シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

なんにも持って無いのに

なんにも

なんにも

無いわたしだなあ…

真夜中の恐怖

じっと

こらえてた

 

ひとのくるしみとは

我がものであるという

執着 

 

もの

ひと

財や才や

情欲

我がものと

おもうことから生ずる

 

執着して

ただ

くるしむ

 

なんにも

なんにも

無いのになあ…わたし…馬鹿だ

 

 

年末が近くなると

事件が起きないように…と

はらはらそわそわ祈るんだけど

 

起きてしまった…パパ

 

 

お祈りして座っていて

お茶おとりかえしようパパママと

台所につけたラジオに聞くニュース

まただ…

また

 

アナウンサーさんの声

ただくるしそう…

 

くるしくて

息がくるしくて倒れそうに…

生きていて

手を合わせていた

 

動け…動こう…ひとつでも…

 

無意味わたし

生きてるきり

 

祈るきり

ごめんなさい

 

恐怖なのか

絶望か

背景は

知ることかなわないけれども

 

いったい

どうしてくりかえされるんだろう

 

心臓が爆発しそう

くらくら

息が足りないよ…

 

ひととは

ひと殺せないように生まれてくる

ひとと生まれてくるのは

そのようにして

生まれくると

 

お坊さんでなくとも

お釈迦さまでなくとも

たくさんの

たくさんのひと

教えてくれてて

 

気がついたら

だれかれ無く聞かされて

そうとおもって

生きていた…生きてこられた

 

ちいさいときから本にも読んで

おばあちゃんや

パパママにも聞かされてきた

 

こちらの

高木恭造さんも

棟方志功さんも

 

ひと生きるもの

殺さぬものと

叫ぶみたいに

 

生きろ

生きろと

教えてくれていた

 

そうだ…

 

奈良美智さんもだ…

 

また起きた事件

どうして

 

どうして…

 

手を合わせて

動け…動け…生きていろ

うろうろ動きまわってた

 

死んでくような

死んでしまいたいような

絶望とあった自分を

恐怖するわたしを

懺悔するんだ…いまきりでも

 

いまあるありがとうと

懺悔してゆくんだ

 

お仏壇のまえ座る

ごめんなさいって

手を合わせた

 

南無阿弥陀

 

南無阿弥陀

 

南無阿弥陀

 

 

奈良美智さん

才能ある

持てるひと

なのに

 

だからこそなのか…

 

迷いと

恐怖と

絵を描くんだ…

 

恐怖から

抜け出すために描き上げる

平和に

いのちに

捧げられた絵

 

彼ほどのひとでさえ

自分が頼り無くなって

だれかに

なにかに

 

勇気を

気力を

受け取っては

 

ただ

必死に

生きているんだ…

 

ここまでも

くりかえしくりかえし

生きている!まだ死んでない!と

くりかえし発信して

生きてきてくれてたんだけど

 

ここ何年かは

ほんとうにそんな自分への叫び

くりかえしてるなあ…

 

酔っ払って転んだ?肩の骨折

治り切って自由に動けるように…

 

くるしい自分から

解き放たれて

自由に

 

自由に

世界へ

飛んで

 

ずっと

いつまでも

平和の使者となってくれるように

 

平和

かなえられたらなあ…

祈る

わたしも

 

祈るきり…ごめんなさい

 

 

なんにも無いわたしは?シーちゃん

どうして

生きてるのかなあ…

 

無意味ないのち

なんにも無いわたし

それでも

生きてこられたのは?

いったい

なにに

勇気

気力

受け取ってこられたかなあ?パパママ

 

いまも

ここまでも

生きてこられた不思議

 

すべて

他力

 

手を合わせた

 

極限の底か

今日は

今夜は

恐怖しては

 

ただ

死なず

 

祈ってきたんだなあ

 

馬鹿だ

ごめんなさい…

 

ただ生きているきりも

最上のさいわいと

ありがとうと

座る夜

 

まったく無力

知らされて

知らされてゆく

役立たず

 

おしまいは?

もがきくるしむかなあ…

 

けっして殺さないわたしと

ひとと生まれてこられたんだ

 

おしまいへ

 

生きて

おしまいへ…

 

南無阿弥陀

 

 

ほんとう食べて生きてこられたのが

不思議におもわれる

 

ただ

つながってゆく

いま

 

無力

 

いまへと

つながってくれたこと

このいま

いったい

なんのおかげかと

有り難くてならないのに…

 

ごめんなさい

 

おねえちゃん

ごめんなさい

 

ありがとう

 

ありがとう

 

 

ただ

祈る

 

他力にまもられてある

こころ

まことのこころ

受け取ることきりも

かなえられた

 

いまきりも

生きているのは

 

他力

 

一切他力

 

ふらふらと

ひとつとつなぐ

はかどらず進まないんだけど…ひとつ

ひとつ

ただひとつと

 

いまは

ただ

ひとつは

 

生きろ

という

まことのこころ

つないでくれるひとつだなあ

 

ありがとう

 

ありがとう

 

 

役は

しなくてはならぬことは

おしまいへと

自らは死なず

ゆきつくこと

 

かなえられるのならば

 

お家のお片付けを

すっかりと

さっぱりと

終えて…

 

祈って

 

ひとつ…

 

なんにもならないひとつだけれども

 

ごめんなさい

 

ありがとう

 

 

 

こころ

平和に…

 

無事に

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

祈る

 

祈らせてください

 

平和な

こころ

つながってくれますように

 

 

倒れないように

無事にいてください

 

転ばないように気をつけて

かならず

無事にいてください

 

 

かならず

無事にいてください

 

 

ごめんなさい

 

ごめんなさい

 

 

ありがとう

 

 

おやすみなさい