火
出さねんでけろ
って
ヒダサネンデケロ
って書いたなら…
どこかの国の言葉みたいだけど
火を出さないでくれという
火の用心のこと
けろ
は
けろじゃ
とも言う
より丁寧になるのだろうか?
わたしはつかったことはないのだけれど…
あめゆぢとてちてけんぢゃ
宮澤賢治の
お妹さんの
あの言葉のように
けん
なら
女性の言葉になるのだろう
ひださねんでけろ…
まいにち
何度も何度もきいてる
こころにひびいてる
はい…!
と
姿勢しゃんとしてきいてるよ
パパ
たくさんの言葉たち
いてくれてる
こころ
ありがとう…
パパ
おしまいに近づくにつれ
いよいよこちらの言葉
津軽弁を話すように…
きいてる…
きこえてるよ…
ありがとうって
パパといっしょ
って
生きてるよ
ありがとう
お線香は信心のおつかい
って…
そのまえに火の用心となるなあ
ふらふらよたよたうっかりのいま
眠れない年月経て
壊れかけのいま
なんだもの
火出さねんでけろ…
ありがとうだよ
ローソクはとっくに封印したよ
ごめんなさい…
お茶
おとりかえは
お湯が沸くあいだ
つきっきりでお茶のお仕度してる
大豆
いのちの大豆ならば
洗って沸騰するまでつきっきりで
くるくる不思議?に包んで置いとく
それを
何度かくりかえしたら仕上がる
あたりまえご飯は
いつのまにかしなくなった
くるくる不思議?に包むのは
麹発酵にもそうしている
その不思議な方法で仕上がる
節約
火の用心
地球の
手当て
ありがとう
パパ
となって
食べすぎてきたなあ…
食べすぎているなあ…
パパ
って
ごめんなさい
しか
なくなってしまった
無駄してならないんだよ
と
しおれかけた残りの大根をなますにして
しおれてしまった…
わたしが…
背中が痛いのだ…
なんにも手をかけられなくなって
こわいは
ますます
つのって…
あたりまえ
なくなってしまった…
余計なことしか
してこられなかったんだろうなあ
ごめんなさい…って
ありがとう…って
南無阿弥陀佛
お念仏と
一所懸命なますをした
いのちの大豆を仕込んだ
生きているなら
なにかは食べなくて生きられない
なにかは食べて生きていよう
も
生きていなくては
となってしまえば
生きていてよいのか…
やってきてしまう
おしつぶされそうになる
生きる
は
不思議
あたえられている
ただ
あたえられて
いま
ごめんなさい…
病
むかえない
いま
ごめんなさい
いのち
ごめんなさい…
歯医者さんにもゆけなくなって
あたりまえもすっかりなくなり
ぼろぼろのわたしになった…
ぼろぼろのものたち
たくさん
たくさん…
ここはおねえちゃんのお家
ここは住んでいていけないお家
なのに…
捨てられなくなって
身動きできなくて
ごめんなさい
お片付け
死のお片付け
だけが
だれかの
おねえちゃんの
ためにもなってくれる
たったひとつのことと
そう
おもわれていたのかなあ
そうならば…
邪
悪
なににも
ならないこと
ごめんなさい…
ひださねんでけろ…
パパ
お釈迦さまと
修行しててくれて
わたしのこころに
いつもいてくれて…
ありがとう
いつでもいっしょ!って
台所に正座して
一所懸命
食べた
ありがとう
朝
生きて起きられた
シーちゃん…って
背中は痛くて伸びないんだけど
ありがとうだよ…とめざめても
こわい…
南無阿弥陀佛
と
食べて
食べられた
祈っていてくれて
ありがとうって
お念仏
申す
いちにち
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
あすなろは
あすはなろうとなれもせず
あすを祈らむ
南無阿弥陀佛
あすなろは青森ひばのこと
明日はひのきに?
そんなような?
わたしか…
余計なことばかりのわたしか…
胸がつぶれそうになって…
ごめんなさい
つなげてた
ごめんなさい
葉くるみっていう
なにかをなにかの葉や野菜でくるむ
どこにも郷土料理にあるだろうお料理
わたし酒粕が大好きだったのは
大根の麹塩漬けに酒粕まぶし塩漬けの高菜の葉で
きれいに均一にくるんだ漬物が大好きだったんだ…
パパも
ママも
漬物名人だった
ママは
おねえちゃんのために
きゅうりの粕漬けつくってる
っておしえてくれてた
きゅうりは一本えらみ?
バラ売りのなかの
よいもの
しか
おいしくならないって…
何度も
何度もくりかえし
おしえてくれてた…
選び
が
えらみ?になってた
うっかりして気安く
お客様に立ったままご挨拶したならば
わいは!立ち山の猿だが?
って叱られた
ママの言葉たち
とってもおもしろかった
消えて…
消えてしまったんだけど…
いっしょに生きてるんだなあ
答え
ちっともくれなくて
決めつけしないママだった
ありがとう…
猫たちの命日も
月命日も
おもう
祈る
猫
看取ってくれた
ママ
ありがとう…
ご飯
お米
一所懸命
食べないと
外食だけでなくてお米
みんな
カリフォルニア米になる…
へんてこりんご飯の
究極へんてこりんご飯は
甘味もご飯でとなってる…
こちらは
お赤飯もおいなりさんも
ほんとう甘いんだから…って
りんごはもうおしまい
褐変が起きていたりしても
まったく平気で食べられるわたし
とうとう
りんごご飯してみた
たくさん
は
食べないんだけど
食べすぎていると
おもわれて
砂糖断ち?
しなくてならない?
ずっと
そんなおもいにとらわれてて
解禁
で
ちょっぴり
で
幸福に…
お砂糖
ありがとう…
紫人参と生姜すりおろして甘酢で漬けてたので
ちいさないちょうに切ったりんごは生で
大麦入り玄米ご飯に混ぜてしまった
とんでもない赤紫の甘い酢飯のりんごご飯
きっと
ママも大好き…
おねえちゃんには
こんなのつくってなくてよかった…ともおもって
こころに
ごめんなさいした
ひとりぽっちだけど
究極へんてこりんご飯
食べられるにんげん
食べてくれるひとが
いるとしたら…
よほどの
甘いもの好きか
徳あるお坊様か…
なさけあるひとの
あわれみか
と
おもわれて
それでも
ほとけさま
パパママ
ご先祖さま
いっしょに
食べてくれているんだ
と
ありがとうと
一所懸命つくって
一所懸命
食べた
ありがとう
誓願断
自由
自然
じねんへ…
ただ
いま
の
ありがたさ
のみ
いま
きり
ごめんなさい…
なんにも
かなわず
ごめんなさい…
貪瞋痴
はなれられなくて
こわくて
ごめんなさい
夜
ひと
いのち
みんな
無事に
おだやかに…
ゆっくり
しずかに…
こえてゆけますように
明日
かならず
つながってくれて
かならず
あたえていただけますように
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい