熱になるかなあ…って
もう寒いんだ
ごめんなさい
ごめんなさい…
まったく起きられなくなった今日
横になっていた
ラジオも聞けない
南無阿弥陀佛
お念仏と
ようやく眠りかけては夢に起きた
猫が逃げてしまう夢だ
お家は
ずっと昔のまんまで…
ああパパママ…シーちゃん
わたしを起こしてくれないかなあ…って
もうろうとして
起きないと猫が逃げるよ…
南無阿弥陀佛
夢にお念仏?
でも
やっぱり起きられない
パパだろう…猫は捕まえてくれていたけれど
なぜだか土間に座り込み
あぐらの中に猫撫でてて
にこにこ
ご機嫌に笑っているんだけど…
土間は冷たいよ…
って
伝えたいのに声が出ない
そのうち
猫は部屋に入れてくれて
なんにも言わずに外へ出てゆくパパ
パパ…?
声が出ない…
いつのまにか
もうひどく痩せてしまっていて
足を傷めているのか…ひょこひょこと
頭の位置が山型に揺れて歩いて行ってしまったのを
ただ
黙って見ていたら
夢
覚めた
南無阿弥陀佛
うとうとしてるあいだ
ずっと
極楽
娑婆
果てしなく遠いんだっておもっていた
起きられなくて
どうしようわたしパパママ…
また眠ってしまった
なにで読んだのかもわからなくなったけど
十万億土?十万億仏土?
とにかく
遠い
極楽
お浄土
極楽浄土
どんどん
遠くしてしまうわたしなんだ
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさいを
伝えたい…って
のろのろふらふら起きた
神仏のお仕度して座った
耳鳴り
頭が痛くて
寒いんだけど顔が熱いのは
おさまってくれていた
ありがとう
ごめんなさい
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
お寺さんの和尚さま親子にも
ずっとずっとごめんなさいしているんだ
わたしにまことの信心あれば…と
おもわれてしまうと
途端に
いま
念仏申せ
南無阿弥陀佛
きっと
パパも
ママも
そう伝えてくれて
祈っていてくれる
お浄土
おもう
仏教史
学びも無くて
ほぼ読めてもいない本
漢字も文体も古くて…
ふと
おもいたって
読めないんだけど
ぱらり
と
どこを繰っても
争い?が
仏教の門や宗派
同門であっても…
疑念や否定や争いがいっぱいだ…
そうしてつなげられて
このいまにもつなげられたのだけれど
きっと
その部分
このわたしのためだ…
戒めてくれているんだ
そうおもって閉じた
祈り
ぜんぶ
ひとつにつなげられたならば
ひとすべて
お浄土につなげられたならば…
もっとも悪
邪見に
絶望のような妄念
執着を
つなげてしまった自分なのに
自ら
お寺お墓ゆくこと
恐怖にしてしまった自分なのに
祈りも
ゆるされない祈りする自分だ
ごめんなさい…
間違っていても
ただ愚かな悪も
お念仏させてください
祈らせてください
お線香たいて
座った
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
一念や十万億土往け西へ
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
いちねんやじゅうまんおくどゆけにしへ
なむあみだぶつ
なむあみだぶつ
申し訳無くて
生きていること
ごめんなさいとなって
なんにもかなえられなくなって
ごめんなさい
いま
ある
お念仏と
おれる
ありがとう
おねえちゃんのかママのだか
もうわからなくなったもので
そのままでは着られないもの
擦り切れやほころびやあって
もう
それら直すことさえも
かなえられなくなってるんだけど
悪か…
執着
執愛
断つべき悪だろう
わかっているけど…捨てられない
ほんとうに
愚か
愚かな
かなしみ
さみしささえも
いまわたし生きている
証しだ
いま
ある
お線香たいた
ただ
座った
南無阿弥陀佛
お彼岸
どこも
お寺さん
祈り
まことの祈り
まことの愛語
あふれて
安心
つなげられて
祈り
つなげられて…
祈って座った
お彼岸だよ…パパママ
ごめんなさい
おねえちゃん
ごめんなさい
ありがとう
ありがとう
祈らせてください
功徳
つなげてもらっているお浄土のひとに
おねえちゃんに
ありがとうと
祈る
いま
ありがとう
ありがとう
今日
無事に終わるように
倒れていませんように
無事に
おだやかな夜になって
夜
こえて
かならず無事にこえられて
明日
かならず
かならず
無事にあたえられること
祈らせてください
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい