野球って
こわくなかった?パパって
パパに聞いて
ラジオ消した
しずかな仏間
南無阿弥陀佛
うとうと
はっ…
そのくりかえし
つなげられて
十年以上
南無阿弥陀佛
ごめんなさいのために…?
まことのこころと
こころから
ごめんなさいと
ずっとおれるように…?
もう
わからなくて…
お経
おとなえするも
ただくるしいわたしになった
まことのこころ
まことのこころと
お念仏
つなぐ
一心に
自然に
ひたすらに
まことのこころと…
そういうわたしに
なれなかったごめんなさい
ごめんなさいとつなぐ
お念仏だ…
かなしいいま
わたしの卑しい愚かな悪によって
自ら
つなげた
いま
ごめんなさい…
パパ
もっと
いっしょにいたら…あのとき
真っ暗な病室にひとりいたパパと
いっしょにいたならば…
もっと戦争と
平和の話
できたのに
お片付けなんて
後回しにしてたら…
南無阿弥陀佛
泣きそうで
ずっと
こわかったんだ
泣いたら
パパ困るだろう…って
いまなら
いっしょに
泣けたかなあ…?っておもうんだ
戦争が無い世界
平和な世界
祈る資格
無い自分
こころ平和なわたしで無くて
ごめんなさい
暑い日
ずっと
ふらふらへとへとの体
ぐちゃぐちゃの
考えられない壊れてゆく脳みそ
戦争が終わった日
戦争が終わった日…
しずかに
いちにち
生きていよう
ごめんなさいと
南無阿弥陀佛と
気をつけてと
いちにち
食べて飲んで
しずかに生きていよう
ありがとうと
南無阿弥陀佛と
生きていよう
泣けと言ってくれたひと
有り難いことに
よきひとだった
もうお浄土のひと
いっしょに泣いてくれたひと
生死
わからぬ
もう二度と会えないひとも…
いま
このいま
よきひとであるように
祈っていた
祈ってゆく
わたしも
一所懸命
よきひとでおれるように
おしまいまで
ごめんなさい
つなげてゆきます
そう
こころに
言って
言い聞かせていた
わたしによって
つなげられた
かなしみ
くるしみ
いまもってまだ
かなしませ
くるしめているひと
おねえちゃん…
すべて
よきひと
ごめんなさい…
ありがとう
ありがとう…
いったい
どうすれば
病
恐怖
立ち向かえるのか
どうにもしよう無いわたし
いま
それでも
いまの
ただ
いまきりであっても
最上のわたしでおれるように…
お仏壇のまえ
すわっていた
背中
痛くてつらくて
すわってられなくなったら
ごめんなさい…
ごめんなさい…と
お念仏と
仏間に
横になった
南無阿弥陀佛
お坊様でも仏教徒でも
よきひとでも無い
たくさんまちがい
いや…なんにも
ひとつも
なにひとつも
わからず
ひとつも
よきこと
正しきこと
つなげてゆけぬわたしだ…
そのわたしの
たどりつかせてもらった
お念仏
つなげられてあったのだろう…
ありがとう…
眠れない長い年月
この
三年
やっぱり
いっぱい泣いて
ぐちゃぐちゃになって
とうとう
なんにも
かなわないわたしになって
いま
いま…
いま
ある
食べられて
生きていられる
おねえちゃん
ありがとう
ごめんなさい…
なんにもこえてゆけるちから
無い
掃き清めよう…とお掃除した
こころ
悪
いまきりも
掃き清めよう
そうして
生きていられる
いちにち
ただ
生きて…
自分に
いま
つらい
くるしいひとに
こころに
言っていた
南無阿弥陀佛
祈らせてください…
祈らせてください
祈り
ゆるしてください
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
泣くひとと泣いて生きてる
あみださま泣いてくださる
わたしのこころ
わたしのほとけさま
あみださま
いっしょに
泣いていてくださるって
そうおもう
おもって
生きてる…
卑しく
ちっぽけな
わたしの涙とは
まったく
異なる涙
泣かないひとになる
というところから
わたしの
ちいさな社会
はじまって…
泣くな
泣くな
その言葉で
こころ
いつも
泣いていて…
泣かせようというひと?
そういうひとには
まったく泣くこと無い…
そういうわたしに
なれたけど
こころ
泣いた
無き悪
愚か悪
まざまざと
自分に
自分の悪に
知らされた
ごめんなさい…
ごめんなさい…
二度と
二度と…
くりかえしてならない
自分に
言い聞かせていた
さみしい
かなしい
戦争が終わった日
高校野球さえ
平和
守られてゆくのは
たいへんなことで
勝つ
負ける
に
重荷を背負わされてしまうのか…?
お前のせいだと
言われたり
見聞きして
俺のせいで…と
泣き崩れるのか…
未来
平和
ほんとう
むつかしい
二度とは…
シ-ちゃんにも
ごめんなさいした
ぬいぐるみだって
わたしと
ママと
いてくれたんだ…
見ていてくれたんだ
ママ
鳴くから
びっくりして
困って
困って
いつまでも撫でて
いつまでも鳴かせて…
ひと
みんな
くるしめてしまう
かなしませてしまう
愚か悪わたし
南無阿弥陀佛
祈らせてください…
倒れないように
なんでも食べて
いっぱい飲んで
休めていますように…
いちにち
ゆっくり
平和な夜となって
しずかに
終わってくれますように
夜
こえられて
かならず無事に
こえられて
明日
かならず
かならず
無事に
つなげていただけるように
祈っています
祈らせてください…
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい