気
声にもあらわれる
つたわってしまう
ラジオの声にも…
やっぱり怒ってるなあ
シーちゃんどうしよう
ゆっくりすぎる話し方する歌人
ゆっくりの口調のまま
やっぱり怒ってる…
短歌にこめられたおもいの
解釈ならば
ひとの数ぶんあるんだろうに…
女性アナウンサーが言ったこと
歌人の先生とは
ちがってて
いらいら…
よくわからないこと
言いつづけてるうち
女性アナウンサーの声
しょんぼりしてしまい
そのまま終わった
源氏物語で知った
あれかなあ?って
もののけって
妖怪じゃないんだとか
気とか?病とか?とにかく
よくわからないことぜんぶ
物の怪
物の気
とにかくひとに
とりつくものぜんぶ
何度もだれの訳も断念で
よくはわかってないけど…
たとえば流行り病ならば
ぜんぶもののけ
病
お坊様の加持祈祷で治療した時代
あのいにしえに生きてるのでも
このいま
病
向かえなくて
さらにはお寺もゆけないまま…
なんだろうなあ
かなしいなあ…
くるしいなあ…
わかってて
うごけなくなって
ごめんなさい
歌人の先生は…お天気のせいかな?
梅雨の気候は不安定
気候の急激な変動で
真夏日の六月
危険な暑さ
山と積まれたものたち
冷蔵庫
どうしよう…
わたしを
病を
どうしよう…
神仏
ただお祈りしてるのって
知らずの
加持祈祷?
無力なのに
徳も無いばかりか
悪なのに
ちがうなあ…
ずっと
生きてること
申し訳ないんだ
いたたまれない
ただ
ごめんなさいなんだ
生きていてごめんなさいなんだけど
生きています
その
ありがとうといっしょの
ごめんなさいなんだ
なんにもできない
どこにもゆけない
死ぬなら死のう
は
なるならないでなく
そうなるしかない
いまなんだ
生きていたいなんて
役に立ちたいなんて
執着
欲
悪
冷蔵庫は生きてもいないのに
終わった死んだものみたいで…
終われ?
死ね?
おしよせる…
わたし
ほんとう
よわいんだな
ほんとう馬鹿だな
時間差で
遅れてやってくる恐怖
ある
したたかやっつけられてる…
やっつけられてく
どこかにゆかねばならなくても
ここにいる
ここにいるしか
ないわたし
死なねばならなくても
いま
ある
ありがとう…
ごめんなさいと
神仏をお祈りした
どこにも
雨も風も
わるさしないで…
戦争は終わりへ向かってくれるように
たとえ
そのきざしだけでも
あらわれてくれるように
それら世界中にとどいてくれるように
つながってくれるように
祈ってた
つかれても
よわっても
生きてても
生きてるぜんぶ
ごめんなさいだ
生きていてごめんなさい
迷惑かけて生きていて
うごけなくなって
ごめんなさい
ありがとうと
お祈りした
祈らせてくださいとお祈りした
平和
祈る
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
針一本いかにか捨てむ
もののけよ
供養せむとて
南無阿弥陀佛
古着物
ほどいたのが
真夜中
ふわりと
揺れた
ひと
いないのに?
びっくりしないよ
針一本さえ
あれやこれやと悩んでは
お祈りして捨てるというのに…
パパ
ママ
ご先祖さま
ほとけさま
ごめんなさい…
おねえちゃん
ごめんなさい
よわって
うごけなくなって
ごめんなさい…
ただ
ありがとうと
お祈りした
倒れていませんように…
無事に
しずかに
いちにち終えられて
夜
こえられて
かならずこえられて
明日
めざめられて
あたえていただけるように
祈ります
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい