シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

わたし独り悪と生きる

濡れ衣を着せられる

って

字面

なんか不思議に

きれい?

ばか言うなと

自分に言った

 

現実にそれを

極寒にさせられたら…凍えてしまう

 

今日は雪

風が止んだこと

それきりも有り難い

手を合わせて

パパにお浄土のひとに

ありがとう

ありがとう

ありがとうと

お清めのこと始めた

 

わたし独り悪と

わたし独り悪と

今日

いま

生きる

 

またあたえられたいちにち

わたし独り悪

 

なにひとつかなえられなくても

泣けて

迷いに

さらに身動きできないまでも

わたし独り悪と

いま生きている

 

南無阿弥陀佛

 

こころの灯り

祈りに

お念仏に

つなげられてゆく灯り

けっして消えない

消えていない

他力に生きるんだ

まことのこころに

たどりつかせていただいたのだ…

おしまいは

かならずある

おしまいまで生きる

 

おねえちゃん

ありがとう

生きてるよ

起きられたよ

また独り言して

ただうろうろしていた

 

寒いお家の 

どこもかしこも雑然として

情け無くて恥ずかしいけれども

考えられない脳みそになってしまった

 

壊れてくのは

お家もいっしょだ

安心かなえられるお家でなかったけど

大雪や自然の猛威に傷みつづけていても

なんの手もかけてやれないから

当然のことなのに

 

お家にも

死ねと言われてる?

 

ちがう…わたし独り悪

わたしが

よわくて

よわって

それきりのこと

 

生きて

いまある

 

一切他力

一切他力

南無阿弥陀佛

 

暖房も恐怖になってしまって

みんな

なにもかも恐怖になって

すべて行き詰まって

きっと

まだ

それも

途中で…

 

そんな悪わたしが

生きてこられた

いま

ある

 

答えだ…そうか答えか

いのちに

答え

理由

つけて

結論づけて

語られるから 

 

かなしくなって

こわくなるんだ…と

わかってしまった今日

ラジオ消した

 

その答えと理由は

あなたの答えで理由と

わかったよ

 

断言しなくては

生きてこられなかったんだね

生きていられないんだろうね

わかったけど

消した

ごめんなさい…と

ラジオの中の声の

見知らぬひとにごめんなさいしていた

 

震災に

傷ついたひとの言葉に恐怖を感ずるのも

ごめんなさいと

一所懸命

わびた

 

手を合わせていた 

 

背中が痛い

真冬には

木綿の肌着で大汗かいたら

運がわるければ死んじゃう…

一カ月以上つづく痛み

あの大雪選挙からだ

 

生きて帰れた…生きてる

ありがとうと

背中丸めて

ただ眠気と寒さこらえて

 

いったい

なんのために生きていられるのか

わからない

 

わたしはパパ似だ

ママは精神よわくて

食欲あっというまに消える

わたしとパパは食べるんだ

なにあったって食べるんだ

 

なのに

パパは

ママが入院したら

どこも自分の手に余っても

手をかけたら激怒して

パンばかり食べていた

カビたものも捨てられなくてそのままで

手をかけるだけで

喧嘩売られた

まるで

わたしが作る食事がこわいみたいに?

頼まれたものしか食べてくれなかった

 

パパにも

重い病があったと

のちにわかった…

 

おねえちゃんには

わたしがいるのにご飯もお弁当もないと

すっかり失望されてしまった

ごめんなさい

ぶり返してしまうのは

きっとまったくの無用の

孤絶となったからだな

 

わたし独り悪

ゆるしてください

 

いま

お肉お魚

なんにも食べなくなった

パンはわたしにはおやつだから食べない

お米は高騰してからは消えないようにと

一所懸命に食べていたんだけど

オートミールになったり…

 

麺類も

すいとんもお団子もおやつだから?

おやつにレーズンも黒糖も解禁したから

申し訳無くて食べなくなってしまった?

 

おねえちゃんと

わたしのご飯へんてこなご飯

それでもいっしょに食べてもらってた

あのときが

しあわせで

 

さみしくなってしまって

 

食べられなくなったんだな

 

お肉お魚は

パパに食べてもらったなあ

 

お刺身

やわらかい

ステーキ

あの笑ってたパパは

いまは

わたしになってくれたよ…

 

孤絶

わたし独り悪

ごめんなさい

 

なにひとつも

かなしくしてしまった

 

ごめんなさい

ごめんなさい…

 

 

ロシアの仕掛けた戦争

自然の猛威

コロナ

職場

理由や

答え合わせなんて

まったく無用だった

 

わたし独り悪

 

わたし独り悪

 

南無阿弥陀佛

 

お念仏

つなぐ

ただ

生きて

 

 

戦争

争い

泥沼

 

罪の

なすりつけ合いだなあ

 

大相撲は

また暴力事件…

きっとまた飲酒して…

理由は

人種じゃないなあ…とわかってるんだ

過去には…と

また

こわい記憶がつながってゆく

 

南無阿弥陀佛

南無阿弥陀佛

南無阿弥陀佛

 

よわいものが負けるんです

そう言ったお相撲さんはだれだったかな

お浄土のパパに聞いていた

 

勝つものは

つよいものではなかったり…

 

仕事場が

どこもみんな

殺伐たる戦場みたいだったことも

思い出してしまった朝

悪夢見るんだ…まだ

 

朝からなに笑ってるんだ!

年かさの女性から叱責されていた初日

女性だけの職場でもどうしてか

わたしだけ異質扱いだった

身体に及ぶ危険が無かったら頑張って

なんとか必死に食らいつこうと

一所懸命につづけたけど…

 

冬は

通えなかったな…シーちゃん

って

いまさらわかったばかだ…わたし

雪に通いきれる距離じゃなかった

できる

やれる

体力気力過信してた?

いや

おかしかったんだろうな

 

なんだ…わたしあの頃からおかしい

なんだ…とっくにおかしかったのか

また独り言した

 

 

疑われるような

悪わたしなのだ

 

わたし独り悪

わびて

生きるんだ

自分に言った

 

為した悪

けっして

消えない

 

どんな

濡れ衣

どんな疑い

どんな言葉も

 

おのれがすでに為した悪の

その業

それらにつなげられる愚か悪の罪

 

足るはず無い懺悔と

祈りと行と

わびる

いまや

お経はおろか

仏間にお仏壇のまえに坐るのも

恐怖となってゆくわたしのいま

 

わたし独り悪の罪

 

南無阿弥陀佛

 

祈るを

ゆるしてください

 

生きるを

ゆるしてください

 

平和

祈らせてください

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

 

ごめんなさいと

ありがとうと

何度も

泣いた

 

恐怖に

不安に

こらえきれず

泣いた

 

ただ

ごめんなさいとなって

ただ一所懸命いっぱい食べた

 

食べられて

お腹いっぱいで

ごめんなさいとなって

ありがとうとなった

 

 

生きています…

 

生きるを

ゆるしてください

 

 

無事にいてください

 

無事にいてください

 

生きて

 

生きていてください

 

倒れないで

転ばないで

怪我してないように

いま

無事であるように

祈らせてください

 

火の用心して

無事に

 

かならず

かならず

無事にいてください

 

 

悪わたしの

祈るを

ゆるしてください

 

ごめんなさい

 

ごめんなさい

 

 

ごめんなさい

 

 

ありがとう

 

ありがとう

 

 

ありがとう

 

 

おやすみなさい