ダライ・ラマの言葉
どれひとつも
おもいやりで
いっぱい
ほとんどのひとは
おもいやりを身につけるのに
一生かかるといっても過言ではない
と
言ってくれてた
おもいやり…と
わが
おろか
胸に
くる
つよくて
やさしい
ゆるす
ということは
相手を無罪放免にすることでなく
自分自身を解放してやることだ
と…
おもいやり
おしまいの
おしまいまで
のこされる
と
ママに
おしえてもらったなあ…
病院で
食事介助をならって
ママに
あーん!ってしていたら
どっかくるしい?
こまったお顔していて
こちらを
じっとみていて
食べてくれなくて
…わたしだけ?
そう
わたしに
きくのだ
さいしょ
問いの意味が
わかってなくて
みんなご飯の時間だよ
と
こたえてたんだけど…
そのうち
わたしが食べてなくて
ママひとり食べるのは
気がひけたのだ
と
わかった
それから
お弁当持ってゆき
いっしょに食べた
完食のキセキもあった
認知機能も低下して感染もあり
たいへん深刻な状態だったのに…
まだ
泣けてくるんだ…
おねえちゃんと
ふたり
ママの
ふたたびのキセキ
ママの復活…
夢見てたっけなあ…
panic?
恐怖の
恐怖の恐怖の…
ぐるぐるの
ひどいの?
くるしい
くるしい…
ただ
くるしいのが
きても
わかっていないことだ
panicじゃないよ
おっかながりだ…
よわむしだ
と
自分に
シーちゃんに
天国の友に…
言ってた
深呼吸して
浸しておいた玄米麦ご飯炊いた
天国の友
白米三合炊くと
三合一度に食べてしまうんだよ…って
何度もきいたなあ
とても
女の子らしい
かわいい声だったなあ
いま
たったいま
耳もとに
きこえたような…
おもいかえした
わたし
だれにも
ほんとうの
おもいやり
なかったんだろうなあ
いま
食べて
食べても
飢え渇えて
食べてしまう魔
がきたり
そうなって
白米三合は…
くるしかったかなあ…って
おねえちゃんにも
わが身に
ひきあて
と
おもいやりと
おれなかったんだ…
ごめんなさい…
だから
いま
こわい
こわいばかりのわたしなんだろう
一生かかると…
でも
いのちは
みじかいんだなあ
一足とびに
いま
ではない
すべて
じわじわと
びくびくと…
手探りでも
迷いに迷って
泣くばかりでも
それでも
いのち
つなげてもらって
いま
いま
認知機能の低下の
その
途中でも
向かえぬ
病への
恐怖に
脳細胞も
こころも
病自体も…
日々
ただ
ひたすら
傷めてしまっているのでも
死のお片付けという
おしまいへの
お片付けとは
それだけ
重たいもので
だからといって
ここのお家には
ずっと
住みつづけられなくて
わたしにはその
ちからはなくて…
いのちは
みじかくて…
ぐるぐる
ぐるぐる
また
迷いに
おっこちて
おっこちても
生きてこられた…
ありがとう
と
ただ
ありがとう
と
朝
お仏壇のまえ
すわった
そしたら
おりん
お数珠
ないまんま
そのまま
こうべ
垂れていた
そのまま
お経
おとなえしていた
ありがとう…
詫びた
さんげしていた
詫びて
さんげしてゆく…
できなくなったこと
ばかり
つもる
地球
環境
自然
たいへん
過酷となってくのになあ…
たくさん
たくさん食べるというのは…
こらえて
こらえてゆくんだよ
って
いっしょに
食べていてね…
いっしょにいてね…って
お浄土の
ママに
友に
天国の
お浄土のひとたちに
すべての
ひとたちに…
手をあわせた
ただ
手をあわせた
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
豆
大豆
食べているんだから
と
大好きな
納豆もお豆腐も
食べなくなった
なにひとつ
食べるのでも
ありがとうと
食べるんだけど…
パパとわたしと
いっしょに食べてたチョコレート
とっても甘い甘い板チョコだけど…
ふっ
と
食べたい…って
なってしまった
でも
買えなくなってる
って
知らされて…
ママのための和菓子の材料
沖縄黒糖
わずかに
残ってたの
食べてしまったのか
と
おもいだして
ひとつ
ならば…と
買っておいた沖縄黒糖
ひっそりしまって
すこしずつ
すこしずつ
と
食べられても
かなしい…
くるしい…
ごめんなさい
と
すこし
食べた
困難と
くるしみとあるひと
この
過酷な
世界
おもっても…
おもって
祈っても
おもいやり
欠けていて
おろか
つなぐ
ゆるしてください…
祈る
祈る
夜
ごめんなさい
倒れていませんように…
無事
夜を
こえてゆけるように
かならず
こえて
明日へ…
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい