沖縄黒糖
しあわせの味
わすれてた…
ママも
おばあちゃんも
羊羮やお汁粉や
餡蜜やお鏡寒天や
焼いたお餅風のお菓子や
やわらかくなったりんごの煮たのや
なんでも
ずうっと
つくりつづけてくれてたんだ…
よみがえった
お餅風のお菓子は
残りご飯でつくる
でも
いちばんは黒糖
沖縄黒糖が主役だ
お家に
いつも
上白糖
中双糖の粗目
氷砂糖そして
沖縄黒糖が用意されてた
パパは
ドーナッツもつくってくれたなあ…
わたし
ずっと
沖縄黒糖の塊を持ち歩いていたのに
すっかり
わすれてた…
しあわせになって…
元気になる沖縄黒糖
うろうろ
どこでも
歩いて走ってくのに
欠かせないものだったのに
天国の
あの子の
おかげだ
きっと
あの頃も
お茶うけに
いつもあったはずだなあ…
沖縄黒糖
お砂糖の
いちばん
って
わかった
もう
太らなくても
よいんだけどなあ
と
シーちゃんに
あの子に
言った
イマジナリーフレンド
って
ラジオに
きいてて
その同列に
ほとけさま?
もってこられてたんだけど…
ほとけさま?
ほとけさま…
いまも
この
時代も
これからも…
イマジナリーフレンド
こころの友で
いちばんの
こころの友で
ありつづけていてくれるなら…と
想像してた
お祈りした
寒くても
寒くても
ストーブつけれなくなってしまってる…
ばかだ…
それで
うろうろ
ただ
うろうろ
うごいて
なんとか
凍みないように?
凍えないように…
うろうろするんだけど
雪降る今日
凍えたこころに
沖縄黒糖しみる…
道元さまも
道元さまの
おにいさまも
その
お正師さまの
法然さまも
いちばんは
お釈迦さま
みんな
みんな
やさしくて
きびしくて
ぎびしくも
ただ
やさしくて
きっと
みんな
涙もろい…って
こころの
友
と
なってくださるのだなあ…と
おもっていた
そうして
生きていて
生きてこられたのだなあ
ありがとう…
そうして
いま
お浄土の
ひとびと
みんな
こころの友なのだなあ
おともだち
どうしてか
いつのまにか
はぐれてしまうわたし…
ちいさいときにも
まことの
友も
なく
おねえちゃん
いてくれて
弟
いてくれて…
パパママ
おばあちゃん
いてくれて…
そうして
生きてこられたのになあ…
なんて
おろか…ばか
懺悔するんだ…
ゆるされるわたしで
ないこと
わかっているんだけれど…
さんげする
どこまでも
あわれみを
そそいでくださる
ほとけさまに
この
いま
身動きとれない
いま…
さんげする
病
と
ゆく
おしまいへ
すて去れ
と
道元さまの
こえ
するようで…
さんげしている
和歌
すて去ることなく
きよらかなる御歌
のこしてくださった
道元さま
おもう
おもっている…
同時に
道元さまの
おにいさまを
法然さまを
お祖師さまがたを
お釈迦さまを
おもう…
短歌は
いまを
うたうもの…と
おもっていた
いま
きりに
いま
生きるわたしだなあ
ただ
いまきり
生きているきりの…
いま…
ごめんなさいなんだけれど
ねがうならば…?
いちばん
は
平和
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
短歌
つくろう
いまきりの
短歌なのだ
短歌
いま
のみ
うたうものだ…
そう
おもっていた
さいわいは同時きたれり
月独り
われ独り
いま
南無阿弥陀佛
想像する…
ほとけさま
まこと
慕う
すべての僧たち
お祖師さまがた
すべて
おしまいは
阿弥陀さま
こころの友と
慕い
お祈りしていたのだろうなあ…
ただ
お祈りして
うろうろとしていたんだろうなあ…
って…
死のお片付けは
というのか
なにもかも
かなしくて
ただ寒くて…
止まる
なにもかも
頓挫…
ごめんなさい
なにもかも
ごめんなさいだ…わたし
わたしの
生
なにもかも
みんな
ごめんなさいの生だけれども…
祈る夜
ありがとう…
おねえちゃんに
すべての
よきひとびとに
つなげられてある
いま
沖縄黒糖
こちらにも
とどけられ
手に入れられるのも
しあわせな
平和な
いま…
戦争
無き
世界
祈る夜です
無事に…
ただ
無事
祈る夜です
夜
こえられるように
無事に
平和に
こえられますように
いま
つなげられて
かならず
明日へと
つなげられてゆけるように…
祈ります
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい