シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

いちにち

いちにち

生きた

 

ありがとう

 

お仏壇のまえ

正座して

 

すこし

安心した

 

いのち

限りあるいのちだなあ…

シーちゃん

 

 

あちこち

もの

床に

置かれたままなのに

 

体力

あるうち

猛暑がくるまえに

 

ずっと

気にかかり

重たくのしかかっていたことの

つづきをした

 

体力の

見当が

はずれる…

 

いつも

いつも

はずれるなあ

 

終えられなかったけれど…

 

ありがとう

終わりにした

 

 

お片付け

いちにちに

かなうこと

ほんの

すこし…

 

 

ごみ

やがて

かならずや

有料となるだろうなあ

 

 

お米も

国産米が

食べられなくなるかもしれない

って

 

もっと

たくさん

ご飯を食べたらよいのだろうなあ

おもったら

 

オートミールより

国産のお米と大麦

って

 

米粉

食べたら?

とか

 

米粉

普及して

市販のパンは

米粉になったらなあ

とか

 

もの始末しながら

考えてた

 

どうして

小麦?

って

 

ああ

そうか…

 

戦争に

敗けてしまったから…

小麦粉で

パンか…

って

おもってた

 

 

 

いちにち

ゆく

 

 

終えられなかったけど…

重たいもの

手をかけること

かなって

 

減らせた

 

 

ありがとう…

 

 

ただ

申し訳ない

きもちして

 

はらはら

追われて…

 

それでも

 

ひとつ

 

いちにち

 

つないでもらった

 

 

ありがとう…

 

 

ごめんなさい…

 

ごめんなさい…

 

 

 

やすめていますように

 

倒れていませんように…

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい