恐怖が
こころのなかで
勝手に暴れてるのか
生きていたらいけないって
おもわれ
それにも
恐怖する
生きている
南無阿弥陀佛
おさまってもまた
またくるか…?
それが
また
恐怖になる
無意味なことしてうろうろする
意味無いんだ…わたしそのものが…シーちゃん
生きていたら
生きていれば…
さいわい
最上のさいわい
これ以上は無い
さいわい
いま
ごめんなさい
お米を炊いて食べよう…あの子に独り言する
お浄土の友にいつもの独り言
そしたら
うわっ…
って声が出た
昨日の傷の記憶
あの手首の傷
だれだったか
うわっときた
おともだちになって!
って
初対面ですり寄ってきたんだなあ…
すらりと背の高い美貌の子
非の打ち所がないなあって
見惚れてしまうほどきれい
どきどきしてしまった
会ったらずっと
ぴと…ってくっついて
猫みたいだあ…って
かわいくて
緊張してしまった
おともだちにはなれなかった理由は?
わたしって
だめにんげん
内気ひと見知り
こわくなって
でも
やっぱり
ただしずかにじっと
隣で
お話を聞いていたなあ…
生きていたら…って
ただおもった
傷
あの子だったかなあ…って
お浄土の友に
聞いた
おともだちになってくれたひとは
みんなもうお浄土
みんな
若くして逝った
みんな
こんな厄介なわたしと
根気づよく
そっと
生きてくれた
おともだちになれるまで
わかり合えるまで
いま
こころのなか
わたしに
なってくれている
ほんとう
ほんとう
馬鹿
駄目にんげんだ
もう
ほんとう駄目にんげんだ…
ひとりぽっち
あたりまえだ
まだ
にんげんなんだろうかわたし
ごめんなさいって
かなしくて…かなしすぎて
お仏壇のまえも座れなかった
十一日は
ずうっと
あの震災おもい
お経おとなえしてたのに
ごめんなさい
寒くて寒くても
暖房つけたら…
死にそうなきもちになる
つけられなくなる
寒い
寒い…
馬鹿だ
お片付けして
みんなきれいにして
どっか
どこでもいいから
どっか
ゆかなくちゃいけないんだろうに
なにもかも
ごめんなさいってなる
動けない
かなしい
それでも
なにひとつも
ありがとうってなるのは…
生きているから
生きて
いま
あるから
眠い眠い眠いきりの
いまきりの
いまでも
生きていれば
生きていれば…
カリフォルニアを食べすぎた?
お腹痛くて
レーズンやプルーンなんだけど
なぜかお腹壊すんだけど食べたくて
そんなことくり返してるんだけど
カリフォルニアはわるくないんだなあ…
あの金髪に染めたおじいさんならば
よろこぶ?
そんなことじゃもう
よろこばないだろうなあ
戦争に負けていなかったならば
この国の干し柿や干しりんごや食べていたろうか?
だいすきなピーナッツもクルミも
みんなこの国のが買える値段で
食べられていたのかなあ
ガス代をかけて水道使って
お米を炊いて食べることが
すっかり贅沢になってしまったんだけど…
お米
一度
消えてしまったら
もう二度と
この国のお米を食べるのが
あたりまえの国に戻ることできなくなる
そんなくりかえししてきてるのになあ…
言葉
軽く
薄くなったのに
抑止力って
重い
意味わからないのに説明になって無いのに
重い
眠い…
眠ってもいいかな…ごめん
ごめんなさい
ただ
眠い
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
生きていれば…
生きていれば
希望
さいわい
くるしくても
かなしくても
生きて
生きて
生きていてごめんなさいも
ほんとう
ありがとうも
ありがとうばかりになる
伝えられなくて…ごめんなさい
ほんとう
馬鹿
ごめんなさい
ごめんなさい
無事に…
無事に
祈らせてください
平和に
かならず
かならず
無事にいてください
ごめんなさい
ごめんなさい
ありがとう
おやすみなさい