シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

歪められてゆく

自ら無用と

自ら無徳と

想念

わけば

 

南無阿弥陀佛

南無阿弥陀佛

南無阿弥陀佛

 

わいてくるそのまま

お念仏といる

 

南無阿弥陀佛

 

よわるって

判断つかない

 

なんにもできなくて

食べられもしなかったら?

それがずっとずっとつづいたら…?

コロナのときにご近所さんにも

スーパーで出会った女性にも

聞かされたこと

現実なんだなと聞いたこと

おもう

 

行ってみたらもう息がなかった…

あれ

おもうけど

 

行ってみたらか…幸福なひとなんだな

と聞いたわたしだったな

 

ひとに

無用

無徳と

いらないと

知らされたならば…

ひとならば

いらないところにゆくのは

いらないいのちかと

そうして生きるのは

申し訳無くて

生きた心地無くて

 

迷惑かけてばかりだから…

他力に生きて

なんにもできなくて

生きていられるのは

一切他力

 

おねえちゃんのおかげなのに

なんにもできないな

ごめんなさい…

 

ものたち

ではなく

わたしが無用としても

何度となくそう絶望しても

かならず

生きて

おしまいは

かならずあたえられるから

 

生きてあれば

それきりを

捧げて

今日をいまを

生きよう…と

生きているいま

 

 

無用

無徳

 

 

 

諸行無常

果てしない…

きっと

妄念

邪心

手放せないならば

 

一生

そこには立てないな…

そこから

味わうこと

わかること

見えてくるこころ

一生たどりつけないな…

 

南無阿弥陀佛

 

がたがた震えきそうな

 

なんだ?シーちゃん…って

 

真夜中

地震が…

 

物凄い音立ててきた

 

破壊力を感じる音

その原因も

謎の音立てて

 

ただ一瞬の揺れに

破壊音くるのは…なんで…

わからず

 

また眠れない

 

でも

地震の恐怖に支配されているんだ

自分に言って

生きていたら

生きてるきりは

いつもおんなじだよ…自分に言った

そうして

 

いま

恐怖の芽に

つなげられないことなんて

これは平和と

安心だと

確信できるものの

ひとつとしてないいまだよ…って

手を合わせていた

 

自分の

震えるこころに

言った

 

お念仏した

 

どんな恐怖に遭っても

おしまいの

そのとき

ありがとうと

終えられたら…

 

どんなにか

どんなにか

有り難いことだろうか

 

自ら

って

すべて他力って

 

一切他力とは

そういうことではありませんか…

 

もしも

違っていたら

誤っていたなら…ごめんなさい

 

阿弥陀さまに

手を合わせた

 

仏教画の阿弥陀さま

男女

超越した

お姿

半眼

どこまでも

うつくしく

おだやかな

阿弥陀さま

 

こころに浮かんだ

 

ただ

お念仏

 

ただ

手を合わせて

お布団に

震えた

 

 

戦争

戦争にあって

怯えて生きるって

 

想像絶することだ…

 

阪神淡路大震災

東日本大震災

能登も

みんな

 

戦争みたい…と

その都度に恐怖したのに

 

備え

なんにもできていない

 

戦争は…

想像もつかない

 

落ちつき始めたらすぐ

妄念くる

だらしなさ

 

壊れた大きな冷蔵庫を

どうにかしなくちゃ

生きるもかなわないよ…

 

パパの古い冷凍庫は

ママのお世話させてもらったときに

大活躍してくれたな…ありがとう

あれで夏

しのげるだろうか…パパ

 

順序よく働いてくれない…というか… 

もうまるで靄がかかってしまった

ずっと考えられない頭

そのなかには

 

ごめんなさいがいっぱい…

 

ありがとうがいっぱい…

 

どうしたらもいっぱい…

 

おねえちゃんに

ありがとうと

こころ

いっぱいになった

 

わたしが

わたしだったから…ごめんなさい

すぐ

邪心

 

ごめんなさい

 

ひと

いま

どんないまだって

いまと生きるしか

生きるは

たちまち

消えてしまうんだ…

 

 

お片付けして…も

いっぱい

いっぱい…いっぱいだな

 

そこに

恐怖

 

 

生きているよ…ありがとうだよ…って

ただ生きてこられたなあと

ありがとうと

また食べられた…ありがとう

 

 

やりきれない事故の続報

聞いていた

どこかで

だれかが

止められなかったのか…

 

あらゆることは

それら

止める

たくさんあるな…

 

殺されてしまった総理大臣のときにも

ほんとうにそうおもわれて

 

犠牲になった被害者の総理大臣は

ある面では

加害者でもあって

被害者の息子が

加害者になって…

迷っていた…

 

明らかに迷いの果ての凶行とおもってた

止まれる機だ…迷いは

それがわかるから迷ってたんだろうにな

 

運命と

運命論まで掲げて歪めて打ち消して

 

凶行に及んでいた…

 

南無阿弥陀佛

 

その陰に隠されて

歪められてしまった真実も

まだそのまま…

 

 

自ら

 

ひと

くるしみ切れたならば

くるしみ抜いていたならば

かならず

自ら

見る

こころ

 

まことのこころ

 

荒行

途絶えずあるのは

 

いまこの世には

くるしみ切れる時間

くるしみ抜ける場所

どこにも無いからだろうな…

 

 

なにも

発心したひと

信あること

ばかりじゃない…と

パパおもっていた

 

パパ

お酒

自ら

やめた

 

取るに足らないばかなことだけど

わたしは

目をわるくしても自転車乗ってて

遠近感がまったく無いのに

気をつけてたら平気と無茶してた

 

ある日

事故った

というか…

自動車の運転手が

一時停止を無視して

そのひとの勤務先の会社の敷地から

塀の陰から

飛び出して来てしまって…

 

気のよわいわたしは確認して

かならず徐行して余地残していたから

骨折にはならなかったけど

自転車ごと転倒した

 

フレームの

アンダーチューブを足首で挟んで転倒

手をついて

挫傷は深くても

頭を打ちつけずに済んだんだ

 

自転車は

アンダーチューブが

歪められ

オシャカ…

 

ひとよい?

友に…あの子に

叱られた…事故にもしなかった

警察も呼ばなかった

自転車は置いて歩いて

バイト先に行ったんだ

 

足首は倍に腫れ上がり

両手の挫傷は

感染おそれて

病院にゆき

叱られた…

 

破傷風になったりしたら死んじゃうよ

来てくれたのはよかったけど…って

 

 

それでも懲りずに新しい自転車にして

しばらくは

びくびく乗ったけど…だめだ…って

自分の声するみたいで

自転車

やめた

 

バスにした

時間つくって

歩きにもした

 

怪我した足首の太さは

どんなに時間経っても左右差がある

ズボン突き破って筋膜みたいなもの…

剥き出しになった膝周辺の挫傷の痕は

消えないよ…と医者が言ったけど

 

いつしか

消えて

 

パパ

よろこんでくれたなあ

 

生きていたらいいんだ!って

でっかいこと言って

安心させながら

気にしてたんだとわかった

わたしは気にしてなかった傷を

きっと

ずっと

パパは

目のことや

よわいことや…気にかけてくれてた

 

 

自分は

おしまいに近く

お水も飲めなくなって

パパは

あかるく

晴れやかになってくれた

 

おねえちゃんとなかよくやれ…って

笑って

よろこんでたパパ

 

おねえちゃんが眠れてるか

事故おこさないか

 

弟が

飲み過ぎてないか

 

心配してた…

 

 

ごめんなさい

 

パパ

おもう夜

ただ

おもう夜

 

 

いま

なにか

強大なものを乱用して…

なにもかもいっしょくたに

歪められてゆくことは

恐怖だ

 

そのなかには

 

根幹

 

にんげんが

にんげんとして

生きてゆけるかの

失ってならない

大事

ある

 

紛れて

ただ

歪められてゆくから

 

こわくないはずがないいまだよね…

 

パパに

祈る

 

お浄土に祈ってくれるパパに

祈って

ごめんなさいした

 

ごめん…ごめんなさい

 

わたしにも祈らせてください

 

 

戦争が終わりますように

 

戦争が無くなりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

こわいきりも

有り難いと

祈る

 

おねえちゃんに

ありがとう

伝えられず

よわって

ごめん…ごめんなさい

 

熊に

遭遇して

襲われるようなきもちしか

しないんだな…

にんげんはひとりも

だれも歩いていない道を

いつも

どこまでも

歩いて用事をしていたから…こわい

 

 

ごめんなさい

 

 

 

機は

 

自ら…

 

 

それでも

生きていたら

 

生きてさえいたならば

さいわい

 

有り難い

有り難い

いのち

 

 

生きて

無事にいてください

 

生きていられました…こわくても

またいっぱい食べて

ごめんなさい

 

 

中国

テレビに見た

子どもたちは

国家のエリートの世継ぎか…

万が一にも

狂ったように振り回してる造花を

大統領に

ぶん投げたり絶対にしない

未来が約束されてある

不自由な子どもたちだ

 

あれを

平和と

賛辞しなくてならない

 

とにかく不気味

どちらも黒い思惑の駆け引き

 

利害の引き合い

どす黒いな…とテレビ見た

 

日本の窮地は避けられたように

 

祈る夜

 

 

倒れないで

怪我しないで無事に

 

転ばないように

火の元にも

かならず気をつけて

お水いっぱい飲んでください

なんでも食べられて

やすめるように

 

 

かならず

かならず

無事にいてください

 

こわくて

動けない…ごめんなさい

 

ごめんなさい

 

ごめんなさい

 

 

ごめんなさい

 

 

ありがとう

 

ありがとう

 

 

ありがとう

 

 

おやすみなさい