シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

釈尊

逃げる

って

いったいなにから逃げるの?

 

おっかないものからだよ…

きっと自然な

あたりまえのことだよ…生きてるよ…

まいにち

まいにち

自分に言う

恐怖は

妄想で

邪心で

自己そのもので

こらえて

悪を魔をこらえて

こらえつづけることで

恐怖無い安心あるのが

仏教徒だろうに…

ごめんなさい

 

生きて

死なねばならないいのち

いのち

死んでゆくいのちでない

生きているいまは

ただ生きてあるいのち

このいまは

いのちであるけれど

自分のものじゃないいのち

自ら手に入れたいのちじゃない…

有り難いいちにちだ

恐怖にも有り難い

有り難いいのち

 

自らは

けっして死なない

 

いのち殺せないものとして

ひとに

生まれてこられたんだよ

またいちにちあたえられた

ありがとうと生きていよう

自分に言う

 

ママにもパパにも知らされてたのに…

迷いの愚か悪罰当たりな迷路

まだあるなあ

死に向かっていない

いのちと

いま

生きてあるうちは

おしまいまで生だ

おねえちゃんのおかげで

いのち見せてもらえて

知らされたというのに…ごめんなさい

 

独り

いのちといた

いさせてもらえた

おしまいまで

いのちは

いのちと

見せてもらった

 

ママのおしまいといさせてもらった

有り難いさいわいも

ただ

かなしかったんだ…ママ

 

急変

きた

 

申し訳無いなんて

ばかなおもいあがりだ

先生の言葉のとおりに

二週間生きてくれると

身勝手に安心していたとは

まったく身勝手な妄想だった

あと二週間あったならば

おねえちゃんにも弟にも会えるよ…って

励ましてたりして申し訳無かった

 

あの日のママ

あの日のわたし

取り残されて

まだいる?わたしが死んだ?

わたしは少し高いとこ浮いていて…

ママとわたしを見ていて…まだいて

わっ!

となって目覚めるのを

ずっとくりかえしていたなあ…

 

いまママは

きっとわたしとなって

わたしといてくれると

生きていられるのに

ばかだよわたしは

 

かなしんだら成仏できない?

ほとけさまになれない?

かなしめば死んだひとに心配かける?

霊になって迷う?

そんなことまったく無いと

かすかの学びにも身内の死にも

ずっと知らされていたのになあ

がんばって

泣かないようにがんばって…

だれもみんながんばって

かなしみこらえてくれてたから

ひとのまえでは泣かず

必死にがんばった

 

すべては

おねえちゃんのおかげで

ママといたいというわたしのわがまま

いっしょにいたいわたしのわがまま

ぜんぶかなえてもらったんだから…

泣くな

泣くなと

はしゃいでまでも

とにかくがんばってたばかだ

笑って

笑って

がんばっていた

なのに

些細な?でもわたしにはたぶん大事な

些細じゃなかっただろうことだけれど

あたりまえのひとにはあたりまえのこと

ぷつりと

たえられなくなってしまったんだ

 

葬儀さえ

まともでおれなかった

納骨からも

逃げた

 

そんな仏教徒

あるはず無い

 

南無阿弥陀仏

お念仏と

わびている

 

 

自ら

自らの

信心を

見失って

傷つけた

懺悔する

 

あれからの

いま

自分の傷さえ

自らの悪の故

ゆるされることない

 

ごめんなさい

ごめんなさい

 

パパは

おねえちゃんのおかげでしあわせな最後

ママには…ごめんなさいばかりになった

 

愚か悪

無力の悪

不信の悪

自我の悪

わかった

ひとつ

ひとつ

ひとつが

重たくて

自己を否定しつづけていただろう

陰で独り苦行もどきなことして

あがいた

自己自我

滅すると

ひとり闇雲に

見当ちがいを

ただがんばっていた

まったくの的外れ行でも無いことだ

お片付けもかなえたかった

ねずみにも

追われてしまった

切迫詰まっても

供養になるようにと

ひとつひとつご祈祷の祈りして

救おうとして

手間かけて

わびた

 

泣いてわびて

捨てていたんだなあ…

 

泣き虫は

罰当たり?

お釈迦さまだって 

お祖師さまがただって

泣き虫のような逸話がいっぱいだなあ

泣くたびにそうやって自分なぐさめて

生きてこられた

 

 

恐怖から

はなれるもかなえられなくても

ごめんなさい…ありがとうと

いまきりのいま

恐怖にあるいま

ただつなぐ

お釈迦さま

おもわれる

釈尊

崇め

わびる

 

お釈迦さまの

果て無いみおしえ

あらゆる学問きわめた果ての如き

おさとりの

みおしえ

法も哲学も科学も…すべてふくまれる

みおしえに

かすかにも近くいさせていただいたのに

愚か悪懺悔するも他力にも報いられず

身動き取れないけど

有り難い

いまだ

 

みおしえ

おもわれたならば

身動き取れない恐怖のいまも

お念仏と

祈るきりも

わたしがゆけない世界

知らない世界

到底知ることかなわない世界まで

祈りは

つながるんだ…

 

お祖師さまがた無くては

いまこの国の仏教

無い

お寺お墓ゆけなくなった

信心足らないわたしの悪の業

因果も

わびるいま

 

お釈迦さまの

みおしえの

ひと雫

その慈雨の

ただひと雫

その清いひと雫に打たれた

有り難いいまとおもう

祈る

 

祈るきり

ゆるしてください

 

懺悔と

おしまいへ…

祈る

 

悪わたし

我が悪忘れて

堕ちた

 

自ら

堕ちた

そこから

さらなる悪にも

自ら堕ちた悪

 

わびる

 

南無阿弥陀

 

ごめんなさい

 

おねえちゃん…無事に

ごめんなさい

 

ありがとう

 

起きられない朝

眠れない夜

孤絶孤独

恐怖と生きているきり無力

いのちある

さいわい

 

このいまさえも

最上のさいわい

有り難いいま

 

ごめんなさい

 

南無阿弥陀

 

生まれたくて

生まれてこられたのでないいのち

一所懸命も必死も

かなえられない

かなえられないことばかりになって

ばかな苦行もどきからは

はなれられた…

やっと

わかったばかだ…シーちゃん

 

わたしは悪であるという

懺悔してゆくんだ

あるがままの

悪わたし

見る懺悔

 

知らされる

有り難い

お念仏

一念ごと

悪も愚も

明らかにしてくれるけれども

ただ我が悪のせいにしてならない…

自分に言う

二度とは

おかさぬと

誓う

懺悔する

一念

 

南無阿弥陀

 

ひとり

独りならば…と逃げて

生きるきりにもまだ悪はつながる業

逃げて逃げながらも

悪つなげてしまう業

逃げていることも

わかっても

うごけない…ごめんなさい

 

つよい縁

ほとけの縁

知らされてゆくお念仏

生きて

自らは死なず

生きて

祈るならば

 

ひととさせてください…

 

祈るひととさせてください

 

祈らせてください

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

分不相応なこと

ひとり為そうとして

傷つくは愚かだなあ…

見誤った体力気力に大怪我しかけたり

死にますよと忠告されたことまでもが

恐怖にもなった

傷になった

 

なんにもかなわないいまにさえ

救いはあるなあ…パパ

いのちとは

生きるとは

やっぱりおしまいまで

生と

知らされてゆくいまだ

なのに

生きていてごめんなさいとなる

ばかで情け無い愚か

ゆるしてください

 

恐怖

よわさ

いのちも

ごめんなさい

 

おねえちゃんの他力も慈悲も

無力は活かすもかなわず

ただ手を合わせて

祈る

ただ祈って祈って

食べ物はすべてお下がりと

有り難く

有り難く

食べられた…

 

他力に守られてあるいのち

生きているきりも

ひとであること

ひとと生まれて

まだひとであること…

ありがとうと

祈る夜

恐怖に

ただ生きているきりも

最上のさいわい

あたえられた

いのちの

いちにち

ありがとうと祈る夜

 

ありがとう

 

ありがとう 

 

南無阿弥陀

 

 

釈迦頭という台湾の果物

一度でいいから食べてみたいなあ

おもってたら

事件…

中国の圧力から

不穏な事態に備えるため

徴兵制度が厳しく復活した台湾

それに抵抗妨害したひと

指名手配となって

逃走した果てに

凶行…

自滅…

 

手を合わせて

祈りと聞いても

ただこわいニュース

 

年末もただ

こわい…

 

 

奈良美智さん

台湾はまるでhomeみたいだなあ

台湾のみなさんに

あたたかく迎えられてるんだ

すっかり台湾にとけこんでる

台湾の

ひとびと自然文化信仰

尊敬と敬意とで接して

深く地元に学んでくれて

平和つなげてくれている…

尊敬し

尊敬されて

やさしくあたたかく

見守ってもらって

奈良先生と

親しく呼んでもらってるんだなあ…

 

台湾にも

台湾ウイスキーあって

現代的な白い素敵なバーがあって

奈良美智さんは普段着のいつもの格好で

CAPかぶって

いつものきげんよいお顔で

にこにこして飲みまくって?

ウイスキーいっぱい飲んでたの

いったい

いつ?みたのかなあ…

なんにもみれないいま

 

うつくしいもの

かわいいもの

すき

でも落ちて

 

なんにもかなわないいま

ただ祈ります

 

無事祈ります

 

まだ

眠ってない…痛ましいニュース聞く

ただ傷つくばかりで

弱虫で

ごめんなさい…

 

生きています

 

あたたかい夜です

 

夜にも

まだ数度あるのは 

十月下旬の異常な気温だって…

やっぱり温暖化なんだろう

急激な海水温急上昇に

牡蠣大量死してるって…

 

ちいさく

どこにもゆけず

ただ生きるきりも

ひと雫

水のただ一滴きりも

うつくしくなれば…

ばかな祈り

自分のためか

なぐさめの祈りだと

ごめんなさいと

わびた

 

ありがとう…ごめんなさい

ごめんなさい

 

こわいわたし

よわいわたし

ごめんなさい

 

 

生きて

いま

 

さいわいの

有り難いいま

 

ありがとう

 

 

無事

祈らせてください

 

倒れないように

転ばないように

怪我も

何事も無く

無事であるように

 

かならず

無事に

 

無事にいてください

 

 

祈らせてください

 

祈るきり

 

ゆるしてください

 

ごめんなさい

 

 

ごめんなさい

 

ありがとう

 

ありがとう

 

 

ありがとう

 

ごめんなさい

 

ありがとう

 

 

おやすみなさい