シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

ここにいる

ママといっしょにいさせてもらえた

それは

 

ただひたすら

わたしのわがまま

 

おねえちゃんにかなえてもらった

 

いっしょにいて

ふたりぽっちになって

あれ?

ママも

さみしい?って

 

つたわってきた

 

もうほとんどなにも

言葉にはできないママになっていたから

 

たぶん

具合がなんとなく悪かったり

痛みと熱がくるまえだったり

視界が狭まってたから

 

わたしが消えて?

それで

横でしずかにしてたら

 

いなくなった?って

心配してくれてたかもしれない…

 

もしかしたら

帰ってくるの

待っててくれてたかもしれない…

 

ママしか

ほんとうのとこ

わかんないけど…

 

入院中わたし

ずっとおしゃべりしてた

ここにいるよ…わたしだよ…って

 

しずかにするのは

ふたり夕焼けや星みるとき

 

夕焼けだねえ…

お星さまがきらきらだねえ…

あとは黙って並んでみてた空

 

また

ママもみてる

とおもう

いま

 

退院して

みえなくてこわいかなあ…さみしいかなあ…

おねえちゃんの心配してるように

お家にいるのにお家に帰ると言うかなあ

 

そんな心配より

急速に

すべての働き落ちていった

 

急いでたくさんのこと

あきらめてゆくしかなかった

 

生きて

息をしてくれてる

 

眠ってくれてる

 

ただ

うれしかった

 

 

さみしさ

って

 

たとえママが元気だろうと

ずっとふたりでいようとも

 

いつだって

ひと

さみしい

 

だれといたって

 

いなくたって

 

ひとりの

こころ

 

こころ

 

ひとつ

 

 

おのおの

さみしさ

 

あるなあ…って

 

ママ

なんにも言わず

おしえてくれた

 

 

認知症は症状で

病じゃないんだ…と

なんにもわからない壊れてしまう

のではないんだ…というのも

 

まなざしや

震える手が

こちらにむかう

いつまでも

 

おしまいまで

 

ただ

うれしくて

 

ありがとう

ありがとう

 

ありがとう

 

それから…

 

ごめんね

 

ごめんね

ありがとうって

 

なんにも知らないままお世話して

なんにもわからないわたしなのに

つたえられないママのはずなのに

つたえてもらってた

 

その導きに動けた?

おしえてもらった?

 

 

こころ

 

不思議

 

 

しゃべりたいだろう

おもうまま話して

つたえたいだろう…って

 

いま

あのときよりも

いっそう

あのときの

ママのこころのうち

わかるような

おろか

 

自分

よわって

 

口もきける字も書けるのに…

 

こわくて…

 

なんにも

なんにも

だれにも

 

だれひとりにも

 

伝えられなくなって…

 

はじめてわかる

おろか

 

死んだらこれ以上は死なないから安心

なんて

養老孟司さん言ってたけれども…

 

ママ

母親だから

死と生

生と死

つながってた

 

いま

いてくれてるんだな…わたしのうちに

そして

ご先祖さまたちも

 

その

ご先祖さまたちの

こころを

導き

貫いたもの

 

それらに導かれ

為されたことも…

 

れんめんと

みゃくみゃくと

 

つながって

 

いま

 

なのに

 

ごめんなさい…

 

ほんとう

ごめんなさいしか

無いわたしになった

 

ごめんなさい…

 

 

南無阿弥陀

 

南無阿弥陀

 

 

ありがとう

 

ママにも

パパにも

いちばんは

 

おねえちゃんに

 

ただ

わびる

こころにだけ…わびる

 

お仏壇のまえ

 

ただ

わびる

 

 

こわくて

こわくて

 

ごめんね…

 

ごめん…で

起きた

朝どうしても

起きられなくなってた…

ぶるぶるきて…寒かった

 

シーちゃんみても

かなしかった…

 

 

生きてるブログ

このブログ介護ブログじゃない

 

さいしょは

ママとわたしと

生きてるブログ

 

いま

ひとり

 

こわくて…

なにもかもこわくて…

 

ひきこもりになって

 

この肉体に

明らかに病がある

自分で

触れて

わかってても

 

病院

ゆく

そこまでにも

 

たどりつくまでには…

 

果てしない山

ある…

どこまでも

立ちふさがってるようにおもわれる

 

ひと

なる?

 

もどる?

そのための…?

 

たくさんたくさんの山

こえねばならない山

あって

 

それ

言葉にはなんとかこうして換えられても

頭ではわかったつもりになったとしても

 

こころ

死んで…?

 

そこは

どう言えるのか

 

もうわからない…

 

どうにもしようのない

わたし

うごけない

 

ただ

生きてるブログになった

 

ごめんなさい…

 

 

ここにいる…

 

ここにいるよ…

 

ただ

ここ

きりの

声…

 

 

けど

ありふれて…?

 

みんなそうだって…

 

たとえご近所さん知ってるひと

もう

ほぼいないんだけど…

いたとしても

 

死んでる?死んでたよ

って

 

もうわたしも何度も死んでた?

すぐ

いなくなった…って

言われてるだけでおしまいだ…

 

 

ここにいる

ただ

それで

 

最上の

さいわいだ

 

 

ひと

 

なれる…?わたし

生きてひとに…

 

 

ひと

安心と

平和と

生きてゆける世界

 

かなえられるように…

祈る

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

 ひととなる

 いのちひとつとつながれて

 ひととなりたし

 南無阿弥陀

 

 

清拭

おしまいの清拭は…

凄惨な?二時間ちかくかかったなあ

って

 

あちらへ旅立ったというママにも

清拭もお口のケアもマッサージも…

ありがとうって

となりに寝て

 

うたもうたって

おしゃべりしたなあ

 

頭陀袋には菩薩さま描いて入れた

 

お経

ママあちらへ

どこでもゆける

ふたりのときには

おとなえしなかった

 

そしたら…

 

やっぱり

あちらで修行していてくれるって

おしえていただいた

 

うれしくて

いまも

うれしい

 

わびるしか

なくなった…

 

ひきこもりの困難のひとつの…

こわくて…の

ひとつに

 

清拭がたすけに…?

 

ただ

生きていること

 

いま

生きていること

 

 

ただ

いま

 

 

ごめんなさい…

 

 

ありがとう

 

 

生きていてください

 

 

無事にいてください

 

 

こわくても

こえられて

 

どんなに

こわくても

 

明日

めざめられて…

 

いちにち

かならず

あたえていただけるように

 

無事に…

 

祈っています

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい