シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

原義

ただ

生きていたら

 

ただ

食べて

息ついて

 

すわって

 

恥じて

詫びて

 

ただ

生きていたとしても

 

ほとけさま

よろこんではくれない…

かなしいだろうなあ

シーちゃんって

 

真夜中

泣きたくなった

 

お経

こころに

おとなえした

 

ごめんなさい

口にすれば

たちまち

目うるむ

 

 

やさしくなりたい

って

どんなに

ねがったかなあ…

ここにも書いた

いったいいつだ…

ごめんなさい

 

迷惑かけるばかり

 

我ばかり

我執と

生きて

ある

いま

 

それだけの

いちにち

どれほど

つなげたことか

 

だれか

だけでなく

 

自分

自分で

傷つけている

みんな

傷つけてゆく

 

 

迷惑かけつづけて生きて

なんにもできなくなって

どこにもゆけなくなって

 

やさしくなりたいなんて

 

ごめんなさい…

 

おねえちゃん

パパママ

こころに

ひとりひとり呼んでゆく

くりかえし呼んでいる

 

暗い朝

こころにだけのお経

ごめんなさい

 

 

やさしさの

かけらでも

あたえられてたら…

 

ただ臆病なだけ

恥も

慎みも無い

自分

忘れずおれたならば…

妄想きた

 

恥じた

 

恥じている

恥と

申し訳無さと

懺悔していても

むさぼりにのまれる

むさぼりに生きている

 

ごめんなさい

こころに

つなぐ朝

 

 

短歌

学んでいない

古文古典

よくわかっていない

 

また短歌を

またおもえたのも

くるしみゆえだなあ

 

さいわいとおもえば

辞書をひいていたり…

 

やさし

原義は

 

一に

 

身も細るほどつらい

片身が狭い

恥ずかしい

 

 

食べて

過ぎて

ふとるほど食べて…

 

ごめんなさい

 

 

すてて

すてて

どこかへとゆかなくてならないのに

こわくて身動き取れなくなっていて

ごめんなさい

 

ものの

山も

そのまんま

ゆくも見るも

こわくなったお部屋

どうしたら…

 

どうしたら…

 

 

真夜中に

ラジオの

知らない哲学者の声きこえて

 

禅を学んだひと

とわかった

 

そうだった

って

 

意味

無いんだ

 

いのちあるもの

いのち

ただ

まっとうするもの

 

自然と

ゆかねば

自分に

言って

泣いた

 

だれにも

なににも

やさしくない…

ごめんなさい

 

 

心遣いが細かい

慎み深い

 

優美優雅上品でしとやか

 

感心だ

けなげだ

 

やさし…

それら言葉

どれも

どれひとつも当たらない

無いわたし

 

ママ

おもっていた

言葉も

手放したママ

あの姿おもわれた

 

やさし

そのまま

その姿していた

 

ありがとう…

 

ママに

おねえちゃんに

こころにつたえてた夜

 

 

意味など無い

生きる

 

ふらふらくらくらで

ぼろぼろになって

立ちゆかなくて

身動きできない

 

ごめんなさい…

ごめんなさい…

 

あたえられた

いちにち

今日は

 

十一日

 

ただ

すわらせてください…

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

 

おそろしいおもい

妄想は

悪わたしゆえ

 

現におきて

おそろしいおもいした恐怖の

因縁と

 

この悪業

ひとつに

つなげているのだろう

 

ごめんなさい…

 

すべて

いのちに

 

いのちないものに

 

懺悔している

いちにち

 

 

 

 すてられて

 すてられぬ我に言うのみ

 たすけて

 たすけて

 南無阿弥陀

 

 

 

動けるうちに…

ざっくりとでも

おもっても

 

かなわず…

ごめんなさい

 

 

生きていたら…

 

明日

あたえられたならば…

 

 

無事に

 

無事に

夜こえてゆけるように

 

ひと

みな

やさし

よきひとと

 

祈ります

 

 

無事

ただ

祈ります

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい