眼
痛む
開けてもいられない…シーちゃん
独り言も
耳が聞こえなくなってる確認で
まだなんとか聞こえてくれている確認で
背中も頭も痛い
なんにもかなえられないのに…ごめんなさい
迷惑かけて生きて
身動きできなくて
伝える
が
まったく
できなくなって
息がくるしい
生きていてごめんなさいになった
昨日の録画した番組
阿弥陀さま
いてくれた
有り難いと
涙が流れた
お坊様もくるしいんだなあ
くるしんでくれているんだ
つながってくれるんだなあ…
眠い
ほんとうにただ眠い
眠れないことは恐怖
眠れていない体調は恐怖
でも
眠れない
弟が
薬で眠れよって言ってたこと
ママの入院した病棟での会話
おもいだした
わたしのこと
認知?認知?って認知症じゃないか?って
あのまえからだから
もうとっくに壊れても自然のことなんだ…
薬にも
とても
よわい
昨日の番組の先生の
新しく承認された薬
そのもとの薬も途中で休薬になって
あれきり薬は飲んでいないんだなあ…
入院じゃないとこわくて出せないって
また
ぐるぐるの
おもいがつなげられて
ごめんなさい
つなげる
お念仏
つなぐ
南無阿弥陀佛
ごめんなさい…あたりまえのにんげんのようなこと
ただくるしくなるんだ
恐怖くるんだ
ごめんなさい…って
パパごめんなさいって
おねえちゃんごめんなさいって
神仏のお仕度
ふらふら起きられた
分身
そうか…
パパママ
分身となって
わたしとなって
だから
自分が
死んだとおもった
友の死にも
友の死には
死ぬべきは悪わたしと…
お浄土のひと
死んだはずなのに
おもいは
さらに深くなってゆく
かなしくて
むなしくて
よりどころ無くて
ものわからぬ自分
そのうち
こわくて
どうにもしよう無くて
こわくてこわくて
こわくても
ますます
動けず
おもうきり
そのおもい
かなしいおもい
こらえて
ただこらえて
生きてるきりに…
自分になってくれた
死んだひとは
わたしのなか
心に
ある
生きてくれている
ありがとう
ありがとう
南無阿弥陀佛
善きことと
おもって為せば
悪
何度でも
いやというほどに知らされても
くりかえしていた
願いだけ膨らんで
恐怖きた
獣みたいに食べ
ただ生きていて
ごめんなさい…ありがとう
そうか…そうだ
おねえちゃんも
弟も
分身
身勝手に
そうおもってたんだなあ
迷惑かけるばかりの自分の
御恩返しになるならば
って
よい便りを…って
お片付けぜんぶを
わたしの手でかなえられる
ぜんぶかなえてもらえたよ
おねえちゃんのおかげ
って
伝えたかったんだなあ
そう
伝えられるまでは…
おもいつめて
命懸けになれ
がんばれって
馬鹿だ
ただ
生きてるきりになってしまった
恐怖に
恐怖がさらに
つなげられて
眠れない夜ばかり
つなげられても
かなえられないことしか
なくなってしまったいまも
祈る
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
祈らせてください
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
まがふとも心のゆくへ待つ月へ
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
ガザのひとたち
お腹いっぱい食べられるように
廃炉が決まっていた知らせは
声が届けられたんだとうれしかった
みんな
ひとり聞く
だれとも分かち合うこと無い
ひとつも…
こころから
悪わたしとおもう
離れていることが
さいわいとおもう
迷惑かけて生きている
ごめんなさいですまないけれど
わかっているんだけれども
なにひとつかなえられずに
ふらふら掃き掃除
有り難くて
それきりで
くるしくて
ごめんなさい
ありがとう
ありがとう
生きています
生きて
祈っています
無事
祈らせてください
倒れていませんように
転ばないように…
いま
無事に
夜
かならず
無事に終わってくれて
明日
かならず無事にめざめ
かならず
いちにち
無事つなげていただくこと
祈らせてください
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい