一生を棒に振る
そのくらいの覚悟で出家しろ
って
ある禅僧の言葉
棒に振るって?意味は
無駄にするということ
なんにもならずに
なんの意味も無いわたし
ひきこもりの恐怖まみれ
すべてこわい
いま
こわくなることがつながってしまった
不運不幸が現にあったとはいえ
それら悪わたしの業
不運
不幸
と
業と
こころしていなかったならば…
こころには
みほとけ
おられ
悪わたしにさえ
まことのこころ
そなえられて
うまれた
と
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
お念仏に
たどりつかせていただいてなかったならば
きっと
いま
無い
かなしくて
なにもかもこわくて
また眠れないまま
ありがとうと
ふらふら
起きた
ひきこもり
どこにもゆけない
このまんま一生を棒に振るのだなあ…
棒に振る
ならば
死のお片付け
と
おもった
いつものお掃除に
ようやく床も拭きあげられた
やっとのことでしもやけがふさがったのだ
ありがとう
ありがとう
と
拭いた
そして
いつもの神仏のこと
それから
ただすわった
正座
ほっとする
もう
ひとり坐禅
五体投地しない
ただ
正座
ママ
あぐらを嘆いていた
心底かなしんでいた…
昨日の夜は坊主頭を夢見たけど…
ママかなしむ?って
ごめんなさいってなった
まったくなんにも調べたりしないわたしなんだけど…
お坊様でもない女性
バリカンで丸坊主すると…?
カツオ君になります
という記事があった…
そうか…
となった
そしたら
アウシュヴィッツ…きた
ぐわん
ときた
ごめんなさい…
ごめんなさい…
技巧凝らした髪型や染髪
まったく好まないわたし
自分で散髪してきた
結うなら散切り総髪
ざんばらにしていた
髪白くなるならば白いままにゆく
わたしの
すきならば
どこまでも
へんてこりん
バリカン無しで
ざくざく切りで
と
おもいなおした
もしも
坊主頭するとして?
出家しないまでも
師に?
お正師さまに
刈ってもらえたなら?
どんなにかさいわいだろうか…
そんな想像してたら
瀬戸内寂聴さん
きた
出家に際して愛人?に刈ってもらってた?
まるで
源氏物語みたい…
そっから
いろんな物語お話おもいかえしてた
出家しても僧同士の嫉妬のくるしみの古典や
ひとの煩悩の尽きないことからのくるしみや…
煩悩無尽誓願断
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
そういえば…
体重計あって計測するから体重気になる?とか
おもってたりしたんだけど
体重計無かったら今度は
体型とサイズ気になる?
そういうものらしい…
わたしの体重は
実はよくわかっていない
着たまま不規則に計測し
どうでもよいともいえる
筋トレは一切やめた
なんか筋肉愛
消えた?
また
普段の動きに負荷をかけることにした
棒といえば
棒みたいな体型すきだった
けど
骨折するらしい
脚は太くないと…と
いつもの動きに負荷かけてたら
体重ふえた分?脚が太くなった
ふらふらへとへとなんにもできなくて
かなしくて壊れてく途中で
冷蔵庫さえ買いにゆけない
病院ゆけない
病
放置
で
負荷?
馬鹿だ
ほんとう馬鹿だ
ごめんなさい…
それにしても…
いちばんあわれ
ごめんなさいは
仏間のごちゃごちゃ
ごめんなさいしかなくなったわたしだ…
仏間カビ部屋なんだけど
懺悔
ごめんなさいしたくて
ずっと仏間にいる
ただ
すわっている
生きていてごめんなさいの
ごめんなさいをしている
お寺お墓ゆけない
ごめんなさいと
ひきこもり
ひととうまく生きられないごめんなさいと
ひと
傷つけて
なのに傷ついた愚か悪
ごめんなさいしている
ごめんなさい…
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
勇気?
覚悟?
見つけられそうも無い
死んでゆくもの
いのち
いのちあるうち
かなえられること
ただひとつ
あるなあ
と
手をあわせていた
祈り
懺悔
覚醒してあるうち一切懺悔
生きてあるうち一切懺悔
かなえられるものならば
命懸けの死のお片付けを…
親にも祖父母にも
信心が消えてしまった世の中
おそれ消えてしまったような世の中
こわいことたやすくつなげられる
いま
我ひとり悪は
その世の中の
もっとも
悪
このわたしのような悪が
つなげてしまった
いまだ…
ごめんなさい…
お寺お墓にもゆけない自分にした
みずから
そうした
ごめんなさい…
ちいさいひとたち
こころのよりどころ
どうやって
どこに
見つけられるだろう
高僧の言葉のように
役に立たなくなっても
安心してあちらへとはゆけない
この国になったことの
ほつれは
どこにも
そこかしこ見えてたのに…
加担してしまうようにして
つなげてしまった
悪
ごめんなさい…
ごめんなさい…
捨てなくては…に
また飲まれた…
かなしくて
うごけなくて
祈る祈り
ごめんなさい…
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
寿刻まれしか
ものあわれに見つ
立ちつくし見つ
南無阿弥陀佛
たくさんの
あわれなものたち
捨ててきた
捨ててごめんなさい…
パパ
ママ
おねえちゃん…
ごめんなさい…
恥じ
みんな
ひたすら
おそれていたなあ
お家の恥じ
捨ててきたのはわたしだから…
うつくしく捨ててきたからね…
よそさまに恥じとなるようには
捨てていないから
ゆるしてください…
ごめんなさい
ただ
ただ
すわった
手をあわせていた
バリカン
手元に残っていたら…
真夜中
きっと
カツオ君になってたなあ
女性わたし
女性ならば
つつましく
つましくあろう
悪わたし
われひとり悪なのだから
懺悔と
祈りと
ただ
貧しくいよう
この
いま
ある
いま
ありがたく
ありがとうと
ただ
祈る
祈らせてください…
ごめんなさい
ありがとう
夜
こえて
かならず
こえられて
無事に無事に
こえてゆけるように
かならず
明日に
無事に
つなげていただけるように
祈っています
平和な
しずかな夜
祈っています
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい