こわいって
恐怖って
なんだ…
あたりまえにこわいだろう…
ふつうにこわいだろう…
こわくないはずないだろう…
だって
どこにもゆけない
一歩もゆけない
外へ…と
おもっただけで
死にそうになるんだもの
こわいに決まってる
死なないで生きて…
あたえられたいのち
今日きりも
いまきりも
生きて…
ずっと
自分に言う
南無阿弥陀佛
眠くて眠くて
眠くて
ただ起きてるのに
ただ食べて生きてるのに
なんの意味があるのかは
もうただ眠くて
まったくわからない
ひどい耳鳴り
ひどい寒気
恐怖
ラジオは聴覚がまだあるか?確認と
わたしまだ聞き取れて
言語を理解してるか?
ひとの
こころ
声きりに聞く
それ
にんげんの声だけど
つくられた見せかけか…
まことのこころ投影されたものか…
こころ無いのはすぐに
まだわかる…だからくるしくなって
消す
生きてる
あんまりだな…これは
毒
となれば
身をこころを守ろうと
消すんだ…
シーちゃんに独り言は
くるしいよ…
くるしいよ…
で
止まった
生きてないぬいぐるみにも
ごめんなさいした
ラジオ
すでに
ラジオに出るようなにんげんならば
なにか成し遂げたひとたちの言葉だろうに
あるひとは
考えないで動くのがよいと言い
あるひとは
こわくても良いから
こわい自分を認めろと言い
あるひとは
キレる…
老年医学系という医者だってキレる
医者じゃないひとならもっと…
だけど
もう老人の医者が
もう老人の患者?相談者?
専門家だろうと安心して
弱々しく嘆いてしまえば
途端に
キレる…
それって…
とてもかなしいな
自分はこうだ!
みんな実践しろ!みたいな…こわい
老人は
老人になるってことは
ちいさい子どもよりも
ちいさいにんげんになること…
知ってるんだ
何度も
おなじ自慢話
お気に入りストーリーして
わくわく褒めて…って
待ってる
自慢して
褒めてもらっていないと
安心して生きておれなくなるんだろうな
って
知ってる
キレることないけど
褒めたりもしないけど
ずうっとお話聞いたもの…だれの話も
生きていられるならば
生きてゆけるところで
生きていてくれたら…と聞くんだけど
自分
ごり押しの挙句
キレるならば
ましてや
それ医者なら
かなり
こわい
いまや
こわいにんげんだらけでも
わたしもにんげんで
わたしは
悪だ
それでも
だれか
止められないかな…
そんな恐怖のにんげんが
世界の
安全
ぶっ壊してくなあ…
毒
明らかな毒
だれもが
じわじわ
汚染されてゆくみたいいまだもの…
今日
あの水道水
恐怖の水道水
おもってた
放射性物質に汚染されていると
それでも健康被害はありませんので
安心して水道水を飲んでくださいと
原発ぶっ壊れたときのニュースだ
聞きながら
安心もできないけど
水道水飲んでたあのとき
お水いっぱい飲むわたしは
放射性セシウム入り水道水
いっぱいいっぱい飲んだんだ…
赤ちゃんには
ちいさいひとには…って祈ってたな
スーパーでは老人たちが
水を買い込んでいたっけ…
安全は
神話だった?
安全神話崩壊?
安全
神話にしたのも
崩壊させてしまったのも
にんげん
古くて壊れかけの原発を
使えるだけ使わなくてはいけないなんて…
この地震多発のいま
祈ることきりは
かなえられて
なにひとつも
祈るいまだな
地震
災害
戦争
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
ごめんなさい…なんにもかなわず
祈るきりのわたしになった
音楽
映画
テレビも本も
たのしみのような
なにひとつもできない
はらはらどきどきふらふら
ただ生きて
ただ食べて
自分からなにかを
ひとつも
できない…ごめんなさい
動けなくて
ごめんなさい
たどれば
神話
まで
たどりつくのだという
天皇の
道
神話
史実
それら
神秘的にすること
そんなこころ
一切無い
自分は
ひとだと
にんげんだと
自ら言った
昭和天皇
教育勅語は
知らない
わたし…
親に
体罰を受けたことも無い…
おねえちゃんが
弟が
パパに
ママに
厳しい鞭?
愛ある鞭だろう…親身のあまり
おもうあまり愛するあまりの
咄嗟の
パパママも
予期せぬ行動だっただろうに
やめて…って言えなかった…
服従
支配
そんなつもりは
無いだろうって
わかっても
こわかった
たとえ
愛するわが親でも
こわかった
いま
こわくないわけ無いいま
怒り
憎しみ
貶めること
諍い
喧嘩
事件
暴力
戦争
戦争
ほんとうに
こわい…
記念すべき百年?
総理大臣の言葉
短く
端折ったのを
ラジオに聞く
天皇陛下は
御言葉無し
そうか…
天皇家だ
秋篠宮家
では無く
天皇家
天皇家が
つなげられて欲しいだけ
それだけなんだな…って
わかった
よわって
ほんとう
皇族がたは
殊に
天皇家は
ほんとう
こらえられたことだ…とわかった
上皇后美智子さま
お声を失くされた
雅子さま
愛子さま
こころを
生きるため
生きて保つために
生きてこられるのに
正気でおられるために…
昭和天皇
上皇
天皇陛下
ともに
こらえて
この国の
象徴として
そのお務めを
ひたすら果たしてくださって
祈ってくださっている
戦争
この国も
侵略した…
靖国は
いくさ
戦争に
殺されたひとたちの御霊
眠るところというのに
いまだに
政治の
思想の色濃く
国家に利用されている
千鳥ヶ淵
どこか違うところでもいいから
だれでもが
だれかもわからない犠牲者の御霊
朝鮮や台湾のひとたちの御霊も…みんな
みんな
だれでも
もっともっともっといつでも
なんの躊躇なしにゆける墓所
あったらな…っておもって
お寺お墓もゆけなくなったわたし
こころ
まことのこころ
いつでも
灯りともされて
いつでもわたしを
ともしてくれている
まことのこころ
照らしてください…
祈らせてください…
なんにもかなわなくなって
ただいっぱい食べて
迷惑かけて生きて
ごめんなさい
ごめんなさい
手を合わせて祈っていた
祈る
戦争が終わりますように
戦争が無くなりますように
世界が平和になりますように
ぜんぶ
ぜんぶが
間違っていたとしても
なんにもできないいまも
生きていて
生きるあるいま
さいわいと
手を合わせる夜
かならず
無事に…いま
生きていてください
転んでいないように
怪我していないように
お水いっぱい飲んで
いっぱいなんでも食べて
無事に
火の用心
かならず忘れずに
かならず
かならず
無事にいてください
迷惑かけるばかり
動けなくて
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ありがとう
ありがとう
ありがとう
おやすみなさい