シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

遺跡

ご入滅ののちには

遺跡はどちらに建立いたしましょう…

お弟子さまの

くるしい問いへの

法然さまの答えは

 

お念仏するひとりひとりの居るところ

すべてわが遺跡である

 

法然さま

病が重くなり死にちかくも

ずっとお念仏しておられたという

 

ひとつと

おしえていただいたとおもわれ

この言葉ただうれしかったあのとき

もうお念仏といるわたしだったんだ

 

有り難さと

申し訳無さと

懺悔と

ずっとお念仏といられた

よわさ愚かさにも

ここは

遺跡とさせていただくと

有り難いこころとおれるいま

どんな貧しいものの苫屋も

すべてが遺跡である

それは

禅の

道元さまの

どこもすべて道場と

まったく一致する

 

頭は

もう壊れてしまったかなあ…こわさに

恐怖と

孤独に

壊れ死ぬならば

そういうわたしを

おしまいまで生きる

お念仏と

生きてゆけるように

祈ってゆく

 

わびる

わびて

お念仏に

ただつなげていただくいま

いのちのおしまいおさとりなさった 

法然さまのお念仏

おもわれてきては

重なってくれる…と

お念仏しているいま

ただ有り難いこころもちとなる

法然さまの御言葉

いつもおもわれる

 

南無阿弥陀

 

追われるこころ

もろい

よわい

お念仏する資格無いわたしとおもう

その懺悔も

お念仏だ

くりかえしおしえられる愚か

くりかえし何度でもくりかえし

よみがえってくれる有り難いこころ

 

お寺お墓もゆけない

信心無い故のいまと

ただわびる

 

追われても

たたかえない 

たたかわないものには

勝つもかなえられない

生まれて

ここまで

たたかえないわたしだ…弱虫泣き虫だ

泣いてたわたしのこと

おねえちゃん忘れずに

まだおぼえていてくれてたのを

おしえてもらってうれしかった

学校給食の居残り罰則のことだ…

ラジオ聞いて

学校給食無償化かなえられるようにと

お祈りしたら

おもいだした

 

お隣に住んでいた娘さん

あねさまと呼ばれていた

だいすきなやさしいひと

このところずっとおもわれるんだママ

面倒みてもらった御恩返しもかなわず

もうお浄土にいる

みんないっしょにいてくれてる…

 

いつか偶然

見学に伺った場所で会えたときには

まだうつくしいまま

少女みたい瞳してた

もうお年だったのに

お年とはわかるんだけどうつくしくて

ほんとうのうつくしさとおもった

白い素肌は頬まだほんのりと紅く

うつくしいとは

清らかなこころなんだ…って

手を合わせたいほど

うつくしかった

ずっと会えてなかったのに

瞬間で時空こえたように

またわたしのこと親身に

おもいやってくれた

言葉のふくみに

つらさも伝わって

いまつらいおもいともあるんだな…

そうもわかったので

ずっと手を握ってしまったんだけど

ふっくらあったかい手をしていた

それきりになってしまった…

 

 

わびるしか

生きておれない

 

寒くて寒くてかたまって

お仏壇のまえにも坐っておれず

わびた

 

自分は生きていてよいのかと

自分に問う自分

愚か罰当たりだ

答えも聞こえてこない問いとわかってる

ただ寒くて…

 

ありがとう

食べて

生きて

お念仏と生きています

ありがとう

ゆるしてください

祈りといさせてください

南無阿弥陀

南無阿弥陀

一念

一念

つなげてください…ごめんなさい…

お家中すべてお祈りして

お念仏してるわたしだ

 

あねさまは和裁師さんだった

いつもにこにことうれしそうだった

たいへんな困難とあった生涯なのに

不自由なお身体でもずっと和装で

あのときも自分で縫った着物で…

 

今日ほんとうは

お仏壇のまえ縫い物したかったのに…

そのため暖房?と申し訳無くて

つけられるこころもちになれず

明日からはつけさせてください…

食べて生きているきり

ゆるしてください…

いっぱい食べた

ごめんなさい

 

ありがとう

 

明日もわからないわたし

ゆるしてくださいと

またしばらく坐った

 

お念仏に

つなげていただいたように

なにかのためにと

生きるものでない

いのち

いのちある限り

生きるもの

いのち

 

生きる

それきりも

お念仏と

わびる

 

有り難いいま

ありがとう

生きています

いまきり無くて…ごめんなさい

 

よわさ

悪愚かさにも

いつしか

つなげられた

有り難いお念仏

 

南無阿弥陀

南無阿弥陀

 

ラジオからの声

こころのうち伝わってくる

くるしい

つらいけど…ラジオ聞かなくちゃ…パパ

地震気候のニュース聞かなくちゃ…

 

為政者の言葉

つらいなあ…

あのひとらはみんな

この国のひとの

わたしたちひとりひとりの

かわりに

いるひとらだなあと聞く

 

ひたすら祈るこころになる…

 

まことの信

まことの信心

無い悪だから

為政者たちの言葉がわからないのかなあ

信…

信じます…

それら言葉たちの

真意

悪わたしだから

わからないんだ…きっと

敵味方みたいな喧嘩みたいな…こわいな

みんな立派なひとたち

ひとりひとりのかわりなんだよ

必死に

聞いた

精神ついてゆけないラジオになったけど

地震からずっと聞いてるラジオ

ニュースのために聞くラジオ

地震と今日の猛烈雷雨と竜巻の危険

明日からの寒気の予報のこと…

怯えて

聞きたいことはそれらきりも

ずっと聞くラジオにも

傷むこころだ

 

ごめんなさい

ただ

祈る

 

平和

祈る

祈らせてください

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

無事

祈らせてください

 

 

今日

いま

生きてある

有り難いいま

生きています

 

生きてるきり

いまきり

ごめんなさい

 

ありがとう

 

ありがとう

 

ごめんなさい

 

 

いま生きて

無事であること

 

かならず無事に

倒れていませんように

怪我しないように

転ばないように

祈ります

 

かならず

無事にいてください

 

祈らせてください

 

祈らせてください

 

 

ごめんなさい

 

ごめんなさい

 

 

ありがとう

 

 

おやすみなさい