南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
お念仏といるわたし
知らされた夜
真夜中の地震
3mこえる危険ある大津波がくると
すぐ高いところ高い建物に避難せよと
仙台局のアナウンサーさんに代わった
声で
ああ…あのひとだ…とわかった
いつも夕方の番組担当してるひと
やさしい声…ちょっとこわがってる?
真剣に急を告げてくれていた
変わらず真面目なやさしい声
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
ここに死ぬ
何度おもったかなあ?パパママ
孤絶
われひとり悪
懺悔する
懺悔の年月の
因果
お念仏といた
核融合施設建設に
名乗りあげるという知事
踏みとどまってくれないか…
お念仏と祈っていた
三方海の半島
どこも危険だ
地震活動は活発になっている
再稼働を決められてしまった
新潟の古い原発
おもっていた…
無力無能
生きてこられた
ありがとうした
明日さえ
わからない
いまきりのいま
お念仏といる
悪も
有り難いお念仏といる
お念仏と
おそれと畏怖と
おしまいの
そのときも
おれるように…
真夜中お仏壇のまえ
手を合わせた
ごめんなさい
ごめんなさい…ごめんなさい…
ありがとうとお花に謝っていた
お花たちの花瓶は寄せてしまった
ごめんなさい
一週間は…
二、三日は…
備えをしてください…ラジオ聞いても
頭が
はたらいてくれない
眠れてなくてふらふら
なんにも備え無いわたしだ…パパママ
ごめんなさい
ごめんなさい
毎日の朝のお清めのお掃除した
ちいさいわたし
ちいさい恐怖
知らず
塊となってても
恐怖いっぱいでも
畏怖
いだくこころ
消えずあって
お念仏といる
お念仏といるわたしとさせてくれたもの
ここまでのすべてあった因果
一切他力
お浄土のひと
ひとりひとりに
ありがとうとお祈りした
おねえちゃんに謝っていた
ありがとうとお祈りした
こころにきり…すべてこころにきり
ごめんなさい
震えきた
寒い寒い夜
もっと大きな地震くる危険ある
身動きできないひきこもり
いまきりの
いちにち
いちにち
ありがとうと
お念仏といさせてください
東日本大震災から
地中ふかく
海底ふかく
ひずんだ地下には
強大なちから潜んでる…巨大地震の怖れ
茨城こえて伝わるほどの後発地震の危険
自然
ただ畏怖しているばかり
ごめんなさい
ひきこもり…ごめんなさい
ここで死ぬ
ここは生まれたお家
お片付け終えられてない…ごめんなさい
ごめんなさい
真夜中の大地震
孤絶の悪
ひとり
こころ
こわさ
おそれ
いっぱいも
お念仏といられた
ふらふら
ひとつと
お掃除のあと
小豆粥餡子の仕上げした
仕込んで包んであった節約餡子
いつもの神仏にお供えする餡子
すっかり冷めていたので加熱した
お下がりと
神仏といただく有り難い餡子
有り難い餡子だ…ありがとう
お米炊くのもお鍋で
いつもつきっきりで
お下がりたくさんいただいた
ごめんなさい
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
祈らせてください
祈らせてください
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
カースト社会のインドで
ヒンドゥー教のインドで
王子と生まれた
お釈迦さま
インドでは
教団なすこと
かなわずも
そのゆえに
世界に
ひろく
ふかく
つなげられて
この国に
みおしえ
まだある
求めて
学んで
ふかめてくださった
お祖師さまがたのおかげで
お念仏といる
おねえちゃんのおかげで
パパママといさせてもらった
おねえちゃんのおかげで生きてこられた
ありがとう…
お寺お墓ゆけなくなって
ひきこもりになって
ほんとうにごめんなさい
ばかなわたし
ゆるしてください
悪
だれひとりとも
つながることは
我が悪つなぐ
知らされた
ただ
懺悔する
こころ
こわいこころ
恐怖
おそれ
いっぱいのこころ
ごめんなさい
ごめんなさい
ゆるしてください
ゆるしてください
だれひとりも無事に
無事にいてください
平和に
幸福に
無事にいてください
怪我も
転倒も無く
大事無く無事に
かならず
かならず
無事にいてください
ごめんなさい
こわくて
こわい自分に打ち勝てなくて
こわくて
ただこわいわたし
ゆるしてください
ゆるしてください
ごめんなさい
ごめんなさい
ありがとう
おやすみなさい