寒さぶり返し
耳のしもやけもぶり返して
破れていた
こころ無い受け答え
耳に聞くだけで
十分なのに…目に見てしまった
耳が
聴こえにくい…
耳の聴こえわるいのは恐怖
わたしのよわさのために
と
耳にも
わびた
この国が
これから
どこに向かうのかわからないのは恐怖
最低限の
いま
どこ?を
知らなくては
恐怖ばかり膨らむと知ってる
学びに移動した地にも偶然に見た光景
あれとそっくりの光景
ニュースに見た今日
黒い行列だ
自衛隊基地に武器搬入する行列
いつかうっかり
独り真夜中走って見てしまったんだ…
真夜中の編隊
それらの行列は
まるで戦時下か?となる恐怖きた
ゆっくり走行するのにも恐怖感じた
危険なものなのだな…
振動と騒音の回避だ…と
わかってしまったら
足がすくんで
動けなくなって…
ほんとうにこわかったんだ
現状の法に触れないなら
真夜中にこっそりと
自治体にも
何の報告無しに移動させて配備する
以前からそうだとしても…
ミサイルだって…シーちゃん
パパ
こわいねえ…こわいだろう
独り言してたら
また
動けなくなった
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
お寺さんに
来るなと
引導渡されたきもちして
こころ
砕かれた記憶
いつかは消えてくれるかな
よわいって
砕かれやすい脆いこころと生きること
それきり
わかる
生きることが
食べることになったみたいに
おおよそにんげんらしいこと
食べて生きているきりみたいになった
恐怖にも
いっぱい食べて
ふとったのは
申し訳無い
食べる資格無いにんげんとおもわれても
過ぎて食べるのも
わたしのよわさだ
一昨年は
じわじわ食べられなくなっていたんだ
あの恐怖は
いまの悪の貪りよりも
ずっとおそろしかったんだなあ
痩せ衰えた姿が
美と
脳が誤作動してしまったら
甘美な達成感に陥って
どんなに痩せても痩せても
まだまだ肥満だと認知すると
もっともっと痩せなくては…となると
やがて
食べたくても食べられなくなると
知っているんだ
友の告白
つらいくるしい告白と
それから
亡くなった
あの歌姫にも…知らされたんだ
南無阿弥陀佛
食べる
ひとつも
一切他力
なにひとつも自力につくれていない
この国は貧しく
よわったのだと
お米ひとつにもわかる
野菜にもわかるいま
種も農薬肥料も飼料も
ほぼ輸入に偏るこの国
減反政策は大失敗で
次はスマート農業という
いま
美食しつつ
痩せ志向と
スマートでなくちゃいけないのか…
なぜか三毒という仏教用語もどきまで流行って
糖質を油を穀物を悪とみなして
食べてふとったら
敗北みたいだなあ
そういえば
こないだ久しぶりに買ったお饅頭は
甘かったとしか書けなかったのは
味が落ちて食感も変わっていて
衝撃受けたんだった
材料を
落としたか
新たに添加されていた物質のゆえか
どちらもか?
わからない
いつか
おねえちゃんが
上等高級和菓子店の看板菓子を食べて
あなたの煮た小豆の方が美味しいよ
と
そう言ってくれたけれども
和菓子屋さんも危機
こないだの
お饅頭のお店でも嘆きを聞いた
この三十年で店売りは作れないほど
売れなくなってしまったのだという
添加物と原材料
日持ちと
材料費の節約か
わからないけど
少なくともわたしたちは
おねえちゃんとわたしは
味が落ちてしまったこと
わかってしまったんだから…逆効果だろうなあ
値段の比較に
牛丼を挙げていたけれども…
お菓子は
和菓子は
この国のこころ
その
ゆたかさだなあ
こちらの藩主にもお饅頭つくって
贈り物とするひといたり
この国は
かつては小麦を輸出していたんだ
饅頭の皮を評して
世界一うまいパン
そう言ってくれてたのは
どこの国のひとだったか…
昔むかしのこの国の
平和
おもってた
お菓子って
平和の食べものだ…
南無阿弥陀佛
経済
いのち
いのち犠牲にして
つよくなれる経済
無いと
いま
まざまざ
見せつけられているんだなあ
眠くて
寒くて
こわくて
食べる
愚か
けだものじゃないよ
自分に言って
ありがとう
ありがとう
ありがとうと
食べられた
ふとって
ごめんなさい
生きていますと
有り難い神仏のお下がりと
食べられた
ありがとう
いっぱい食べてしまう…ごめんなさい
ばかで
無力
ゆるしてください
祈らせてください
祈らせてください
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
死のお片付けと
わたしの役と
ひとつもと…
繕いした
無力
申し訳無い
いま
生きて
いま
いま
無事であるように
倒れていませんように
転んでいませんように
怪我していないように
祈ります
火の元に
かならず気をつけてください
かならず
かならず
無事にいてください
生きています
生きていてください
祈るきり
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ありがとう
ありがとう
ありがとう
おやすみなさい