たとえば
春ならば川のせせらぎ
夏は蝉時雨
秋の木枯らし
耳鳴り
そんなやさしく聴くのかなあ?いつか
すっかりすっかり…
われを手放したわたしになったなら
耳鳴りも
やさしい懐かしい音になるの?ママ
耳鳴り
頭痛と
かなしみ
眠たくて眠たくて
眠たいしか無くて
お念仏
こころにきり
お念仏
つなげれば
耳鳴りと響く
こころのお念仏
まるで
異世界の音
吸い込まれそう…シーちゃん
かなしみきた
かなしみ
こらえ
神仏のお仕度した
立っていよう…眠らないように…
気をつけて
倒れないように
またお茶
すり鉢にすり始めた
ふらふら眠たい頭が痛い
あったかくもなれなくて
緑茶の次のほうじ茶まで
終えられなかった
そういえば
かの大国の人民も抹茶がだいすきと
ラジオで聞いたときはうれしくて
わあ!
お茶を輸入してくれてるんだ?と
ありがとう…となった
たい焼きでもパフェでもプリンでも
なんでも抹茶というほど
だいすきと聞いて
わたしもお茶すき
と
手作りグミわたしも
わたし粉茶で作ろうとお茶グミにした
ゼラチンと緑茶のお粉と沖縄黒糖と
数滴の米油でお茶のグミ
おいしかった
もうしばらく作ってない…
だけど
輸入してくれてた
んじゃなかったんだ…
考えたら
お茶は元はいっしょ
かの国のお茶を烏龍茶にしないで
緑茶にしてからの自国の抹茶だった
中国の
台湾の
庶民の食べ物屋さんでは
味を自分好みに調味すると聞いたなあ…
あの天津の中医さんの
かの国秘話?かの国のひとたちの生活
生き生きと活気あふれる国民性
なんでも修理したり大事にして
みんなで助け合っているって
実際助けてくれるから
すみません!と言って頭下げると
どうして謝る?あたりまえのことよ!
って
とぼけたみたいに飄々と
なんでもおもしろく話す
でも
不正?正しくないこと
身にふりかかると
まったく別人みたいに怒ったんだ…
ある時
わたし自転車盗まれた!
ってなって
日本人はよいひとたちなのに
日本はこんなにも安全なのに
どうしてそんなことするの?
と問われた
盗まれたからわたしも盗み返すよ!と
あたりまえでしょ!と
聞いてたもの一同
絶句した
しばらくは
いったいどうしたものかと
みんなで
ただ目をきょろきょろ
みんなで目を見合わせてたんだけど
やがて
なぜか
みんな謝ってた
ごめんなさい!って
それから
みんなで探しにゆこう!いまからゆこう
きっと見つかるから
と
一所懸命に言っていた
そんなに親切でやさしいのに
どうして自転車盗むの?
と
ひとりひとり
目を見て
問われた
疑われたのでなくて
なぜ?の問いとわかった
日本人とは
わたしだ
と
知らされた
だれかひとりも
まともに答えられたかどうか?
忘れてしまったんだけど…
とにかく
謝ってた
一台の古い自転車のせいで
学問のために
はるばる日本に来てくれたのに
やっぱり向学心も熱く高いのに
自転車で断たれてしまったなら…と
日本人として
まったく申し訳ないなあ…と
真剣におもった
よいひとだった
たくさんたくさん
だれにも平等に
たくさんの中医学や古典
一所懸命教えてくれた
友でもあり先生であり
家族のひとりのように親しくしてもらい
いつも態度は立派で
堂々としていたから
怒ったときには
ただびっくりしたんだけど…
それでも
自分の考えを一所懸命伝えてくれてた
日本語でだから
いっそう
こたえた…
もう
ツォンクゥオレンも
リーベンレンも
変わってしまった?
わからないんだけど…
ずっと交流してたら…と
また
餃子つくって食べたいなあ…と
かなしくおもってた
寒い今日
ごめんなさい
悪は
わたし
われひとり悪
ごめんなさい
平和
平和
耳鳴りが響く
南無阿弥陀佛
目も
痛くて
とにかく
かなしい
雨が降る
雨が降っているよパパママ
おじいちゃん
ごめんなさい
おねえちゃん
ごめんなさい
お祈り
かなしい
申し訳ない
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
我が悪の業の雨降る闇と降る
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
しもやけ破れた
耳のしもやけは
グミみたいになるなあ
生きているきり
いまきり
ごめんなさい
ただ
無事
祈ります
平和
祈ります
倒れていないように
無事に
転んでいないように
無事に
祈る
夜です
祈らせてください
ゆるしてください
かならず
無事にいてください
ごめんなさい
ごめんなさい
ありがとう
おやすみなさい