うとうとも
あまりにも
切れ切れ
うごけなくても
横になったなら
もっと
うごけなくなる…
シーちゃん
起きよう
って
びくびく起きた
びくびく
おびえた
いちにち
神仏のお仕度
いちにち
ほんとう
ふらふら…
どきどき
はらはら
祈る
いつものお茶
午後にも飲んだ…
パパママも好きだった静岡茶
すり鉢にすったお茶
まるごとのお茶にしてるけど
たくさん飲んだ
やっぱり
ふらふら…
また
いま
しかない
いちにち
ごめんなさい
起こしてくれて
今日
ありがとう
いま
ありがとう
ありがとう
お茶を飲もうねえ…
と
飲んだ
迷惑
仏教の
迷惑
そのままのわたしだなあ…
ごめんなさいって飲んだ
まことの智慧
永久に
遠い
たどりつけない
かなわない…
愛羅刹
うかんだ
こわくなった
手をあわせていた
迷う
ただ
迷って
身動き取れなくなって
どこにもゆけなくなって
ただ
起きてるのにも
一所懸命だったり
食べられたよ
ありがとうだよ…
へんてこりんご飯でも
食べられた
ありがとう
ありがとう
パパ
ママ
おねえちゃん
ありがとう
手をあわせて
食べていた
ありがとう
背中が痛くて
おでこが熱くなって
正座ができなくなって
お茶
スキムミルク入れて飲んだ
なんにもできなくなったわたし
なんにも考えられないわたし
でも
生きて
夜こえられた
生きている
いまだなあ…
ありがとう…
やっぱり
ごめんなさい…
こわい不安な
古家なんだけど
うまれたお家だ
住まわせてもらってる
ありがたいお家だ…
いましか
なくても
どんなに
こわくても
ありがたい
いま
お片付け
いつまでも
死のお片付け
とは
なれないまま
うごけなくなったんだけど…
それでも
いま
ある
平和
祈る
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
道元さまの
御歌に
迷う
あった…
六の道
遠近(をちこち)まよふともからは
我父そかし
我母そかし
迷っているひとらを
わたしの父母
という…
なさけ
あわれ
かけていただいた
愛
は
慈悲
へだてなく
すべて
ひとへ
いのちへ
むかう
親の
子への愛
そのような
純粋なもの
愛
むさぼって
ならないなあ…
ごめんなさい…
風
こわくて…
病
自分
こわくて…
うごけなくなったのも
こわくても
こわさに
道元さまの
御歌のおかげで
おろか
だけど
短歌できた
ありがとう…
地と水と火と風となる
命吹く
いま父母と吹く
南無阿弥陀佛
こわいと
くるしいと
いたずらに
言葉
ふえる
ただ
文字
つないでしまう…
ごめんなさい
赤ん坊の
笑顔みたい表情
捨てられないために?
守ってもらうために…
笑っていないのに
笑っているような
そういう表情するようになっている
と
うかんでいた
けんかしないで…って
おだやかでない気配に
泣いたあと
一所懸命
笑っているわたし
ちびの
自分
うかんだ…
泣き虫なのに
愛敬よい
と
いわれたなあ
愛敬
あいぎょう
仏教では
そのまま
愛し敬うこと
愛
へだてのない
愛…
あいぎょう
こころえて
こころに
いつも
いつでも
いてもらえなくて…
ごめんなさい
いちにち
いま
ここに
生きていられる…
ありがとう
ありがとう…
風も
地震も
どこでも
だれにも
暴れないで…
こわくて
祈る祈り
ごめんなさい…
無事
祈ります
夜
しずかに無事に
こえられるように
こえて
明日へ
つなげられて
かならず
あたえていただけるように
祈ります
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい