ごちゃごちゃ…は
捨てられないから…
わかってるんだけど
頭が…
体力も
こころも
ごめんなさい
恥ずかしい…シーちゃん
どうしよう?
ってまいにち独り言する
朝
しもやけでぐちゃぐちゃになった手
ものすごい痛くて夜も眠れない手に
おそろしくなった
こわいくらいの凍瘡にも
手袋しないと雪が…って
おっかなかった朝だ
あがく
あがき
もう遅いとしても
どんなに遅くても
あがくんだ…パパおじいちゃんおじちゃん…
いっしょに…いっしょに…って
また一瞬の安心のひとつ
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
落ちたこころと
転びかけて捻った膝と
痛みとは心身がひとつとなるなあ
落ちて落ちて壊れてくわたしだなあ
恐怖も痛みもぜんぶ
ずうっとつながってしまったんだ
この国も
世界も
これは
戦争に突き進んでいるんだろうかと
じわじわと変容してく醜いさま
見せつけられてきたなあ
世界中の治安も悪化した
国会さえも
迂闊な発言と
脅すような危機の示唆と…
雪に恐怖するいまは
この選挙がまるで
どこか遠い国?
非現実みたい
大雪
豪雪
警報
災害
ニュースは
読むアナウンサーさんもくるしそうだ…
学校はとりあえず明日は休校という
まいにちひとが死んでる
いや
雪に殺されてる
南無阿弥陀佛
ご飯炊いて残っていた麹を混ぜて包んでおいた
ご飯だからほんのり甘い全粥みたいになる
甘いもの嫌いなひとも
きっと食べられるな…って
おねえちゃんに…っておもって
泣けた
孤絶は
もう断絶か…
わたしのせいだな
自分が生まれてきたことまでが
申し訳無かったんだ…ごめんなさい
ぶっ壊れた脳みそは
生きていろよと言うみたいに
ただ食べて生きているきりに…それも
恐怖にいっぱい食べて
でも
食べられない恐怖を知ってるから
どんなに過ぎて食べたとしても有り難い
痩せたら筋肉から無くなるって知ってる…
十代の内科入院ではトイレゆくにも
休み休みで倒れかけた
るい痩とカルテにあった
あのときにも
おねえちゃんは
まいにち来てくれて…迷惑かけるわたしだった
泣くな
泣くなって言う
自分に言う
雪が目に入って痛くて真っ赤だ
生きているって報告のここだ…
待ってるわたしだ
書くことにも
生きてきたんだ
またお仏壇のまえ坐った夜
戦争は女の顔してないという本があった
買っていない…店頭で頁を繰るのもしていない
いざ戦争となれば
女も残忍陰惨なことをする
過去の戦争の史実に知っているんだ
死を
弄ぶ暴力
戦争
いのち
いのちで無くなる戦争だ
これから
自衛官は
ますます
減ってゆくだろうなあ…パパ
この国の戦争に知ったことは
男も女も老人も戦わなくてならないということ
雪
雪
雪
日本海側は雪
向こう側は雨も降らずに乾燥しきっている
森林を管理して循環させて
間伐材で薪をつくって
薪ストーブしたら…
ああ…熊の孤児はまだ彷徨って
三月にはどこもまた熊が出る
雪に埋まってしまったりんごの木々が
軒並みやられてしまってる
農業設備も壊れてしまうな
南無阿弥陀佛
いま
わたしとはなんなのかもわからないいまだ
おねえちゃんに迷惑かけるばかり
どこかゆかねば…ずっとずっと
ずっとおもっているのに
よわいわたしが
よわって
いま
お片付けもの始末してきても
もうできなくなってしまった
まったく役に立っていないんだと
切り捨てられたこころもちしたあの言葉
働いて働いて働いて働いて働いて…
ずっとこころにあって
ごめんなさいしている
善悪不二の道理には、そむきはてたる心にて
邪正一如とおもひなす、
冥(やみ)の知見ぞはづかしき
そう言ったのは一遍さま
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさいと
坐って
祈っていた
ごめんなさい
平和
祈らせてください
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
かたちなく無垢なるゆゑに自在にて
地下深層を水は流るる
相磯和嘉
恥
役にも立てなく
生きるは恥ずかしい…
生きていよう
生きていよう
生きる
生ききるも
供養
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
倒れていないこと
怪我も転倒もなく
無事であること
祈っています
火の用心して
かならず
無事に
かならず
かならず
無事にいてください
いまきりなくて
ごめんなさい
祈らせてください
平和
祈らせてください
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ありがとう
ありがとう
ありがとう
おやすみなさい