シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

在ること

体位変換

二時間ごとしながら

真夜中から明け方に読んだ本

中村哲さんの本と

仏教の本だった…

 

おねえちゃんのおかげ

ママといっしょにいさせてもらって

なにもかもは他力でかなえてもらった

なにもかもは知らないこと

冒険ともいえる未知で…

 

ありがとう

 

ありがとう…ごめんなさい

 

南無阿弥陀

 

寒波

大雪

また…

あの今年のお正月から二月までの

大雪の恐怖

ずん…と

きた

 

こえたよ…いまは

いまはまだ

生きてるよ…

 

いま

在る

ありがとうした

一所懸命

お祈りと

食べた…いっぱい食べた

またごめんなさいした

 

 

昨日みたいに不意にあのとき読んでた本

その内容の一部と言葉

突然降ってくることあるなあ

きっとそれも

恐怖からだ

きな臭いいまだもの…

 

内容は

おおよその輪郭だけとなってしまってる

 

中村哲さんの本は

ただただ偉業それも

危険地帯で死と隣り合わせの

果てしない努力の

いちにちいちにち

積み上げられた大仕事

かなえられた成果で

 

いったいどこを

どうつなげたなら

かなうのだろうかと

終始手に汗にぎるような…

ふりかえって書かれたものとは

わかりつつも

どきどき読んでいたんだなあ

ほんとうにはらはら読んでいた

 

本に

記憶

そのときのわたし

よみがえってくれるんだなあ…

ママといさせてもらった時間

中村哲さんにもいっしょにいてもらえた

 

二時間後にまた…と

中村哲さんに?ご挨拶して

うとうとして起きて

体位変換と処置と終えたら

ママが眠るの待ってるあいだに

つづきを読んで…

 

中村哲さんの信

弛まず

怯まない

おもい

つなぐ信

 

努力のみと

生きていた足跡

たどることできる感動が

それを

ママといて

うけとれる自分が

ママと生きていられる自分が

有り難いとおもって

読んだんだなあ…

 

ありがとう

 

いま…ただ生きてあるきりの

いま

ごめんなさい…

 

 

零下7度は?パパ

 

寒気のおかげの

うつくしさ

今夜は

月夜だなあ…パパ

 

上弦の

白い月

 

雪の夜

祈る夜

 

 

独り言

シーちゃんに言う

朝の独り言

おはよう起きられたよ…は

寒いよお…だった…

 

いちにち雪が降って止んで

また降って止んで…

 

寝不足頭は

まるで酔っ払いといっしょというけれど

それは睡眠の専門のお医者さんたち

みんな言ってるし

人体実験?自分が

日に日に

自分の脳みそで

わかってくんだから…

 

総理大臣の

寝ない首相の

明晰であること

転んだりしないことも

祈るいまだ…

脳みそ平和にと

祈る…

 

 

ママ旅立ち

再読した本たちには

人体実験の成果?

まったく新鮮に?

ほんとうに読んだか?わたし

となる数冊もあった…

 

南無阿弥陀

 

南無阿弥陀

 

なむしゃか…なむしゃか…なむしゃか…

ちいさいわたし

おばあちゃんと眠っていた

仏間に眠っていた

寝るまえには

おばあちゃんの創作?昔話…それから

 

なむしゃか…なむしゃか…なむしゃか…

 

きいてた?

おばあちゃん…

 

 

お念仏するわたし

 

なんにもならないわたし

 

ごめんなさい

 

いまきり

ただ

立ち尽くして

怯えて

ごめん…ごめんなさい

 

食べて

生きて…へんてこご飯だって食べよう

へんてこご飯のために

ずっと立ってる台所

寒い寒い台所

 

おばあちゃんとママの台所ならば

もっと

もっと寒くて…

みんな

家族みんな

いてくれて…

あたたかい汁のにおい…

ママの鰯のつみれ汁や

真鱈の

いまごろならば

こちらのじゃっぱ汁や…

 

 

南無阿弥陀

 

こころ

こころ

いま

あれば…ある

こころ

 

おばあちゃん

惚けたおばあちゃんにも

ママにも

おしまいまで

こころ

消えず

あった

 

ありがとうした

 

在る

いま在ること

それきりも

ただ

生きる

いまきりも

 

最上

最善

 

さいわいと

ありがとうと

お仏壇のまえ

坐った

 

祈る夜

 

明日

わからない明日

向かえない明日

ごめんなさい…いのち

 

ごめんなさい

 

おねえちゃん

ごめんなさい

 

 

中村哲さんは

キリスト者

 

本に

つらぬかれる信

 

信ずるこころ

 

うつくしい

こころ

 

一冊の本には

ダビデの詩の抜粋あった

書き置こう…とおもって

ここに

ふりかえってもみれないけれども

ここにきりも

書いておこう

生きてる報告の

ここだから…

 

 

主はわが牧者なり 

われ乏しきことあらじ。

主はわれをみどりの野にふさせ、

憩いの汀に伴いたもう。

たといわれ死の陰の谷を歩むとも、

禍を恐れじ。

汝、我と共にいませばなり。

かならず恵みと哀れみと我にそいきたらん。

 

 

平和

祈る

 

平和に

この

いまきりのいま

平和へと向かうわたしとさせてください

 

祈らせてください

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

しずかに

無事に

平和に終わり

 

見えない

向かえない明日へと

つながること

いま

平和にあること

 

明日

あたえられたならば

 

平和

ちかづくこと

 

祈ります

 

祈らせてください

 

 

倒れないように

転ばないように

無事に

 

かならず

無事にいてください

 

 

ごめんなさい

ごめんなさい

 

ごめんなさい

 

 

ありがとう

 

ありがとう

 

 

ありがとう

 

 

おやすみなさい