ガザの
赤ちゃん
ちいさなひとら…母親たちも
逃げまどって…
ミルク食物
水さえも…
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
生きる
って…
罪深いわたしの生きるだ
おもうきり
祈るきり…
ごめんなさい
おねえちゃんの慈悲に
うけてならない加護に
その一切他力に
生きている
なのに
いっぱいお腹いっぱい食べているんだなあ
ごめんなさい
お経
おとなえは
くるしみから始まったんだけど…
いよいよかなえられないことばかりになって
お経おとなえもしてならない自分なんだろう
となった
迷いは邪
すでに
悪と…
ただ
生きて
食べられて
わずかの清めのように
お掃除やもの始末などの
ひとつ
ありがとうと
ただひとつと
お念仏と
ひとつつなげられたならば
ほんとうに有り難い
ほんとうに
無力
ガザで医療を提供しながら
新しい医療機関の立ち上げにも尽力してる医師
ガザのこと伝えてくれていたラジオ聞いていた…
なんにも
なんにもかなえられない
できない自分を恥じて
はらはら聞いていた…
キャスターの問い
わたしたちには何ができますか?
どきどきした…
おもわず
手を合わせていた
ごめんなさい…って
おもっているきり…って
ずっとおもっていてくだされば…
見放されて
忘れられているんじゃないかという不安
困難な現実をさらに苦しくしている要因のひとつだ
と…
おもっていること
ああ…いつかの真夜中も
その言葉を聞いたんだなあ
パパが入院してて…離れて
わたしは無能で無力で貧しくて
なんにもできなくてくるしんでいたときだ
おねえちゃんと弟に
やっぱりごめんなさいとなって
なのに
やっぱりごめんなさいも
伝えられなくなってて
真夜中
眠れず聞いたラジオ忘れられない
おもっているだけでもいいんですよ
きっとおもいがつなげられるときが来ます…
あの言葉だ…パパ
ママ…おじちゃん…
生きています…おねえちゃん
ありがとう
食べて
お仏壇のまえ
座った
ご飯もう立って台所で食べている…
お経はかなえられないけど
かならず五觀の偈おとなえする
立って食べても
手を合わせて
ありがとう…いただきますって食べる
南無阿弥陀佛
こころにお念仏つなげて食べる
立って台所で食べるのも
へんてこりんのご飯も
ネズミ忌避からだ
豆と野菜と米麦
もともと食べられていたもの
そこにかえっただけ?ママ…って
食べられた今日
ありがとう
ただ食べて
生きてた…ごめんなさい
南無阿弥陀佛
お念仏
つなぐ
お肉お魚はママのつくってくれたものしか
美味しく食べられなかったわたしだなあ
外食もコンビニのお弁当も食べないから
あのママのおにぎりはそこからきてて…
試験やらの緊張で食べきれなくて
10個もあったうち何個かは傷んで
捨ててしまった
こころ
傷んだ…
ずうっとおもう
どきどきおもう
食べるたびおもう
南無阿弥陀佛
できない
かなえられないこと
おもえば
もうにんげんじゃない?って自分をおもったり
食べてならない食べ物を食べ
生きてならないいのち生きているのか
と
ただごめんなさいとなっていたり…
こわくて近づくもこわくて
外に出ることもこわくて
病も
歯科も…みんな
かなえられないことばかりになっても
生きて
いま
と
お浄土のひと
おもっている
南無阿弥陀佛
かえるところは…かえりつくところは
お浄土
自分を
お浄土に救いとられるものとは
おもうことかなえられないけど…
パパママ
友ら
おじいちゃんたち
おじちゃん
ご先祖さま
お浄土と
おもって
祈る
祈らせてください
祈らせてください
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
空しきにまことにかへる色と心
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
むなしきにまことにかへるしきとしん
なむあみだぶつ
なむあみだぶつ
まだ
捨てられないもの
ほんとうは
捨てて
捨ててしまえば…うごきだせる?
住んでおれないお家なのに
住んでいたらいけない自分なのに
捨てられなくなった
うごけなくなった
捨てて
ただ
捨ててゆく
きり
無い
でも…
かえりつくところ
あるんだなあ…
お浄土
かえりつくところ
もと
いたところ…って
座った
浄土再会
曇り無く
そうおもうことかなえられるわたしであったら…
はらはら座っていた
あたえられた
いのち
病
いま
いま
あるきり
いまきり無いわたし
ごめんなさい
有り難い
いま
ごめんなさい
ありがとう
ごめんなさい
倒れないように
転ばないように
お水もいっぱい飲んで
無事にいてください
夜
しずかに
かならず無事にこえられるように
夜
こえて
明日かならず
無事にあたえられること
祈ります
祈らせてください
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい