シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

見えないけれど

真夜中の殺生

つづく…

 

完璧

あきらめた

くらくら…背中も痛い

 

やすもうとした

 

眠れない…

 

こわい

 

かなしい…

シーちゃん

起きた

 

お仏壇のまえすわって

ごめんなさいしていた

 

殺生は

つらい

 

おっかない…

けど

もう

ぜんぶ

こわいんだなあ…

 

この夏が

またこわいほど暑くなること

虫も草も木も水も

知ってるんだなあ

 

風も水も火も

どうか

どうか

しずかに…おだやかに…

 

お祈りしていた

 

南無阿弥陀

 

南無阿弥陀

 

ずっと

ぼんやり

なんにも考えられてない脳みそだ

 

なんにもかなえられないものの山

仏間にも…

 

極寒の余波の始末も終えられない…

 

ごめんなさい…

 

 

くるしみ

愚か悪に

つながる

 

ここに置いてもらい

住まわせてもらって

迷惑かけて

ようやく生きてこられていて

 

どうして…

 

どうして

ひたすら捨てて

きよらかに

とはなれないわたしなのか

 

そうやって自分で自分を裁く

 

まるで

ふたてに分かたれたみたいにして

攻め倦むようにしているからには

 

裁きのまえに

わたしと

わたしと

戦っているのだなあ…と

おもう

真夜中

 

たたかえないものなんだよ…

そうしてひとと生まれたよ…

自分に

言った

 

ごめんなさい

ぜんぶ

ぜんぶに

 

だれひとりにも

ごめんなさいしているなあ…

 

神仏

すべて

ごめんなさいとなるなあ

 

いつまで

 

どこまで

愚か…

悪…

 

南無阿弥陀

 

ごめんなさいと

お念仏

 

ありがとうと

お念仏

 

 

仏教に

めぐりあえた

ありがとうなのに…ただ

いま

 

 

信ずる

 

信じて

祈りと生きる

 

生きてきた…生きてこられた

 

有り難さ

いっぱいに

あるというのに

 

居たたまれなさに

うまれてくる

くるしみも

愚か…

悪わたし

 

申し訳ない…

ごめんなさい

 

ごめんなさいと

手をあわせて

すわっていた

 

いまの自分

恥じる

 

詫びる

 

ものの山たちさえ

おっかないなんて…

 

無意味な生死のままに流され

愚か悪

つなげて

 

生死流転と…

 

のちのちの苦

 

つなげてならないんだ

 

ごめんなさい

 

 

どのようにして…

 

どのようにして…

 

ただ

くるしい

くるしくなる

いま

 

あたえられても

ずっと

 

身動きとれないわたし

生死

 

わたしの道

 

懺悔する

 

仏性

ひとと生まれたならば

 

うずめられてあるんだ…

このわたしにさえも

 

この愚か悪の

生きる

これでも

このわたしでさえ

そなえられた

仏性に

道あたえられてある

 

まもられて

いま

あるんだ…

 

どのようなわたしであったとしても

どんなときにも

かならず

見ていてくださるんだ

ごめんなさい…

 

 

ありがとう…

 

佛の道

仏道

歩かせてください

 

ただ

祈る

 

懺悔するんだ…何度でも

 

信ずる道

つなげていただけた

 

有り難さ

 

南無阿弥陀

南無阿弥陀

 

 

背中

痛い…すわるも

くるしくて

 

愚か悪

かなしい

 

ごめんなさい

おねえちゃん…ありがとう

 

ひとり

ひとりの

ひと

みんな

お浄土のひとたち…

ゆっくり呼んでゆく

 

ごめんなさい

 

ありがとう

 

南無阿弥陀

 

すわっていた

 

平和

祈っていた

 

祈らせてください…

 

祈るしかなくて…

 

ゆるしてください…

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

 念ずれは侘びるこころの便無しかる

 南無阿弥陀

 南無阿弥陀

 

 ねんずればわびるこころのびなしかる

 なむあみだぶつ

 なむあみだぶつ

 

 

漢字

ひとつ

侘びる

 

わびるという

いにしえの言葉

 

かなしくて

やがて

やさしく響く…

 

わびぬれば

はじまる和歌ならば

星の数ほども詠われたのだろう…

 

どうにもしようのないもの

ただ

南無阿弥陀

祈るしかないわたしの

いま

 

短歌も

お念仏だ

 

 

キリスト教の学びも

足らず

 

ひたすら

この身を

こころまでも

神さまに捧げ

ただ

犠牲となるを

よしとしたんだなあ…

 

もとめた道

つなげられること

無かった

 

死のくるしみに

生きるがぜんぶ

覆われて…

 

死別の

旅立ちの

 

意味?

 

かなしみ

むなしさ

 

さみしさ…

たえて

 

こらえて

 

うけておれない自分を

そのままにして

 

意味だ

理由だ

となっていたかなあ

 

絶望したのは…

 

やっぱり

自分にだ

 

友に

わびる

 

ごめんなさいと

ゆくよ…

 

いっしょにいて…

 

 

いま

ある

 

食べて

食べられて

 

生きて

 

ある

いま

 

南無阿弥陀

 

お念仏と

あるいまだなあ

 

有り難い

 

ありがとうと

お祈りする夜

 

ごめんなさいと

懺悔する

 

 

 

ひと

平和に

 

幸福に

 

祈らせてください

祈る

 

わびる…

ごめんなさい

つなぐ…

 

お念仏

つなぐ

 

 

南無阿弥陀

 

ありがとう…

 

ごめんなさい

 

ごめんなさい…

 

 

 

平和

祈ります

 

幸福

祈ります

 

 

しずかな夜であること

 

ゆっくり

無事に

大事無く

いちにち終えられるように

 

こえてゆけるように

かならず無事に

こえられて

 

明日

かならず

無事に

つなげていただけること

 

倒れていないこと…

なんでも食べられて

 

いっぱい食べて

お水も飲んで

無事にいてくれること

 

祈ります

 

無事にいてください…

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい