シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

かりたてる

ラジオから

モーツァルト

 

ピアノ協奏曲だ

シーちゃん…

すます

 

つらい…

 

きいていて

かなしくてならず

 

ずっと

つらかった

 

こころの

どこにも

 

この

うつくしい音が

ひびいてくれるところ

なくなっているんだなあ…って

 

知らされた

 

いま

この

どうにもしようない

こころ

知らせてもらってる

そうおもいながら

きいた

 

はらはら

きいていた

 

音楽も

きけなくて

なんにもみれなくて

長い時

過ぎた

 

くりかえしの

こわいニュース

すぐ

消してしまう

 

いま

こころのうち

 

申し訳ない

という

言葉に

かわる

 

この

おもいは…

 

なにもかもに

申し訳ないんだなあ

 

ママ

ごめんなさい…

おねえちゃん

ごめんなさい…

神仏のお仕度した

 

 

真冬の気温になった

また

雪が降っている

 

お彼岸…

 

明日

お彼岸の入り

 

お仏壇に

ただ

手をあわせる

 

ただ

 

ただ

手をあわせて

 

ただ

生きてること

ごめんなさい…って

さんげも

 

はらはら…

 

生きて起きられた

今日を

ありがとう…って

 

手をあわせるしかなくて

 

 

ごめんなさい…

 

ごめんなさい…

 

 

こころ

かりたてられたように

いつしか

ほとけさま

おもっていたなあ

 

ただ

ひとつの

希望

ひかりと

 

仰ぎ

 

慕っていたんだなあ…

 

お釈迦さまの

 

みおしえの

おそばに

おりたい

ねがったこと

消えず

ある

 

ずっと

ある

 

ありがたいことだ

手をあわせては

礼をしていた

 

 

こころも

からだも

よわくて

 

ちいさな頃から

パパママに家族に

手をかけさせて

迷惑かけた

それは

 

いまだに

そうだから

 

ふと

ぜんぶ

まちがいだったろうか…

泣くだけに

なってしまうから

 

いま

生きてる

って

 

ありがとう

って

 

ずっと

ずっと

くりかえす

 

 

 

自力では

パパとも

ママとも

いっしょにも

いられないわたしだったというのに…

 

おねえちゃんに

迷惑かけて

かけつづけて

 

いっしょに

いさせてもらったのに

 

なんにも

うまくはできなかった

 

病が

自分にも

あたえられてある

自分でわかっていて

明らかにしてもらう勇気も

なくしてしまって

 

迷惑かけて

心配かけてしまうわたしになって

 

ごめんなさい

そうして

ありがとう

生きてこられた

 

つたえている…

 

お仏壇のまえ

 

 

ごめんなさい…

 

手をあわせた

 

 

自分の

まことの自分の

いるべきところ

 

こころの

まことの

こころの

あるべきところ

 

見つけたかった

 

こころ

かりたてるもの

 

お釈迦さまの

つなげてくださった

みおしえへと

つなげてもらった

さいわい

 

たったひとつの言葉でも…と

ねがった

 

みちびいてくれるもの

あたえていただいた

 

キリスト教では

あたえられたならば

 

神さま

いっそう

よく

みてくださるのだという

 

ふかく

あわれんでくださると

 

 

 

寒い

寒い

お彼岸まえ

寒くて寒くて

 

食べてしまう

おろか

ふらふらと

なににもならないことして

 

かなしいのだか

どうにもしようのない自分

 

ただ

申し訳ない

いたたまれない

どこか

どうしようもなく

うしろめたい日々

 

つなげてしまう…

おろか

 

ごめんなさい…

 

 

手をあわせる

 

手をあわせている

 

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

 

修行

とは

どのようなものか

わからないまま

 

真似事みたいな

無理をしたり

 

死のお片付け

ほんとうに

そうなんだ

おもっていた

 

ここまで

いのち

つなげてもらえたこと

 

迷惑かけるばかりだけど…

 

生まれてこられたこと

それから

 

パパ

ママ

ご先祖さまたち

 

お浄土のひとたち

あちらに

あって

 

修行していてくれると

おしえていただいて

 

こころ

あかるく

 

かなしみ

すこし

とけた

あの日

 

 

阿弥陀さま

いてくださる

おもえて

 

それなのに

いつまでも

 

どこまでも

おろかなわたしのままで

 

 

ごめんなさい

 

 

いちにち

いちにち

無事

こえてゆけるように

 

無事に

平和に

終わってくれて

 

かならず

 

あかるく

つながってくれるように…

 

 

祈ります

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい