戦争の
お話と
おもわれる童話
カイロ団長
宮澤賢治の童話
かんたんな言葉
やさしい言葉のなかに
突然
悔悟
かいご
という言葉ある…
悔悟
ごめんなさい…は
わたしの
ごめんなさい
懺悔は
そのような
尊いところへ
ゆきつくことは無いんだなあ…パパママ
いつまでたっても身動きとれず
恐怖にも打ち勝てないんだろうなあ…
ありがとうと起きよう…生きて
ただ食べて生きているも
ありがとうだよ…シーちゃん
ありがとうきり
生きてるきりも
ありがとうきりなのに…こわい
なにが
こわいかも
わからない
ずるずるとみんな
こわいんだなあ…ごめんなさい
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
生きて
目覚めたことに
ありがとうする
食べられてまた
生きて
夜につなげられたこと
ありがとうしている夜
おねえちゃんに
ありがとうって…ごめんなさい…って
また
いちにち
なんにもならないいちにちだ
ごめんなさい
風は
吹けば
暴風突風になる
まだ熊も眠れていない
山にかえれない熊たち迷って
大きな事故にならないように…
山はどこも火事にもならないように…
風の音聞いて
こわいまんまで祈っていた
これから森には
森をうるおす木々
ふたたび植えられて
守られるように祈ってるなあ
ほとんどが山のこの国だから
ごうごうごうごう…風の音
おっかなくて
また
どこかに…また迷うこころ
どこにゆけば?
どこにゆける…
どこにもゆけなくなったわたし
でも
明日にも
いまにも
どこかに
ゆかなくてならないわたしだろうに…
ごめんなさい…ごめんなさい…
頭
もう
まともでなくとも
悔悟
かなえられ無くとも
生きて
ごめんなさいと
生きていよう
悪わたしにも
あたえられたいま
つなげて
つなげて
ごめんなさいしよう…
無力
ごめんなさいしよう…
平和を祈る資格も無くて祈ってる
ただ
祈る
申し訳無い
祈らせてください
祈らせてください
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
カイロ団長は
とのさまがえると
あまがえるのお話
とのさまがえるはホロホロ悔悟のなみだをこぼして、
「ああ、みなさん、わたしがわるかったのです。
わたしはもうあなたがたの団長でもなんでもありません。
わたしはやっぱりただのかえるです。
あしたから仕立屋をやります。」
あまがえるは、みんなよろこんで、手をパチパチたたきました。
つぎの日から、あまがえるは、もとのようにゆかいにやりはじめました。
そんなおしまいにゆきついたのは…
仕事を
いいつけていたはずのとのさまがえるに
王さまの新しい命令があって
自分のからだの大きさにより
荷重が莫大になる重労働をしなくてならず
いいつけるまえにそれを
自分で二日間やってみよと
かなえられるはずないことを
ぼろぼろになってやっているとのさまがえるに
あまがえるたちはみんな
わらって
それから
しいんとして…
さびしく
さびしくなってしまうんだ
また新しい
王さまの命令は
「すべてあらゆるいきものはみんな気のいい、
かわいそうなものである。
けっしてにくんではならん。」
やられてもやり返すな
それは
中村哲さんの言葉
憎みません
憎んでいません
ただ
かなしみすぎて
ごめんなさい…
ごめんなさい
仏間に坐った
なんにもかなえられないことさえ
きっと
希望
ここまで
生きてた
生きてこられた
おねえちゃんのおかげ
ここまで
つなげていただいたすべて
おねえちゃんのおかげ
ありがとうきり
こころにきり
ごめんなさいと坐った
さみしいのは
わたしが愚か悪だから
しようのないことなんだ
ひとりぽっちは…
悪の
報い
生きてさえいたら
祈りは
希望は
知らず
いまに
つなげられて
いま
ある
平和が
かなえられるように…祈る
夜
しずかに
しずかな夜に
祈ります
無事にいてください
今日
無事終わり
倒れていないように
転倒も怪我も無く
気をつけて
火の元も
気をつけて
かならず
かならず
無事にいてください
祈らせてください
祈らせてください
いまきり
なんにもかなえられず
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ありがとう
ありがとう
ありがとう
おやすみなさい