛くなったり
熱をもったりしていた
わたしって
壊れやすい
って
知らされつづけた
どんなに
もとめたところで
お正師さま
見つけられなかった…
出家
ねがったとき
もっと一所懸命
もとめていたら
と
おもったことあったんだけど
お正師さま
見つけられないのは
ちから
無いから
わたしとは
ちから
足らず
だから
ひとりの
師
も
あたえられないのだ
と
お釈迦さまの言葉に
知った
なのに
おのれを
みがいて
すてて
そうも
してこられなかったんだなあ…
果てしないお片付けになってしまったのも
ちからが無いからで
たった
ひとりの
足らない
ちからで
ちから
足らず
の
おかげで
おろかの
おかげで
こつこつ
ひとつ
ひとつ
それだけの
ちからは
つなげられて
おねえちゃんの
慈悲によって
他力に
よって
ここまでも
いまも
みんな
ぜんぶ
他力に
かなえてもらえたこと
って
ありがとう
こころに
つたえてた
道元さま
自分のこと
曹洞宗の開祖
などとは
けっして
おもっていなかった
ただ
お釈迦さま
ならい
追った
道元さま
それから
良寛さま
おしまいに
法華経おとなえしていたり
阿弥陀さまに
すべて
おまかせして
和歌
南無阿弥陀佛と
おうたいになっていたり…
知ったとき
うれしかった
ひろく
ひろく
おおらかに
ひらかれて
つたわってくれる
って
お正師さま
見つけられないのは
見つけられなかったのは
いま
ここ
そのため
と
ひとつだねえ
パパ
って
ありがとう
ママ
って
つまらぬ
ひとつを
一所懸命にした
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
そうしているうちに
ああ…
って
深呼吸した
おねえちゃん
弟
生きている
生きていてくれてる
って…
ラジオの
いまだ
かなしみと生きるひと
お浄土のひとたちと
ずっと
ともに
生きるひと
そのひとたちの
言葉
きいて
きいていた
生きていてくれてる
って
きいた
ありがとう…
平和
かなえられますように
ひと
すべて
ほとけの子
そう
信ずる
ちから無い
おろか
悪の
わたし
さえも
そうと
信ずる
夜
いちにち
無事に終わってくれること
夜
無事に
おだやかに
こえられること
平和な
しずかな夜になるように
祈ります
明日へ…
祈ります
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい