昨日は
ずっとお仏壇のまえ
お経おとなえしてただじっと座った
ママに聞いてみたいことあるんだ…ママ
こころにおもって
独り言しなかった
もうなんだってわかってくれてるなあ
ありがとう…ばかでごめんなさい…
ありがとうと座った
さみしい夢みた真夜中
パパが
季節外れの帽子くれた夢
真っ白な縞のレースのようなきれいな
わたしに似合うだろうなあ?な帽子だ
かわいい丸い帽子を
ほい!と
にこにこしてかぶせてくれた
冬なんだけど…?パパ?
一瞬ためらったら
パパは帽子持って
いなくなってしまった…
いる…
パパはわたしにいるなあ
こころにいるなあ…パパって
自分の頭…もちろん帽子なんてない頭
自分でぽんぽんしてやった
シーちゃんいるよねえ…と
眠れずラジオ聞いてたら
いつのまにか
眠くなってた
昨日真夜中までかかって
やっと縫った耳当てして眠ってたから?
夢にきてくれたかなあ?パパ
古着スウェット生地とママ介護タオルで
ちくちく手縫いして完成した耳当て
つけてみたら
あったかいのに
泣きそうになった
鏡みてみたら
ひとり笑った…へんてこ!
ぼうっとしたへんな生きもの?
ひつじさんのお世話する?
ひとでないひと?ひつじにんげん?
なんかよれよれぼろぼろ…変すぎる…
けど
なんか
かわいい
昔むかし絵本描いてたな…ちいさい頃だ
まだ脳みその空想世界残ってるんだ…
ひとり
だけど
ひとりかなえられることは
ひとつも無いんだなあとお祈りした
他力に
まもられなかったら
ひとはいのちつなげていない…
ひとりで頭おかしくなってくいまだから
命懸けかなあ…道元さま
お釈迦さま
ちがう…
一所懸命
がいっぱいだ
他力の慈悲に
一所懸命いっぱいつながる…言うならば
必死
冒険?
死なねばならないいのち
もう
わからせてもらったんだろうに…いつ
安心
あんじんに
ゆきつける?パパママ
ごめんなさい
ごめんなさい
お布団のなかずっとお経とお念仏
寒くて寒くても申し訳無くて
暖房つけさせてもらうきもち
零下がこないと…となって
そのこころきてくれないんだ…ばかめ…
今夜はいまから零下になる
明日は最高気温も零下みたいパパ
おねえちゃんにありがとうと
こころにいっぱいにして
デロンギつけさせてもらおうと祈った
明日
明日がやってきてくれて
また生きて
いちにちあたえられたなら…
ごめんなさい
ごめんなさいに生きるいまだなあ
たくさん食べると
ごめんなさいになって
そのおかげであったかくなって
生きてこられた…熊か…な馬鹿だ
熊のご飯も寝床も心配してるのに
自分の冬仕度
まだだ…
ひきこもりのひとたち
なんかは食べられて生きてて…
祈って
食べる
おねえちゃん
ありがとう…ありがとう…
いっぱい食べてしまうよ
ごめんなさいと食べる
五観の偈は戒め
有り難い有り難い律
おしえてもらうも
いっぱい食べて
そのおかげで
生きているんだ
おねえちゃん生きて起きられたよ…
ありがとう
ごめんなさい
お片付けのはじまりには
おねえちゃんに叱られたんだなあ
あれから十年以上かかってるお片付けだ
暖房ちゃんとつけてお昼にやって
夜はお風呂入ってあったかくして寝ないと!
外套着込んでしてたんだけれど心配して
たくさん使い捨てカイロくれたんだなあ
カイロは
あったかくて
大事に大事にありがとう!って使ってた
無くなって
もったいないわたし
カイロ買ったことない…
なんにもなんにも守れてなくて
ひとでないひと?あたりまえ無くなった
いま
生きていること有り難い
ありがとう
なにひとつも
行き詰まってしまったいまだけど
生きていること
生きてこられたこと
いつか
ありがとうと
伝えられたらなあ…夢みたい遠いなあ
ばかだなあわたし
ごめんなさい
ありがとうと
起きられたのはもう午後だった
神仏お世話するひつじにんげん?
また祈りと
生きて
ただ食べて生きて
夜
もし
信心が
このわたしにもあり
まことの信心となり
まことのこころと
まことの信心と
いまきり無い無力なわたしさえ
そのまことと
おれるならば
死は
我がはからいでは無いのだから
かならず
自らは
死なず
いま生きていよう
いま
ありがとうと
祈ろう
祈らせていただくんだ…
ただ今日
いちにちきり
いまきりでも
生きておれること
有り難い
このこころ
捧げる祈り
まこととさせてください
神仏
ほとけとなってくれた
わたしの愛するひと
ともに
祈りとおられる
おもう…
この
おもい
ありがとうを
愚かな信心とさせてください…
祈らせてください
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
迷惑かけるしか生きてこられなかったよ
未だに
迷惑かけ
くるしめているおねえちゃん
ごめんなさい
ありがとう
この三年
悪はわたしと
懺悔してきた
ただのひとつも
平安
安心
無いわたしのちいさい世界
ちいさ過ぎる世界に
だれかつなげられたならば
かならず
かならず
この悪の業をつなぐと
おもいつめてしまった
そこに
至ったのは
そこから編まれたお経の修証義
善悪を弁へざる邪見の党侶には群すべからず
善悪をわきまえない誤ったよこしまな悪のものたち
それは
わたしだ
と恐怖きた
ずっと
懺悔して
生きてこられた
だれにも
どこにも
悪は
二度とは
つなげてならないわたし
そのわたしとは
妄念の生み出した
まったく
どこにも
無いものと
わかるまでは
生きて
いのちあれば
あたえられるならば
ただ生きるも
生きて
死なずにいること
それきりが
我が信心となった
信心とは
言えない…ごめんなさい
わかっているけど…
ありがとうと生きて
生きてこられた
ありがとう
ありがとう
祈らせてください
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
真夜中
明け方まで
寒い仏間に
お仏壇のまえに
手を合わせて祈っていた昨日のニュース
かなしみ頭ぜんぶ覆う夜だった
わたしも悪
われひとり悪
たとえ手をかけて殺めていなくとも
ひとのこころを殺したり
破壊してしまっただろうに…
気づいてもいないままかもしれない
凶行だろうに…
ごめんなさい
ごめんなさい
まったくひとつも
平和平安安心ひとつもどこにも
無くなった
というのは
悪人は
わたしひとり
と
懺悔しつづけるほかに
生きておれなくなった
独り
それは
ひとの
すべてひとの
さいわいともなろう
そうならば
いのちある限り
祈りとあろう
そうして
いまきりも生きて
ひとつもと
お掃除して
お片付けして
生きてこられた
愛
信
悪
ひとの
生きる
苦の
困難の
生きる
おもって聞いた
だれひとりも
殺されるべきでないんだ
殺せないひととなって
ひとと生まれるひとだ
だれひとりも
そのように生まれてくるんだ…パパママ
ごめんなさい
ごめんなさい
こらえよう
さみしさ
かなしみ
こらえよう
恐れ
こわさ
こらえて
ありがとうと
生きていよう
大雪…
どこも
だれも
無事に
大事無く夜しずかに
無事に過ぎてくれるように
倒れないように
怪我も転倒も何事も無く
無事にいてください
かならず
無事にいてください
祈らせてください
ごめんなさい
ごめんなさい
ありがとう
おやすみなさい