ひとの
生きる
を
生きぬくのを
みせてもらった
いっしょに
いさせてもらった
パパの
ママの…
まいにち
まいにち
おねえちゃんのおかげだねえ
パパ
ママ
って…
お仏壇のまえ
ありがとうと
手をあわせる
いま
ただ
生きのびてる
その
ごめんなさい
いっしょに
手をあわせ
さんげしている
食べることも
たくさん食べてはいけない
と
戒める
なにかしら食べて生きるしか
生き物は
生きてゆけないのに
どこかには
食べてはいけない
という
無茶苦茶な
おもい
わいて
とらわれてしまう
飢えないほどに
お釈迦さまの
仏教の
おしえ
漠たる
おしえ
それに
ほど遠く…
ごめんなさい
おねえちゃんという
他力に
慈悲に
すがる
身の上
なにを
どれくらい食べたならば…?
ずっと
問うてきた
ずっと
飢えぬほどに
そのようにあろうと
つとめてきたんだけど…
お腹いっぱい食べてしまうという
悪食
貪り
きて
のまれて
ごめんなさい
ばかりになる…
おろか
悪
ひとのように?
あたりまえのひと
のような
そこから
まったく
はずれてしまった
ことこまかに
とうてい
書けない
ただ
生きのびていた
生きのびている
としか
言うべきでないなあ
と
わかる…
いま
似たような
くるしいひと
かつて
そのような
くるしみにあったひと
きっと
それらの
くるしみとある自分
くるしみとあった自分と
ずっと
生きのびて
ともにあって
それでも
なんとか
生きのびていてくれてる
ここからも
生きて
生きていてくれる
と
おもう
くるしみ
傷のようなもの
なぞってならないなあ
ひろげてならないなあ
って
まったく
ちがってても
どこか
似たような
ひとたち
ラジオに
知らされた
ひと
だれとも
だれとも
くらべられない
それぞれの
くるしみ
それらと
生きてる…
だれかへ
むけられた
言葉
つよく
激しいものとなれば
わが身に
そのまま
うけてしまうんだなあ
知ってる…
なんとかしなくては
と
おもう
なのに…
生きる
きりで
ごめんなさい
声
しか
きこえないラジオ
こころ
うつす
声
お話もせずに
ひとと
会わず
三年
おなじように
戦争
も
三年…
終わらせる
と
なって
いのち
という
言葉
ようやく
きいていた
たたかえないように
いのち奪えないように
そのように
そなえられ
生まれる
という
ひと…
生まれて
老いて
病
えて
死んでゆく
ひと
ゆく
道
道
まったく
かなえられず
うしなわれてゆくのは…
平和
かなえられるように…
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
なんにも
死のお片付けへと
つなげてもらえる
ひとつも
できなくて…
病
逃げて
くるしみ
逃げていて
ごめんなさい…
食べて
ただ
生きのびていて
ごめんなさい…
いま
生きている
いま
最上
さいわい
ありがとう
それから…
ただ
ただ
ほんとうに
ごめんなさい…
こころから
こころから…
ごめんなさい…
ありがとう
倒れていませんように
かならず
無事にいてくれますように
夜
こえられるように…
しずかに
しずかに
こえて
こえてゆけるように
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい