風
吹けば
突風となって
雨は
突然の
豪雨となっていたり
山も森も荒れていて
水も獣も
行き場がない
もう
獣みたいかもしれない
へんてこりんの生活
わたしも
行き場
無いんだなあ
パパ
って
でも
今日
生きてる
生きて
また
冬
こえられた
ありがとう
つたえてた
お仏壇のまえ
すぐに
ごめんなさい
やってくるんだけど…
ただ
食べて
それも
食べすぎて
体重ふえるほど食べて
ごめんなさい…
生きて
豪雪の
こわい冬
寒い寒い冬
こえられた…
ありがとう
つたえてた
パパに
おねえちゃんに…
太れる
は
食べられる
は
たいへんな
ありがたいことで
しあわせなんだなあ
と
ありがとうしていた
やがて
食べられなくなる…
って
膝
幾度となく
傷めてきた
腫れ上がって
歩けなくなること何度もあった…
あらたな病を疑われてしまって
しばらく血液検査で追ってもらったりしてた
膝
正座できる膝
そのために
自分で
かんがえられる方法
ありとあらゆる手技
おもいつくまま試して
傷めながら
歩いて走って正座して
いまも
時々は傷めるんだけど
ともかく正座している
正座
痛くとも
なんとかできる段階ならば
一瞬でも
正座をしてやるのが膝によい
と
わかった
加齢で変形してゆく膝関節だけれども
コラーゲン物質も減ってゆくんだけど
手術
極力
避けること
推奨してたのは整形外科のお医者さん…
それぞれ
症状も病も
おもいも肉体も
まったくちがう
一概に
こうだ
というのは
ありえないんだけど…
いろいろ試してみて
のちに
たくさん
似たことしてるひと
も
知った
膝
正座するときに
膝に
テニスボールを挟んで座る
とか
わたしのように
くるくる巻いたフェイスタオルを挟んで座る
とか
ママ
膝
傷めて
歩かなくなったなあ
膝
だけでなくて
こころ
傷めてたんだろうなあ
って
死のお片付け
しなければ…
終わらせなくては…
いっぱい
いっぱい
ねばならぬ
おしよせてしまった
だれかが
しなくてはならない
かならず
しなくてはならない
なのに
覚悟
足らないのか
もう
まるで
わからない
なんにもかんがえられていないまま
捨てなくてはならない
に
のみこまれてゆくなあ
恐怖
パパの
おしまいの
恐怖
わかりっこないのに…
おろかの
むさぼりに
パパの
恐怖の
ほんのすこし
おしえてもらったきもちしていた
だれかがしなくてはならない
という
言葉
後悔のないように
という言葉も…
パパママの
おしまいの病
支えてくれた
医療の
介護の
みなさまより
くりかえし
くりかえし
いただいた
なのに
ねばならぬ
は
かなえられなくなってしまった
それだけでなく
食べて生きる
だけの
身動きとれない自分になってて
ひとつ
たった
ひとつ
かなえられたならば
ほんとう
ありがたいと
泣けてしまったり…
ふりかえれば
ただ
後悔と
後悔に
似た
ひたすらの
懺悔と
ごめんなさい
ばかりと
ある
パパ…
おねえちゃん…
ごめんなさい
生きねばならぬ
死なねばならぬ
ひと
いのち
まもられて…
平和が
かなえられるように
祈る
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
お釈迦さまは
ひとり
ひとり
それぞれに
そのひとに
そって
みちびかれたという…
だれかがしなくてはならないのに…
住まわせてもらっているのに
ほんとう
つまらぬ
ひとつ
に
終わる
夜
ごめんなさい…
報い
病…
うけてゆかねばならないのに…
ありがたいことと
ありがとう
と
ただ
そうなって
ゆかねばならないのに…
ごめんなさい
生きている
いま
その
ありがたさ…
ありがとう
つたえさせてください
こころに
こころにだけ…
ごめんなさい
ありがとうと
正座している
夜
無事に
無事に…
平和へ
つなげていただけるように
夜
こえられるように
無事にいて…
お祈りしています
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい