いにしえの言葉かなあ…
打ち勝つ
って
朝起きて
おもってた
勝つ?は
無いような…?
打ち
は
つづく動詞を強調する接頭語
だけど
よくわかってない不勉強
ごめんなさい…
恥ずかしい
打ち勝てる…?
いや…ぜんぶ負けてる
となった
南無阿弥陀佛と
ごめんなさいと
ありがとうと起きて
神仏のお仕度してても
たった一晩で
いっぱいにあふれさせたもの
いっぱいの本たち
どうしよう…って
はらはら
やっぱり捨てる
打ち捨てよ…だ
おもってみても
どきどき
はらはら
こらえよ…だなあシーちゃん
南無阿弥陀佛
お祈りして
ごめんなさいして
そうして生きてこられたんだよ
お祈りしよう
と
おばあちゃんありがとう
と
小豆おそなえして
お経おとなえした
終えられて
倒れそうだった…
また
すわった
ごちゃごちゃの仏間ごめんなさい…
ごめんなさい…ってすわって
お下がりいただいた
本は引っ越しのときに
都会の老舗の古本屋さん
よき本を持ってってくれて
残された本たちなのだけど
偶然にも捨てがたかった本や
ぼろぼろだなあ…の本たちだった
捨てられなくて
こちらに持ってきた…
分散して段ボールの底に入れて…
いつか
もの始末していて
押し入れのなかにまだあれら
古本屋さんに見捨てられた本たち
ずっと段ボールの底に眠っていた…って
見つけてしまった
使わない布系の底に本がいた
忘れてしまってた…
こわさ
くっついて
不安となって
つながってゆけば
やがて
恐怖に…
眠れていないなら食べなくては回復しない
は
たいへんおだやかなアスリートのひとの言葉
そうなんだなあ…と
眠れずおもってた昨晩
だから睡眠がわるくなると
なにか食べたくなるんだ…って
生きようの証でもあるんだなあ…
恐怖だってそうだ…
南無阿弥陀佛
ママといっしょにいさせてもらったとき
ママの栄養のとき様子を見ながらわたしも食べた
とにかく食べよう!って
いっぱい食べてた
あんまり一所懸命に食べて
いまより大きくなってたんだった…
介護看護で支えてもらってたひとたちに
食べられてるんだねえ!って
笑われたんだったなあ
忘れてた…
南無阿弥陀佛
ありがとうと
お念仏して
ありがとうと
今日も食べた…食べられた
ありがとう
しばられる…馬鹿なわたしだ
知ると
智慧とはならず
知ったことにも
しばられるんだ
飢えぬほどに
には
背いていたとしても
有り難くいただく
残さず傷ませず
ぜんぶ食べよう…
冷蔵庫…ごめんなさい…
酷使してごめんなさいって
ありがとうと食べた
おねえちゃん
ごめんなさい
ありがとうって食べられた
食べられてるように…
眠れているように…と
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛と
食べられた
ありがとう
僧でもない
仏教徒にもなれない
そういう愚かさ
こらえて
つなげず
打ち勝つ…
こらえて
こらえて…
と
ひとつ…と
ひとつでも…
たったひとつでも
目の前のひとつ
愚か悪わたし馬鹿だから
そうしか生きてこれなかった…
いまだにそうして生きている
ごめんなさいしていた
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
ひとつ…ひとつ…
心配するから…って
あなたは心配するから
そう
おねえちゃんがわたしに言った
迷惑かけるばかりで…
生きてこられたのは
生きていられるのは
おねえちゃんのおかげ
そのご恩
まったくかえせないわたしだ…
死のお片付けだ
命懸けで捨てるんだ
しばられてた…
忘れられて眠っていた本に
救い
あったり…
あるお祖師さまの文に見つけた
今日もおとなえしていて
安心した
そのお祖師さまの
はたしてひとに命懸けとは…というような
こころのうちの吐露
すでに
おしえてもらってたと
記憶のどっかの
よきこと
つながってくれたりしてた
よきこと
つなげられてるんだ…
南無阿弥陀佛
お念仏
つなぐ
よくも
わるくも
分かれていないんだ…
ありがとう
ごめんなさい…
お片付け
もたもた迷うわたしのお片付け
ますます迷いの迷子のいまだけど
もの始末ということ
手をかけてみたり
お祈りしてみたり
持ち主の
おもいを知ったり
なんでかわからなくて…
それでも
あわれにおもわれて救おうと
また手をかけてみたりして
朽ちさせてしまって虫も出た
ごめんなさい…!ってなって
捨てられた
もの始末にも
お仏壇のまえにも
ただ一所懸命
お経おとなえしていた
そうして捨ててこられたんだった…
ありがとう
ごめんなさい…
心配も
こころのくるしさは
みんな
こころぐるし
という
いにしえの言葉
こころぐるし
つなげられてしまう…
それでも
ひとつに
いつも
救い
あった
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
祈らせてください…
くるしくて
はらはらどきどきでも
一瞬の
安心
ありがとう…
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
祈る今はこころごころの安し今
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
のるいまはこころごころのやすしいま
なむあみだぶつ
なむあみだぶつ
こころごころの
は
みんな
それぞれの
なんだけど…
祈る
いま
まことのこころ
祈ってくれているんだ
と
有り難い…
いま
無事
祈ります
無事にいてください
倒れていませんように…
夜しずかに
おだやかな夜となって
かならず
夜こえられて
明日
かならず
つなげていただくこと
いちにち
無事
あたえていただくこと
祈っています
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい