シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

わたしでないものに

明日

真冬がくるのに

頭が…

 

怒りとは

なんだろう

ふらふら

うろうろ…聞いてゆくニュース

世界中の異常気象の悲惨なニュース

この国の怒りによる凶行のニュース

 

わたしは悪

悪はわたし

 

われひとり悪と聞け…手を合わせた

 

南無阿弥陀

 

聞けば

かならずや

傷んでゆくこころ

わかっている

 

無心

怒り

という言葉

聞いて

 

おもわず

かたく手を合わせて聞いたけれども…

こころ

限界きた

 

こういうこと

想像したならば

あの禅僧の本にあったこと

怒りと恨みの働きの考察?

馬鹿な…と読んだ

あの比較は

なにを伝えたかったんだろう…

恨みと怒りとでは

どちらがましか…?よい働きとなるか

読み返すきもちにもなれない

 

自身のこころの働きに照らした

お坊様にはまったくふさわしいとは

言えない私見だろうけど…

お坊様は

にんげんなんだ

たとえお坊様でもにんげんで

苦しみの途中で

わたし

というものと

執筆してゆくしかないんだ…

 

恨み

怒り

その根は同じなんだなあ…と

ニュース聞いたら

くるしくて

なんにもなんにも

まったくかなえられなくて…

お茶をすった

一所懸命にすった

 

神仏にお供えするお茶

いま

目の前のこと

完全に

こころ壊れていない

いまの

目の前の

ひとつきりも…

南無阿弥陀佛と

すった

 

やっぱり

ほうじ茶までは終えられなかった

 

正しき信心信仰の受け皿となる

だれにもひらかれた宗教は

この国には

もうないんだと

おしえてくれたひとたちは

お浄土か…会うもかなわないわたしに…

 

くるしみながら

傷みながらニュース聞きつづけるのは

ばかだなあとわかるんだけど…

馬鹿ですまない

悪わたし

 

二度とつなげさせないと

懺悔と

聞いて

聞いて

手を合わせて聞いた

 

 

どこから解いたら?

絡み合ってしまったものを

根気よく解く切ってしまったりしない

わたしだった

いまは?

なんにもかなえられなくて

 

にんげんのようでもなくなったわたしだ

でも

わたし…わたし…わたしって

なんだ?

 

わたし

というもの

それらはすべて

無いもの

お釈迦さま説く

 

無力

生きているいまも

生きてこられたのも何故なのか

わからないような無力無能となって

なんにも考えられなくて

まだ

 

わたしは…生きていてよい?となる愚か

ごめんなさいと

懺悔した 

 

ごめんなさい…生きてるよパパママ

おねえちゃん

ごめんなさい

 

ありがとう

生きてると

つまらないなんにもならないひとつ

つなげていただく

 

 

わたし

すっかり取り込まれた

わたし

取り憑かれたわたしに

わたしは

わたしを傷め

いないものと

殺そう消そうとするならば…

 

わたしを

無いわたし

というものを

手放してゆく途中なんだろうか…

わからない

わからない

 

それは

殺すのでない

消すのでない

もう

無いわたしを

求めていないんだ…

 

ただ

いま

有り難いんだ

 

悪徳図書と

確実にわかっていても

一冊の本

残してあるなあ…

今日のニュースの事件

その以前の本

法律改変して…という

きな臭く

不気味に

なにやら勇ましい本だ

 

 

どうしたら

自分は生きていてよいものとおもえて

動きだせるのかと

ずっと

くるしんできた

 

わたし

という

無いものが

燻っていた

とわかった

 

怒りと

いない

 

恨みと

いない

 

いま

ある

さいわい

 

有り難い

いま

 

いましか無い

いま

 

雨の音聞くうち

お仏壇のまえ座るうちに

ただ

ごめんなさい

懺悔していた

 

どうしてか

どうしても…

捨てられず残ったものの

ひとつ

端切れの残りを

ちくちく縫った

 

おねえちゃんのかママのかわからない…

ほつれていたところ繕ったら

破れ見つけ手縫いで補修して

破れたところ外し

きれいに縫い上げた残り

残された端切れが

何故だか捨てられなくて

何故かわからず

見るのも触るのもつらかったんだ

 

端切れの半分だけ縫ったら

寒くて手が利かなくなったけど

たのしかった

 

こんな

無意味なことばかりだけど

ここに

かなえていただいたことは

ただ目の前のひとつつなげられたきりで

いま

まだ

ふりかえれもしないのは

しようのないことなんだ

役は

お片付けの役は

まだ

まだあるんだから…

 

どこかには

ゆかなくてならない

そして 

 

死なねばならない

 

いのちとは

いまにもそういうものだなあ

 

どこにもゆけないいまだけど

死んでゆくいまじゃないなあ

 

生きている

いま

 

いま

ただ

生きてあるいま

有り難い

他力に生きてこられた

 

一切他力

 

おねえちゃんに

申し訳無い

ママの古着物や箪笥も

もっと捨てられたならば

おねえちゃん弟の役に立てるだろう

でも…

 

執着かなあ…わたしのものではないのに

ママも

きっと

捨てられなかったのは

いまのわたしみたいに

きっと見たり触れたり

おもったしたら…

しあわせになったんだろうなあ

 

これから?

明日さえわからない

いま

 

なんにも

かなえられず

明日からの真冬の気候のためのこと

なにひとつかなわないいまなのに…

 

かじかむ手でお茶をすって

端切れを縫い合わせて

あったかくなった

 

しあわせになった

 

ほんとう

ばかだ

 

 

ありがとう

 

ごめんなさい

 

 

祈らせてください

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

知らないまに

手に傷いっぱいで

しもやけも破れてた

 

 

雨の

寒い夜

 

無事

祈ります

 

こわくて身動きとれなくて

なにひとつも役に立てない

ごめんなさい

 

恐慌なのか

また波きて

 

手を合わせていた

 

手を合わせて

南無阿弥陀佛と

なんにもならないことと

生きていたきりの今日

 

ごめんなさい

 

ごめんなさいと

平和祈る夜

 

 

倒れないように

転ばないように

怪我も

気をつけて

 

かならず

無事にいてください

 

 

ごめんなさい

 

ごめんなさい

 

 

ありがとう

 

 

おやすみなさい