象のうんこ
と
うたえるひと
有名な歌人だ
そういうひとには
なれなかったなあ
永久に
なれないなあ…
糞
なら?
いつか十代の詩に使えてた言葉だ
恩師?だいすきな先生に
絶句された
そんな路線?しばらく血迷ってしまい
つつしみのかけらも無い?とか?
そういう乱暴な詩がつづいてしまって…
おまえはおまえが使うべき言葉がある
おまえのこころにある
おまえしかわからない
おまえの言葉だけで書け…みたいな…
だいすきな
だいすきな先生だ
師というよりは
お正師さま?
禅にも仏教にも
深い学びあって
いつも
わずかの言葉に
深い思慮あって…
どんな乱暴そうな言葉にも
おもいが愛が
情けがあった
ずっとずっとお慕いしてたけど…やっぱり
臆病
悪のわたしだ
自分から
はなれてしまった
だいすきな先生
だいすきすぎた…
ママ
ずっと
わたしのこと知らせてくれてたらしい
ママと先生はいつも礼儀正しくて
ふたり手を揃えて深くお辞儀して
かならずその挨拶から始まるのだ
僧ふたり?
みたいに
お話してるの見たら…
傍若無人なふるまいしてた自分は…
となって
恥じた
礼儀
大事
言葉
大事
くそじじいくそばばあならば
封印
糞
大事
ひと
いつかみんな
じじいばばあに…
排泄は一大事となる
おばあちゃんにおしえてもらった
糞袋とか
ふんぞうえとか
仏教にあらわれる言葉
かたちばかりになってくようだ…
金ぴかきんきらきんの衣
わざわざこしらえてもらって
これがふんぞうえですよと
自慢する高僧いるらしい…
わらえない…
ぴんぴらぴん
って
オシドリ夫婦で有名だった俳優夫妻の奥さま
言ってた言葉
かわいい言葉…って忘れられなくて
おもいだされて
いつまでもこころ
にっこりなるなあ
夫の選んだガウンに文句つけた言葉
きっとchicなのがよかったんだろう
ママも
ずっと
そんなママだったんだけど…
やがて
ほんとうはだいすきな薔薇いろ薔薇模様とか
chicなかわいらしい灰色かがったピンクとか
ほんとうよろこんでた
うれしそうで…にっこりで
うれしくなった
かわいかった
そういうものたちだなあ…
捨てられないものは…
執着
しゅうじゃく
おろか
悪
なんにも
よめない
なんにも
できない
どこにもゆけない
こわい
こわい?
わからない
眠たくて
かなしい
疲れた…
ごめんなさいって神仏のこと
お祈り
ただ祈る
ごめんなさい…
南無阿弥陀佛…
つなげて
つなげて
つなげていただいて
ごめんなさいと
洗濯機でお洗濯
洗濯機で洗うのにも手間かけてる…
それも
とうとう重労働になってしまった
体力まったく無くなった
水を汲んで置く
ポリタンクある
それ
パパが残したもので…
なににも
なんにもひとつも
備えていない…なにひとつしていないので
ちょっぴりでも…?って汲んで置き
お洗濯に使って循環させている
しんどい
ぶっ倒れそうだった
横になりながらお洗濯した
干せる?
気をつけて…
一気に
かなしくなった
シーちゃん
生きてる…生きてるねえ
今日は生きていようねえ…って
ぬいぐるみと
独り言
言う
言えるのはまだ
すこしは
こころ
無事
言葉…
かなしいこと
うかぶ
といっても
言葉のはじめは
ただ
ただ
かなしい
きもちだ
言葉に
かえないで…と
手をあわせてた
南無阿弥陀佛
きてくれた
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
きもち
おもいを
そっとする
自分のこころの
いまの
おもい
かなしい
うかんでも
うん…
うん…
と
ただ
うなずいて…
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
すこし
横になっては
すこしうごいて
ようやく終えられた
ありがとう
言葉
争いに
戦いに…
平和
祈る
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
言葉さえ
言の葉とその外と言い
情けかけたる
南無阿弥陀佛
言葉
やがて
失う
おっかない言葉
おしまいまで
残ってしまえば…?
おっかないだろうなあ…
自分もまわりも
おっかない
かなしい…
うん…
身動きとれなくなっても
このまま…
でも
そのとき
は
そのとき
そんなときこそ
きっと
もっと
すこしの
言葉
たぶん
ただ
ありがとうとなる…
ママ
おしえてくれた
ありがとう…
ずっと
ずっと馬鹿で
ごめんなさい
無力無能無用
もとより
なのだ…
生きていた
生きてて
ごめんなさいなんだけど…
ありがとう
生きて
食べて
祈る
いま
ありがとう
ありがとう
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
無事
いちにち
終わってくれますように
しずかに
しずかに…
夜
無事に
こえられますように
明日
かならず無事に
あたえていただけますように
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい