シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

素直

言葉

すぐ

出ない

人見知り

 

もはや

書けなくもなっていた…

 

伝えたい言葉は

こころいっぱい

あるのに…

 

南無阿弥陀

 

 

ひと

そのどの群れからも

あらゆるにんげんとも

孤立?

孤絶?

 

南無阿弥陀

 

それでも

だれひとりとも

戦っていないよ…

パパママ

 

おばあちゃん…ごめんなさい…

 

ごめんなさいしよう…シーちゃん

 

南無阿弥陀

 

南無阿弥陀

 

横になったままのお念仏だ

ごめんなさいのお念仏

ごめんなさい…

 

起きられない

どうやっても

だるくて痛くて

耳鳴りと鼻詰まりと

ふらふら起き上がり

お水お茶神仏のお仕度のために

お清めのことをつなぐ

 

ありがとうとお掃除

顔や耳首腕を清めて

ありがとうと歯磨きして口を漱ぐ

 

南無阿弥陀

お念仏に

ありがとう

つなぐ

 

南無阿弥陀

 

 

戦争…

 

アフガニスタンのこと

中村哲さんのこと

ずっとおもってて…

 

おじさまの作品は難解な随想しか

それも朧げでもう覚えていなくて

 

ああ…素直

って

 

おじさんと甥っ子

どちらも

素直って

 

かわいそう…ってなって

朝から

泣いた

 

 

戦争に

逆らえば

生きておれなかった

 

仏教寺院はすべてが

御本尊

置いて

 

信仰の

いや

頂点

天皇陛下であると

絶対的に

そうしなくてはならず

 

この皇国を

火の玉のように

一丸となって

自ら命を捧げて守らねばならないのだとなって

 

信心が

深いほどに

身を捨てよと

 

信徒信者すべて

すべての縁あるもの

すべてのひとびとに

熱心に

まったく信じているように…

 

説かなくてはならなかった

戦争の時代のことも

ラジオに知った

 

中村哲さんのおじさまは…

戦争が終わり

深く傷ついて

加担してしまった自分に

ただ傷ついてしまって…

やがて…

 

亡くなってしまったんだけど

 

戦えなかった

だけ

って

 

南無阿弥陀

 

そんなおもいに

至らせたものも

ラジオの朗読

さいわいにも

感情移入がほどほどの

まだ聞いていられる範疇の朗読だった

ありがとうとなって聞いたんだけど

すこし聞いて

 

これ…戦争の…

 

絶望が

込めてある

おもわれた

 

前後編聞くこと

かなえられていた…

 

今朝

お仏壇のまえ

ありがとうした

 

お話に出てくるのは

河童

河童と

合わさってるのは

おっかない実話?

 

歌舞伎になって

お芝居になっているお話だ

お芝居もまったく明るくなくて

わかっていない…

有名な

こわいお話だ

 

演ずるまえに関係者一同

お祓いの祈祷してもらい

無事に公演終了となれば

あらためて

供養の祈祷する

ということだけ

知っていた

 

 

ひと

希望に

むしろ

絶望するんだ

 

V •E•フランクル

おしえてくれていたのに…

 

希望

ある意味では

賭けのようになって

 

かなえられなければ

 

絶望せざるを得ない

希望

 

絶望にあっても

ささやかな

つつましい希望ならば

生きてゆける

ささやかな

救いともなってくれる

 

戦争

おそろしい戦争

すべて

絶望ばかりの戦争

 

戦争でなくとも

くるしみに

かなしみに

妄想とも

つなげられてしまうような

大きな希望となるならば

 

そのおもい

ただ

ふくらんで

 

かなえられないと

わかってしまえば

 

ただ

絶望

くる

 

 

南無阿弥陀

 

南無阿弥陀

 

 

もう

読むことがかなえられない

テレビもなんにも見れない

 

お片付けもの捨て

かなえられなくて

一歩

さえ

おっかない日がつづく

 

希望と

おもっていたものは

 

妄想?

 

 

お寺さん

いまや信仰信心求めてゆくところで無い

とは

おもいたくなかった

 

わたしの

悪業だと

もの知らぬわたしの罪が

言わせてしまった言葉だ

自分を責めた

 

わたしありきは

たしかなこと

 

お坊様が

大赤字という会

怒ったからくり

怒りと

おしえてもらうのが

その日の説法となってしまった

 

素直

 

あるべき姿

とするならば

 

有り難く

ご祈祷された

という人数の

不足の金額と

ありったけのお金を

御布施させていただき

謝罪して深くさんげして

正座してぬかづいて

 

いつもほとけさまに

そうしているように

深くぬかづいて

 

ご祈祷ありがとうございました

もの知らぬまま参加させていただきました

お詫び申し上げます

ありがとうございました

 

そう

しっかり

伝えてから

晴れやかに

帰るべきだったんだなあ…

パパ

ママ

 

ごめんなさい…

ごめんなさい…

 

おねえちゃん

ごめんなさい

 

南無阿弥陀

 

南無阿弥陀

 

 

希望

あの希望は

わたしありきの業

わたしありきの

わたしの妄想?

つなげたもの…?

 

だから

おのずと絶望

きたの?

おばあちゃん

 

ごめんなさい

 

穢れに

つなげて

ごめんなさい

 

 

こわくて

おもうだけもこわくて

とうとう鬼の夢となり

真夜中

うとうとしかかっては

 

がちん…と

べろを噛む

 

南無阿弥陀

 

南無阿弥陀

 

 

すべての

ひとびと

あんじんへ

祈らせてください…

 

祈るより

しようの無いわたしになった

 

 

素直

ずっと

評されたのは

 

よわさ

おろかさ

 

物心ついた記憶の

始まりの

かなしい

理不尽

 

かなしみ

死別の

恐怖

 

希望と待っていた先に

突然知らされた

かなしみ

 

喪失

別れ

くりかえしきて

 

いまも

ずっと

かなしい

 

逆らわず

戦わずに

喪失と

 

絶望と

きた

 

いま

 

 

天国の

お浄土の友

なんと見事な

なんとすばらしい

平和のひとたちだったんだろう…

 

ごめんなさい…

 

おばあちゃんに

ごめんなさいした

 

友らに

ごめんなさいした

 

おねえちゃんに

ごめんなさいした

 

いちにち

生きていた

 

 

阿弥陀さま

お念仏へと

たどり着かせていただいたのも

すべて

あって

 

いま

 

 

中村哲さん

生きておりなさいという言葉

まるで

お坊様

 

お釈迦さま

お祖師さまがたのように

ずっと

おもう

 

おもわれて

あたたかい

 

 

生きているきり

いまきりも

ただ

有り難く

お祈りと

すわって

お経

おとなえ

かなえていただいた

 

枯れているとわかって

声枯れてしまうまで

お経捧げて

ありがとう

捧げた

 

ありがとう…

 

ありがとう…

 

ごめんなさい

 

 

自分にも

いのちにも

ごめんなさいしている

 

有り難く

有り難く

祈る

 

祈らせてください

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

 

 問はれゆくこころ継ぎ来し一念や

 南無阿弥陀

 南無阿弥陀

 

 とはれゆくこころつぎこしいちねんや

 なむあみだぶつ

 なむあみだぶつ

 

 

お経

 

授けていただいた

 

深く

お経に

込められてある念

深く

 

深く

有り難い文

どこまでも

どこまでも

つなげられてゆくんだ

 

ありがとう…

 

ありがとう

 

 

ごめんなさい

 

ごめんなさい…

 

 

倒れないように

 

倒れていませんように

 

無事

ただ

無事にいてください

 

祈らせてください

 

 

無事に

かならず

こえられて

 

明日

かならず

かならず

無事につなげられますように

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

祈らせてください…

 

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい