猫
おっきくなっても年寄り猫も
遊ぶ
ただ
遊ぶ
まじめに遊ぶんだなあ…シーちゃん
ばっかだよねえ…パパママもわたしも
おじちゃんもか…
なんで
あんなにまじめに
悩んでしまったの?かなしんだの?
どこまでもおもっていたからだなあ…
ずっとずっとおもって
まじめにかなしんで
ただ
くるしんでいたかなあ…わたしはただ馬鹿だけど
まだその途中だろうけれど
ずっとこうかも…って
かなしくなった
おねえちゃんのおかげで生きてる
ありがとう
おねえちゃんは
ほんとうにまじめ
わたしのへんな馬鹿なまじめじゃなくて…
おねえちゃんの
いや
まじめにお役に立ってくれているすべてのひとの
いや…
わたしひとり悪だ…
すべてのひとのおかげで
いま生きてくれているすべてのひとの
おかげで
生きる
いまだ…ごめんなさい
お浄土のひとと生きて
ひとつと生きて
まもられ
かなしんでもらって
いま
くるしいいまつなぐ
眠れないと
なんにもまともで無くなって
ふらふらおろおろよたよた
恐怖がつながる
恐怖
もとが
なんなのかもこんぐらかって
こわさがこわさつなげてゆく
お念仏
ひたすら
つなぐ今日
泣かずにただお念仏と…
祈っていた
腫れぼったい顔を見て
ああ…泣いた顔って
パパママおもって
おねえちゃんおもって
にっこり鏡に
笑ってみた…馬鹿だ
ずっとこんな異様な
馬鹿なことしているんだ
ごめんなさい…
ありがとう
南無阿弥陀佛
うつくしい日本
だったなあ…あのときは
ぼんやりおもっては
ラジオ聞いていた
駆け引き取り引き抜け目無く隙無く
そんたくってのは
わかっていないんだけれど…なんか余裕?
わかんないけど
声はそう聞こえた
このいまなのに?って
はらはらどきどき
やっぱりこわかった
なんの余裕なんだろう…
正座して
まじめに聞いていたんだけれど
わかるはずない馬鹿だ
熊のニュースに傷んでゆくこころだ
くるしいんだけれど現実なんだなあ
手を合わせている
かならず手を合わせて
祈る
熊に殺されてしまうひとが現にあるのに
増えつづけているのに
熊かわいそうだから殺すなというひとも…
熊殺すところのものを買わない?とか?
熊がひと襲ってるのは生きるため
飢えに追いつめられてしまった熊
恐慌の
飢餓の熊だ
身につまされる…
熊殺してるところは…
都会のひとたちの田畑だなあ
電気のつくられるところで
都会の台所で灯りで守りで
いのちつなぐもとのところ
そうするしか無い貧しさから
そうなって
いま
そうするしか生きてこられなかったところだなあ
だれも
殺したくない
だれも殺されたくない
だれひとりも祈って生きているだろう
もとより
猟友会のひとたちも
大学の研究者先生たちも
獣医さんたちも地元のひとも
祈ってくれて
ずっと供養してくれて
危惧して
その都度かならず
発信して
目に見えて変えられなくとも伝えつづけて
自分たちのできることは
まじめにつなげてきてくれたんだ
親子で狩をする動物
親の真似して
学習する生き物たち
この
おっかない
おそろしいいま
着々と
次世代に受け継がれていると…常態化する危険があると
二年前にはもう警告をしてくれていたんだけれども
いま
気候変動も
そうなんだけど
自分のできることは…
まったくちいさいこと
ごめんなさい…
ごめんなさい…なんにもできない
なんにもならないわたしだ
ちいさいわたしは
ちいさい生きるに
なにもかもを
ちいさいようにして生きてきたんだけれど
なんの足しにもならないなあ
ごめんなさい…
美しい日本の
次は
強い日本
ひとって
こんなに
よわいんだよねえ…パパママ
熊もすでに
ひとはよわいって
学習してしまったらしい
雪
今年も
きっと
豪雪だろうなあ
逃げるところも無い
お片付け
凍えないうちに…決死の覚悟して…
動けるわたしにしてください
ひとつも…祈っていた
こわくなって
ひきこもりになって
病も新たにあたえられて
ただ
仏教
こころから求めた
どこにもゆけないから学びも
まったくかなえられなくて
ただわたしの信心
つなげて生きていよう
ありがとうと
いまと
いよう
馬鹿だけど
ひとり悪わたしにも
いつしか
やってきてくれていたお念仏だなあ…
祈らせてください
祈らせてください
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
実法なるひとに寄るらむ
甲斐無しき我を結ふ縁
南無阿弥陀佛
じほふなるひとによるらむ
かひなしきわれをゆふえん
なむあみだぶつ
実法
まじめなさま
平和のひと
引き寄せられる…惹かれる
平和のひと
おもっている
そうして
ひと
みな
平和のひとと
信じて疑わず
お悟りしてくださって
仏教
お示しくださった
お祖師さまがた
おもう
こころに住むひと
おもう
まじめなひとに
つつまれて
まもられて
いま
ただ生きていて
ごめんなさい…
ありがとう
ありがとう
生きていますさえ
生きていてごめんなさいってなって
伝えられないんだ
おねえちゃん
ごめんなさい
たいせつなこと
ひとつもかなえられなくなって
ごめんなさい
ありがとう
倒れていないように
転ばないように
無事にいてください
食べて眠れているように
お水もしっかり飲んで
かならず
無事に
夜ゆっくり
しずかに無事に終わり
朝かならず無事に目覚め
いちにちつなげていただくよう
無事祈ります
祈らせてください
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい