貪
せめて
と
こころに
おもっていたら
食えなんだら食うな
という
偉いお坊さんの言葉
きた
食べられてる…
食べすぎても
食べられてる
って
この
いま
結果として
逃げで
よわさで
おろかとしか
悪としかいわれない
いま
だけど
わかっているのになあ…って
どうしようもなくて
わたしひとり悪だ
シーちゃん
って
雨の朝
ありがとうと
めざめられた
ふらふらして
寒くて寒くて…
眠れていない
引きこもり…
病院も歯医者さんもゆけなくなって
ぼろぼろの病のわたしになったけど
明らかにしてもらう
勇気もなくなっても
生きてこられたんだなあ
意味無く
うろうろ
も
こんな無意味なことでも
そのおかげで
生きてこられたんだ
なんにもできなくても
うごいて
うろうろ
ふらふら
うごいて
お掃除して
それから
すわって
それから
お片付け
死のお片付けと…
そのおかげで
生きてこられた
すべて
おねえちゃんの
おかげで…
なのに
ごめんなさい
ありがとう
と
すわっていた
貪瞋痴の
悪にさえ
どこかで
救いあげられたかなあ…
食べられたこと
食べすぎても食べられて
なんとか食べるのための
お買い物
だけはゆけて
かなえてもらってきたんだなあ
ただ
さんげするしかない
ほんとう
さんげするしかないわたしになった
ごめんなさい
パパママを
ご先祖さまを
いっしょに供養してゆこう
と
そう
言ってくれていた
おねえちゃん
おもう
おもっている
ずっと
わたしの
おろかによって
はぐれてしまった
祈るばかり
さんげするばかり
ごめんなさい…
偉いお坊さんの言葉
食うな
よりも
もっと
もっと
きびしくて過激な言葉
どうしてか
たくさん
うかんでくる今日
お家
風に雨に
どこか壊れそうな音
病と
ともに
ゆけるところは
どこにも
ないなあ
と
お家に
ありがとうした
この
いま
しょんぼりせずに
おれるならば
捨てることも
つらくなっていないなら
お釈迦さまのみおしえ
偉いお坊さんたちの
言葉
わかる
うけとれるわたしなのだろうなあ…
ごめんなさい
しょんぼりしていて
ごめんなさい
パパのものたち
ほんとうに
たくさん捨てた
捨てられたなあ
ママのもの…
おねえちゃんのもの…
自分のもの
もう
みんな
傷んでたり朽ちて
捨てるしかないものでも
捨てられない
わけ
おもった
体力気力も
こわいくらい
なくなったけど
しょんぼりだ…
って
ママの
おねえちゃんの
わたしの
姿
しょんぼりしてる…って
しょんぼりしてた姿
捨てようと
始末しようとすると
とたんに
それぞれ
うかんでしまうんだ…
そうして
ただ
ただ
ごめんなさいってなる
捨てられなくなる…
この
いま
どうしようもない
いま
どうしようもない
自分
ごめんなさいってなる…
知らされた
くるしい
ただ
くるしい
それなのに
身動きとれなくて
しょんぼりさせたの
わたしだ…
ごめんなさい
パパは…?
こころにいてくれるパパ
しょんぼりした姿じゃないんだなあ
パパ
きっと
あちらで
一所懸命になって
修行していてくれるのか
って
ごめん…
ごめんなさい
ありがとう
ごめんなさい…となって
手をあわせていた
あわれんでくれたのか
いっしょに
お祈りしてくれたのか
ただ
ありがとう
となったら
また
お経おとなえしていた
しっかり
すわって
お仏壇のまえ
ありがとう
ごめんなさい
しかないけど
ありがとう…
ありがとう…
貪
食えなんだら食うな
そのおかげか
お買い物もゆけない
おかげか
むなしさに
さみしさに
恐怖に
食べる
貪
それだけは
つなげられず…
夜
いちにち
いま
ありがとう
と
お祈りしている夜
僧にかぎらない過激な言葉
もともとの知能の低いものが認知症になる
と
やっぱり
どっかの
偉いお医者さん言ってたなあ…
とても
かなしい言葉だなあって
でも
わたしは
なるんだなあって
知能も低いうえに
孤絶
おろかの
孤独
ひと
と
まったく
はぐれても
食べて
生きてこられたのは
おねえちゃんのおかげだ…
こころに
いてくれるもの
いてくれるひとの
おかげ
ここまでの
ぜんぶ
すべて
くるしいことも
すべて
つながってくれた
その
おかげなんだなあ
役にたたなくなったものなら
世の中に
もとめられないものなら
安心して
あちらへゆきなさい
って
言っているお坊さんの本
読んだ
そうか…
そうか
と
今日は
そうか
そうだ
と
おもった…
安心
あんじん
もとめても
ゆきつけぬわたしだけど
まったきところ
もとめるひとら
かならず
まったき
みおしえへ
まったきところへと
ゆきつけるような世界であるならば…
と
ねがった
けっして
ゆがめられたところ
まったきおしえでないところには迷わずに
よき
賢き
徳ある
もとめるひとら
まったきところへと
みちびかれるように
お祈りした
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
なにも
できなくて
ごめんなさい…
ひとと
生まれてこられた
生きてこられた…
ありがとう
夜
こえられて
かならず
無事にいてください
倒れていないように
無事に
お祈りしています
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい