シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

みえる

いま

 

いましか

無い

いま

 

このいま

 

まるで

 

みえてた…?みたいな…

 

自分のことだからだな…

それだけだねえ

シーちゃんって

 

みえないひと…わたし

 

お寺さんの若和尚さまは

みえるひとだって自分で言ってた

 

みえるひと

いるのかいないのか

みえないわたしには

わかることないんだけど…

 

みえるのならば…なにみえるの?

 

おねえちゃんが

お寺に行ってくれたときに

若和尚さまにわたしがみえてくれるかなあ?

とか…

生きていないものだけみえるのかなあ…とか

 

馬鹿なこと

おもっていたり…

 

 

寒気と痛みと

かなしみと

 

起きれない…

 

ごめんなさいと

伏したまま

お念仏

 

もはや

ほとんどのこと

まえのようにはゆかなくなってる

もとより

できないことだらけだったけれど

 

お寺ゆけなくなって

お寺

大事な場所

わたしの大事な場所

 

あれほどゆきたかった大事な場所

 

泣いて

泣いて泣いて

 

わかった

 

日ごと日ごと

わからせられてゆく

 

ごめんなさい…

 

 

にんげんでも無くなった

って…?

いや

ひとで無い?

そんなことおもうのは

 

おっかないおそろしいこころだ…

 

わかった

わからせられてゆく

 

ひと

不殺生のもの

 

そうして

ひと

 

こころに

しみて

ある

 

なのに…

 

 

なにもかも遠い

なにもかも恐怖

 

身動きとれない自分になった

 

また酷暑が突然くるのになあ…

 

冷蔵庫が壊れたのに?

って…

 

こういうの

ほんとうの

ヤバい

なの?

って

また

パパに

きいてた

 

 

寒くて寒くて

それでも冷えなくなってる冷蔵庫

 

ふと

真冬

寒くて寒くても暖房もつけれなくなってた自分

きた

 

あれからさらに

もっともっと

 

もっと…と

 

できない

かなわない

くるしいかなしい…

 

ぐわぐわになって

 

ぐるぐるぐるぐる…

 

 

南無阿弥陀

 

南無阿弥陀

 

神仏を…

お水をお茶を…お花を…

 

 

死なずに生きるのだ

 

死なず

生きるもの

ひとだ

となって

 

起きられた

 

ありがとう

 

ありがとう…

 

 

ただ

くるしい

かなしい

 

それでも

 

ただ

ありがたい

なってゆく

 

お経

おとなえも

できなくなって

 

手元の本すべて

仏教の本すべて

始末しようかという

そのときの

 

一冊

 

そこに

 

つよく

やさしき

あった

 

何度も読んだはずなのに…

 

底に底に

底にむかう自分に

 

いま

 

ひびいてくれた

 

南無阿弥陀

 

南無阿弥陀

 

 

ずっと

南無釈迦牟尼

そうでなくてはならぬ

どうしてか

おもいつめてたなあ…

 

お家の菩提寺曹洞宗

お祖師さまは道元さまって

 

僧でもないのに…?

 

すべて

お釈迦さまのみおしえなのに…

だれかが

曹洞宗でも南無妙法蓮華教って

念じているとおしえてくれてたのも

それはそれでありがたい…っておもってたのに…

 

どうして…?

 

自分のことだから?

わからないんだけど…

 

お念仏

 

南無阿弥陀

 

安心

あんじん

 

いただいた

 

悪われの

あんじん

刹那でも

 

つなげられてゆく

 

ただ

ありがたい

 

 

生きる

すべて

不自由

いま

 

かつて己の為し己のおもったこととも

まったく

異のこと

 

あたりまえのひと為せることとは

まったく

異のこと

 

あたりまえのひとおもうこととは

おもえないような

異のこと

 

それでも

 

生きてこられた

生きて

あるいま

 

ありがたい

 

そのまえに

 

あたりまえとは?

そんな問いは

あるのだろうけど…

 

不思議

のほかは

すべて

あたりまえとおもわれる

 

それぞれの異

おのおのの異

色のように果てしない異

 

生きてるうち

己と己のおもいと生きるより

愚か悪わたしには

かなわないことだ

 

それしか

わかることかなわない

悪わたしなのだから

 

 

それら

すっかりあたりまえでない

すべて

 

いま

自分のいま

 

あたりまえ…

 

ただ

ありがたい

 

そうしか

できずにいても

 

それらに

いのちつなげられる

ありがたさ

 

生きてこられたこと

 

いま

あること

 

ただ

ただ

ありがたい

 

いのち

いま

あり

あたえられた

いちにち

 

ありがとうとなる

 

ありがとう

 

南無阿弥陀

 

 

ただ

ありがとう

なって

 

神仏に

つたえる

 

わびる

 

すわる

 

 

おねえちゃんに

 

こころにきり…

つたえる

 

ごめんなさいと

ありがとうと

 

わびて

つたえる

 

祈る

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

 

 いまあるを知りてくださる

 佛われにとけて慰む

 南無阿弥陀

 

 

ひと

みずから…とは

 

けっしてならないひとと

 

そうして

ひととなって

うまれてこられたこと

 

知っていてください…

 

愚か悪わたしに

いえることでないのだけれども…

 

ひと

ほんとうの

まことのこころに

みていただけたならば

 

争うことも

 

傷つけ合うことも

 

戦い

殺し合うことも

 

けっして

無いひとと

 

みずから…

 

無い

ひとと

 

ありがたく

祈る

 

祈る夜

 

 

みえるもの…みえてるもの…

ごみ…?

 

かなしいお部屋

さみしいお部屋

 

ごめんなさい…

 

 

生きていてください

倒れていませんように…

 

かならず

無事に

 

こえてゆけるように

めざめられて

かならず明日

あたえていただけるように

 

祈ります

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい