祈ぎ事の末代までも安らかれ
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
ねぎごとのまつだいまでもやすらかれ
なむあみだぶつ
なむあみだぶつ
こわくて
恐怖にも
真っ先に
祈る平和だ
短歌ともいわれない
祈りのうた
悪わたしに
ゆるしてください
お坊さまでもない悪の祈りのうた…
いくつか幾日か
うたってたあいだにも
世界は
さらに
戦争に向かってゆく
祈るを
ゆるしていただくように…悪にも
祈るひとびとをも祈らせてくださいと
ただ
祈る夜
ゆけなくなったお寺さんも…
世界中の祈りの場所
祈るひとたち
ずっと
ずっと
平和を祈るこころつなげて
生きていてくれるように
ずっと
祈る…
祈っている夜です
いま混乱しているらしい大和の女性の
あの窮地
あのとき…
救いの言葉?
情けを感じる言葉と表情
わたしも救われたんだ…
あのとき
法然さま
おもわれていたんだなあ
殺めるにも
お念仏申せ
法然さまの情け
武士への
いのちへの情け
つらい言葉だ…
あの女性
あまりに危うくて…はらはらしてる
あの窮地に
情けかけたかのようにしてくれて
泳がせたひとの
あのお顔みれば
かならず浮かんでしまうかなしみある…
お顔似てるんじゃない?
おもうたびにいだく
かなしみあるんだ…
お笑いトリオの
亡くなってしまったひと
かならず
おもうんだ…わたし
どうぞ…どうぞ…どうぞ…どうぞ…
どうして?なんで…?
死んじゃったとき
泣けてしまったんだなあ…まだつらい
どうして?
だれもわからないんだなあ…
ひとのこころ
うっかりだなあ…だよね?パパ
お酒いっぱい飲んだら
ひとは
かなしくなるよね…ひとは
さみしくなるよね…
お酒飲まなくたって
さみしいなあ…シーちゃん
パパといつも笑ってみてた…過激でも
だいすきだったんだなあ…
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
雷とどろく
一月の雨…
不気味な現象も
温暖化に加速してくいま
ひとの
生きるだ…ごめんなさい
わたしもひとならば
祈るをゆるしてください
椅子取り合戦して
順繰り
勉強?
もうだめだよなあ…パパ
はじめに総理大臣?
総理大臣になりたい?にんげん
もうだめだよねえ…パパに聞いてた
パパママおもってた
おねえちゃんの夢みたんだよ朝
ありがとう
生きているよ
起きられたよ…ありがとう
道元さまの
黄泉に堕つ
という
最期の言葉
法然さまの
我が遺跡はひとびとのこころ
という遺偈
すべてひと救う
という信
お浄土に
かならず
うまれなくては
未来永劫平和の国とはならない
地獄の
輪廻も
救う…っていうのも
同じ信
かならず
すべてひと救うという信
いっしょ
ひとつと
おもう
祈る夜
一度きりの
生きるということ
ひとりきりのひとの
一度の
生きる
いのちというもの
末の末の末
末代までも
平和であれという
祈りだなあ…
未来というならば…
未来永劫の平和へと
つなげられるいま
足下
ただ
いま
いま
いま…いまの
ひとつだよ…お念仏と祈りと
ただひとつもと
恐怖に
ずっとかなえられなかったこと
お念仏して…お念仏して
ひとつきり
ありがとう…ありがとう…ありがとう
おねえちゃんに
ありがとうして
こころにきりだ…ごめんなさいって
お念仏して
ひとつかなえていただくも
ひとりお家おこもりも
緊張でぐったりした…
無力
ごめんなさい…
仏間に
またオイルヒーターつけさせてもらい
坐った
祈った
ありがとうと坐った
どこも清らかとは
なってもらえないいま
ごめんなさい
無力わびる
食べられて
生きて
いま
ありがとう
真夜中
眠れないまま
いちばんさいしょの本?
なんだっけ?
パパママに聞いていた
いとこきょうだいへとお下がりするから
おねえちゃんとわたしお揃いの洋服も
わたしたちの絵本も児童書もお道具も
いつのまにか
お家からはなくなって…
なんだったかなあ…?と
おもってた真夜中
兵隊さんだ…
おもちゃの兵隊さんだ
アンデルセンだなあ…と
泣けてきて困った
足一本の兵隊さん
材料足らなくて…
材料は錫で…そんな兵隊さんが
恋したのはバレリーナ
紙に描かれたバレリーナ…
ふたり
燃やされてしまって
heartになった
ひとつになった…錫にかえって
heartになったんだ…
戦争の
平和の
お話だったんだなあ…だから
一等すきで
こころにあった
消えてなかった…ありがとうした
豚
養豚場の豚
感染したら
いままでならば前頭処分
だったんだけど…
法改正で
ワクチンしてる豚は助けられるように…
自衛隊の仕事だ
殺処分
痛ましい任務で
ああ…よかったって
手を合わせたんだ
殺処分任務は病む
こころ病むと報告されてたんだから…
もう
お肉は食べなくなったけれども…
豚も自然が厳しくなってつらいな
殺処分するひとならば…つら過ぎるな
豚肉食べられなくなるだろうな…
ましてや
戦争なんて…ありえないなあ
おもちゃじゃない
兵隊
ひと
平和へと
向かってゆく
ひと
その信とある
こころとある
まことのこころとあるひとらを
祈っていた
祈る
末代まで
未来まで
平和を
信と
ちいさいひと
若いひとたち
これからうまれてくれるいのちに
つなげて
つなげてゆける
平和の国となるように…
ひとつ
ひとつ
足下をひとつ
かたく
かたく
ひとつ
かなえてくれるひとを…
世界がぜんたい平和にならなくては
個人の幸福はあり得ない
宮澤賢治の
最期の願い
お経の本を出してください…
そう父親に
お願いしたんだなあ…
無力わたし
わびる
祈る
いま
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
夜
しずかに
おだやかに
どこもしずかに…祈ります
嵐も
雪も
しずかに…
気をつけて
気をつけて
かならず無事に
倒れないように…転ばないように
気をつけて
怪我無く
火の用心気をつけて
かならず
かならず
無事にいてください
祈らせてください
祈るきり
いまきり
ゆるしてください
ありがとう
ごめんなさい…
いまきり無力
ごめんなさい
ありがとう
ありがとう
ありがとう
おやすみなさい