問うということ
もともとできなかったわたしだけど
だれにも
だれひとりにも
問うことも相談も
かなわなくなった
いま
お片付けしたら倒れてしまいそうな昨夜
暑い部屋の山と積まれてるものたち
崩すみたいに運んできて始末して
へとへとふらふらになって
眠れなかった
朝どうしてか
まだ手が冷たい
シーちゃん
今日も生きてるよ…って
ありがとうと神仏のことする
捨てられないわたし
ますます捨てられなくなってしまった
よき本はすでに手放せたし
朽ちてたものやネズミや虫たちの襲来に
踏ん切りつけるしかなかったものたちは
すんなり手放せたこと
毎日くりかえしありがとうしてるなあ…
パパのおしまいにも
やっぱりおねえちゃんの支えで
いっしょにいさせてもらってた
ほんとうの
おしまいの日は
おねえちゃんとわたしといた夜
なんだかお家に三人いるみたいな夜で
そのときの旅立ちで…
立派な旅立ちって
ただ有り難くおもえた
そのおかげもあったのか
お片付けも頼まれていたのもあってか
パパのものたちは
いちばん多かったのに
ひたすら
迷いすくなく捨てられたんだなあ…って
毎日くりかえし
ありがとうしてるなあ
それでも
パパママ
おねえちゃん…捨ててごめんなさいとなる
ありがとう
と
お仏壇のまえ
つたえてる
なのに…
いま迷って
よわってて
捨てられない愚か
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
お念仏申してるうちに
こころから
捨てよう
と
そうもなることもあるんだけど…
今日は
もうなんにも触れられなかった
暑いのはお花も…ってお水を何度もかえて
お祈りした
南無阿弥陀佛
手放せますように…
ひとつでも
どうしてそうおもうの?
って
問うことできなかったパパの言葉いっぱい
いっぱいあったなあってまだ時々おもう
ただ言いたいんだろうなあ…と聞いたけど
ただ一度
病状を隠してたママのことを
妬んで?
凄まじい言葉ばかりになって
とうとう
パパは大好きなパパなんだよ!って
ママもパパが大好きなんだよ…って
泣いてしまったこと
いまも詫びていたり
未熟…馬鹿…
ごめんなさい
まだ
そういうわたしで
馬鹿で
ごめんなさい…
ひたすら懺悔する
昨日のブログの
みんないっしょ
は
いまもパパママに言ってるんだけど
おしまいのパパがわたしに言った
さみしいなあ…への返事だったなあ
みんないっしょだよ…って
つたえられてた
もうすぐみんな来てくれるよ…
いっしょにお祈りして待っていよう…って
言葉つなげたけど
俺は天国にはゆけないんだぞ…
黙って聞いてたあのパパの言葉の
おそらく問うともない問いの
こたえのようにして
みんないっしょ…
つたえてたなあって
あらためておもってた
パパ懺悔してる
お祈りしているとおもわれた…
天国にゆけない地獄にゆく
という
パパの言葉に知らされた気がして
いじらしいような
あわれなような…
ただありがとうしている
お浄土では修行しているんだ
そうおもわれて有り難い…
だからこそ
いま
この
いま
ごめんなさいばっかりのわたしになってく…
悩んで迷って
かなしみすぎて
馬鹿なわたしが
もっともっと馬鹿な
愚か悪つなげてしまったよ
パパ
ママ
ごめんなさい…
おねえちゃん
ごめんなさい
いま
ただごめんなさいしかない
なんにも考えられなくて
なんにも決められなくて
身動きとれないわたしになって
ごめんなさい
ひきこもり
恐怖
手放して
その
もと
病へ
向かうべきだ
わかっているんだ…
パパと
わるいとこそっくりなんだけど
ほんとうそうなんだから
立派に
おしまいに
向かってゆくべきなんだ…
ひとつ
と
はじめた
南無阿弥陀佛
平和
ただ
一歩から
平和への道つながるように
祈る
祈らせてください
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
草のかげのひとおはす我がひとり家
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
くさのかげのひとおはすあがひとりいへ
なむあみだぶつ
なむあみだぶつ
冷蔵庫そのまま…
パパどうしよう…
残ってる冷凍庫は?
まだ凍るかなあ?って
ただ考えて
悩んで迷って…
ここに
生きてるのに…馬鹿だなあ…って
おしまいの道の
途中なのになあ…パパって
ごめんなさいしていた
それにしても…貪りが
すぎていた
ごめんなさい…
慈悲に
おねえちゃんに
ごめんなさいしてた
恐怖に食べるなんて
祈るもの
お浄土
信ずるもの
とは
遠い…
ごめんなさいって
祈る…
よき本の仏教の本たちは
とうてい生きてるうちに学びきれないと
手放せた
くりかえし読んで
ひとり問答していて
絶対無理と知らされた
問う
とは
学び
問えない
よわったわたし
おさとりかなうはずないなあ…って
わかる…
手元に残った本
浄土経の本が多くて
それらも
もう何度も読んだのに…
あらためて
お片付けを死のお片付けとおもって
ひとつでも…と
お片付けしながら読んでいたけど
泣いた…
ここまで
くりかえし泣いた
命懸け
って言ってたんだけど…
それは
かなう?ひとに
いや愚かわたしに…
それでも
ひとつでもだ
って
それから
不可思議な死の友
ふたりの
かなしい若き旅立ち
ふたりとも
お浄土に迎えられてる
と
ようやく
安心
きてくれていたり…
やっぱりゆらぐ馬鹿なわたしだけど
有り難い
ありがとう…
ありがとう…
みんな
ありがとう…
馬鹿なまんまで
ごめんなさい…
問えないわたし
もう
迷惑かけるばかりになって
だれにも相談できなくても
ごめんなさいと
ありがとうとゆく
お浄土のひとたちに
問うて
問うてゆく
ひとつでも
と
いま
いましか
無くても
ひとつ…
ひとつ…
ありがとうと
ゆこう
ごめんなさい…
ごめんなさい…
ありがとう
無事に
かならず
無事にいてください
倒れていませんように…
やすめていますように
夜
こえられるように
かならず無事こえられて
明日
無事に
つなげていただけるように
祈ります
祈っています
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい