妄想
煩悩で
苦で…
ラジオも
遠くおもわれ
こころに
お経
きてくれた夜
ただ
こころに
おとなえするだけ
お仏壇のまえ
すわるだけ
ごめんなさい
なにもかもこわい
の
もと
妄想
ばかりでないのだなあ…って
昨夜きこえてきたラジオ番組
偶然に
おしえてくれた
そうか…
傷か…
わたしは
泣くな
と
言われつづけて育った
でもすぐに泣いていて
泣いてしまって
どうしようもなく生きてきた
泣くな
言うな…
聞くな…
パパママの
無言の気配
つたわるだけ
そうなっていただろうか…
まだらに消えているはずの記憶
消えてはいない
と知らされてた
お家の
平和を
ただひたすら
想像したのも
泣くのこらえて
お祈りしたのも
妄想
だったかなあ…?
おばあちゃん…
会ったことない
パパの産みの母の
おばあちゃんに
こころにおもって
きいてた
真夜中
かなしいこと
からの
わたしの記憶の
始まり
まっとうな成長
できなかった理由には
ならないなあ
ごめんなさい…
幼さの
おろかさの
考え無しの
容赦ない問いは
いったい
いつまで
つなげたろうか
いったい
どこまで
パパママを
それから
おねえちゃんを…
弟を…
傷つけてしまったのか
いまだに
傷つけているんだ
いまも
ごめんなさい…
こうして
書くことも
傷つけている
わたしなのだなあ…
ごめんなさい
傷つけていて
傷つく
など
あってならないのに…
懺悔滅罪に
示されるそのまま
悪
知らされてゆく
なにひとつも
こわくなっていても
しようのないわたしなんだ
なんにしても迷惑かけていて
申し訳ないとなっても
生活が
ただ
おかしなことになってゆくばかりで
どうにもならないまま
そのうちネズミもきて…
お家さえ
どこも恐怖の場所になって…
コロナに
わたしの小さな世間ぜんぶ
荒れて怒りにあふれていて
そのうち
生きていてごめんなさい
に
なって
そう
なるしかない
自分の
おろか
悪
考え無しにつなげた
自分の言葉によって
そのつなげた悪
に
知らされてしまったんだ
捨てられないわたしだから
お片付け
つらいのじゃない
と
知らされた夜
ここに
あった
苦や
しあわせや
自分の
よわさ
おろか
悪
ひとつ
ひとつ
つなげられて
何度も何度も
よみがえり
知らされてゆくことだから
お片付けは
死のお片付けとなって
こんなにも
つらいんだ…
完全に崩壊していないよ…
って
夜こえて生きていて
起こしてもらえたよ…
シーちゃん
と
起きた
息
くるしくて…
ふらふらと
神仏のお仕度した
昨日のラジオに
きいた本の著者の
結末は
書けない
本の内容も…
とても
かなしくて
むごいほど
かなしくて
ただただ
どこまでも
痛ましいものだったんだけど…
書く
ことによって
生きてゆける
その
一点
つながった
たとえ
書いて
また
自分も
誰かをも
傷つけるとしても…
あきらかにして書いて
あらゆる傷探り書いて
書き尽くすまで書いて
そうして
生きようとしてくれたんだ…
書いて書いて
解き明かして
なお
痛ましいところへと
ゆきつくしかなかったのは
傷
ふかくて
どうにもならないくらいに
からまりすぎていたんだろう…
ママの
人生の道にも
すこし
重なった
ママ
よく
生きていてくれた…
ありがとう
ママ
って
生きていてごめんなさい
その
おもいに
おねえちゃんに
パパ
ママに
ごめんなさいした
いま
生きているよ…
ありがとう
と
手
あわせた
完全崩壊
まで
ゆくかも
これから
それは
わからない…
もしかしたら
この
いま
もう
完全崩壊か
できないことばっかり
わからないんだけど…
ただ
ひとつ
よわさに
よわさの恐怖に
ずっと曝されている脳ミソ
それに
消されてしまった記憶
ただ
よみがえる恐怖も
傷も
悪も
その
悪業にも
いま
ある
いのち
つなげられている
どこかに知らず
格納されている
傷と悪と
あいまみえる
お片付けなんだ
それだけ
わかって…
お片付けしながら
そのような過去へ
ひきずられて
おちて
知らされた
からめられた
膨大なものの
もと
悪
わたしの悪
まったく
消えてくれることない
悪
苦と
くるしみとなってゆく
たった
ひとつ
にも
次第に
はっきりと
見えてきて
何度も
何度も
終わることなく
刻みつけられてゆくんだ
小さな世間
ぜんぶ荒れていたけど
つい
こないだも
大雪にみまわれ
関わってしまったことで
ただこわくなること
こんな田舎にさえ
ありふれてしまった世界だけれど
莫妄想
悪
うけて
うけて
刻みつけて
ゆくんだよ
妄想
断ちきれるように…
すててゆけるように…
平和な世界
想像する夜
ひと
みな
よきひと
そうして生まれる…
ひとりとして
たいせつでないひと
など
ない
解き明かしても
そこから
生きてゆける世界を
平和を
想像する
祈る
傷つけてしまったこと
こうして
傷つけてしまうこと
ごめんなさい
ほんとうに
ごめんなさい
ゆるしてください
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
貧しきは
あわれまれをり夜こえぬ
恐怖(くふ)は消えねど
南無阿弥陀佛
ただ
無事
祈ります
いま
ある
さいわい
つなげられて
夜
こえて
かならず
こえてゆけること
祈っています
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい